随意契約事前確認公募

随意契約事前確認公募
平成28年6月15日
国立研究開発法人海洋研究開発機構
分任契約担当役 経理部長 池川 和彦
(公印省略)
1.公募に付する事項
(1)事業名:平成28年度 超音波水槽設備点検整備
(2)募集の主旨
本件は、海洋研究開発機構
横須賀本部内の海洋工学実験場に設置されている超
音波水槽設備の点検整備を行うものである。
以下の応募条件を満たし、本業務を提供できる「特定事業者」を契約の相手方と
する予定であるが、当該特定事業者以外の者で下記の応募条件を満たし、本業務の
実施を希望する者の有無を確認する目的で、参加希望書類の提出を求めるものであ
る。
なお、公募の結果、応募条件を満たすと認められた者がいない場合は、当該特定
事業者との契約手続へ移行するが、応募条件を満たすと認められる応募者がいる場
合には、特定事業者と当該応募者に対し、新たに企画書・技術審査資料等の提出を
要請し、競争契約手続きへ移行することとする。
(3)業務概要
別添仕様書のとおり。
2.公募に応募するものに必要な資格に関する事項
(1)予算決算及び会計令(昭和 20 年勅令第 165 号)第 70 条及び第 71 条の規定に該当
しない者であること。
(2)平成 28・29・30 年度
全省庁統一競争入札参加資格において「役務の提供等」を
取得している者であること。
(3)契約担当役等から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。
(4)本公告に示した業務を指定する日時、場所に十分に履行できることを証明した者
であること。
(5)本公告に示した業務の全部若しくはその主たる部分を第三者に委任、又は請け負
わせる者でないこと。
1
3.応募要件
(1)株式会社エヌ ゼット ケイ社製
超音波水槽設備に関する知識を持ち、装置の設
計について熟知していること。
(2)当該装置の正常な動作確認ができること。
(3)別添仕様書に記載の内容について、実施可能なこと。
4.応募方法
(1)公募の期間 平成28年6月15日(水)から平成28年6月24日(金)まで
(2)本公募の条件を満たし、参加を希望する者は、本公告2.及び3.に示す資格及
び要件を満たすことを証明する資料を添付の上、以下の期日までに5.まで提出す
ること。
期限 平成28年6月27日(月) 12:00必着
(郵送可能ただし、書留郵便等記録が残るものに限る)
(3)上記資料の様式は任意(ただし、用紙サイズはA4版又はA3版とする。
)とする
が、応募事業者の意思決定が確認できる書類とする。
(4)上記資料の提出があった場合、当機構は、業務遂行確認審査を行い、当該応募者
が応募資格等を満たすと認められた場合には書面にて通知するとともに、特定事業
者と当該応募者に対して、企画書・技術審査資料等の提出を要請し、競争契約手続
きへ移行する。
(5)上記資料について、当機構から説明及び追加資料の提出を求められた場合は、そ
れに応ずる義務を負うものとする。これらの義務を履行しない者の資料は、公募要
件を満たすことを証明する資料として認めない。
(6)その他
1)手続きにおいて使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨とする。
2)上記資料の作成及び提出に係る費用は応募者の負担とする。
3)提出された資料は、業務遂行確認審査以外に応募者に無断で使用しない。
4)一旦受理した資料は返却しない。
5)一旦受理した資料の差し替え及び再提出は認めない。
6)資料に虚偽の記載をした場合は、当該応募者の資料を無効とするとともに、取引
停止措置を行うことがある。
5.連絡先
〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2番地15
国立研究開発法人海洋研究開発機構
経理部 契約第1課 伊澤 葉子
TEL:046-867-9126
FAX:046-867-9125
2
1600745100X1
仕
様
書
1.件
名: 平成28年度 超音波水槽設備点検整備
2.概
要: 本仕様書は、海洋研究開発機構(以下「当機構」という。)海洋工学実験場に
設置してある超音波水槽設備点検整備について定める。
3.履行期限: 平成28年11月30日 (水)
4.履行場所:神奈川県横須賀市夏島町2番地15
国立研究開発法人海洋研究開発機構
海洋工学実験場
5.仕
様
対象設備
(株)エヌ ゼット ケイ社製
超音波水槽設備
(1) 超音波水槽設備点検整備
超音波水槽設備の機能を適正に維持するため、以下の点検および整備を実施する。
1) 送受波器位置検出制御装置 駆動部点検
① 外観目視点検
② 作動状態確認
③ 安全装置の作動確認
④ 軸受、歯車、チェーン機構部点検および注油
2) 送受波器位置検出制御装置 電動機点検
① 外観目視点検
② 作動状態確認
③ 絶縁抵抗測定
④ 接続端子部の清掃および増し締め
3) 計測室内操作盤(遠隔操作盤)点検
① 外観目視点検
② 継電器の作動状態確認
③ 絶縁抵抗測定
④ 接続端子部の清掃および増し締め
4) 機側操作盤点検
① 外観目視点検
② プリント基板およびソケット部清掃
-1-
1600745100X1
③ 継電器の作動状態確認
④ 電磁開閉器の点検
⑤ 絶縁抵抗測定
⑥ 接続端子部の清掃および増し締め
5) パルス発信器点検
① 外観目視点検
② プリント基板およびソケット部清掃
③ フォトセンサの作動状態確認
④ 絶縁抵抗測定
⑤ 接続端子部の清掃および増し締め
⑥ 機構部点検および注油
6) 送受波器位置検出制御装置の機構部・可動部ケーブル点検
① 外観目視点検
② 絶縁抵抗測定
7) 送受波器位置検出制御装置の作動性能検査
① 旋回、昇降、横行、走行の各動作における速度および作動性能について検査をする。
検査は整備開始前および整備終了後に行い、計測室から遠隔操作および機側盤の直
接操作にて実施する。
② 検査項目
ⅰ 旋回 左・右方向について行き及び戻り[デジタル表示とアナログ表示の比較値]
各 0° 60° 120° 180° 240° 300° 360° 370°
ⅱ 昇降 上昇および下降 [デジタル表示と実測値の比較値]
各 0mm
1000mm
3000mm
4000mm
5000mm
ⅲ 横行速度
ⅳ 走行速度
8) その他
点検整備中に異常が認められた場合は、実施可能な範囲(予備品交換、増し締め等)
で整備をする。
(2) 作業日程
1) 作業時間は、原則として平日 9 時から 17 時 30 分までとする。
2) 整備・検査等の詳細等は、事前に十分調査を行い、当機構担当者と協議すること。
(3) 長期更新計画書の策定
点検整備実施後、各部の不具合箇所、摩耗箇所等の経年劣化箇所について当機構担
当者に説明する。また、その対応策と整備計画を長期更新計画書としてまとめ、文書
-2-
1600745100X1
にて提出する。
6.安全管理等
(1) 各作業および機器の取扱いは、法令に定められた資格を所持し、また教育等を修了し
た者が行うこと。
(2) 作業に際しては、各種関係法令を遵守の上で安全管理に万全を期すとともに周囲の安
全、環境に十分留意すること。
7.官公署への届出
作業の実施に必要な官公署等への手続きがある場合は、受注者が速やかに行うこと。
8.検
査
本件に関する作業完了後、当機構担当者の立会のもと本仕様書の記載事項を満たして
いるか検査をする。
9.保
証
作業遂行中、受注者の責任に帰すべき事由により事故が発生し、当機構が損害を被っ
た場合は、遅滞なくその損害発生の事実・損害の状況および範囲など事故の経過および
結果を口頭ならびに文書で当機構へ報告することとする。また、受注者は誠意を持って
当機構と協議し現状復旧する。
保証期間は本作業終了後 1 年間とし、期間内に受注者の責による不具合が発生した場
合には、機構の指定した日までに無償で修理または代品を納入する。
10.守秘義務
本業務を遂行中に知り得た事項について、発注者の承諾を得た場合を除き、他に漏ら
してはならない。
11.個人情報の預託有無
無
12.提出書類
提出書類は以下のとおりとする。
(1) 工程表
契約締結後 14 日以内
1部
(2) 検査成績書
履行期限内
1部
(3) 作業報告書
履行期限内
1部
-3-
1600745100X1
(4) 作業写真
履行期限内
1部
(5) 長期更新計画書
履行期限内
1部
13.そ の 他
(1) 作業の着手に先立ち、当機構担当者に対して作業手順および工程等について説明を行い、
了承を受けた上で作業に着手することとする。
(2) 仕様書に記載に明記がなくとも機能上、構造上当然必要と認められるものは当機構担当
者の指示に従い契約金額内で実施する。
(3) 作業遂行上必要とされる電気・水道については当機構担当者の許可及び指示を受けた上、
無償で使用できるものとする。
(4) 作業において発生した廃材等については、全て機構外搬出とし、関係法令等に従い適切
に処理する。
(5) 不具合が発見された場合は、当機構担当者に連絡の上、指示を仰ぐこと。
(6) 作業場所以外の場所及び施設には、無断で立ち入らないこととする。
(7) 仕様書及び作業実施において疑義が生じた場合は、当機構担当者と協議の上、決定する。
-4-