医療技術学科のシラバス

科目名
郷土の歴史と文化と生活
History, Culture, and Life in Omuta
担当責任者
科目責任者 : 木村 俊幸
PT : 行平 崇、丸山 倫司
OT : 沖 雄二
NS : 北原 信子、荒巻 初子
RT : 青山 良介
MT : 西園 与之、大塚 徹
標準履修年次
1年・前期
必修選択別
単位数
必修
授業の概要 (ねらい)
1単位
地域学の視点から、広く日本の生活・文化と関連づけながら、大牟田の歴史・文化・生活を考える。日本最大
の炭鉱「三池炭鉱」が日本の近代化に果たした役割を背景に、日本の文化、生活習慣などがどのようにして創
られ定着していったかを学ぶとともに、人間生活の重要な要素である地域コミュニティの現状と、そこに見られ
る特色や生活の実相を理解する。
また、大牟田を様々な角度から解説し、フィールド・ワーク等をとおして実際にその生活と文化に触れることに
より地域全体の理解を深める。さらにこれらの学習をもとに医療技術者の視点から大牟田を中心とした県南部
地域の将来を展望する。
授業の到達目標
1.大牟田の歴史、文化に関する学習を通じて地域の特徴を深く理解することができる。
2.将来の医療従事者として、大牟田及び福岡南部地域が直面する諸問題について学び、それをもとに将来
の展望がもてるようになる。
3.大牟田地域の理解を通じて、各種のボランティア活動に自主的に参加して社会に貢献できるようになる。
成績評価の方法および基準
1. 課題レポート(30%) ルーブリックを用いて採点をする。
2. プレゼンテーション(20%) ルーブリックを用いて採点をする。
3.定期試験(50%)
教科書
参考書
教科書は使用しない。毎時間、資料を配布。
1.ふるさと散歩 中川原廣吉 有明新報社刊
ふるさと歴史探訪 中川原廣吉 有明新報社刊
2.三池住貞吉と日本のカルタ 野口晋一郎 大牟田
市教育 委員会
3.地の底のヤマ 西村 健 講談社
4.DVD 三池 終わらない炭鉱(やま)の物語
準備学修の内容
上記に挙げられている参考文献を含め、各回の授業で取り上げられるトピックについて文献を渉猟したり、イ
ンターネットなどで情報を得て、授業で習ったことが確実に自身の知識として身につくよう、事前に準備をして
おくこと。
その他履修上の注意事項
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回数
担当教員名
1
専任担当教員
全員
2
3
山田 元樹
(大牟田市総務課
市史編纂室長・学
芸員)
中尾 昌弘
大牟田市長
授業内容
この授業の目的、概要、成績評価などについての全般的な説明をする。
*古代、中世、近世を通じた大牟田の歴史について学ぶ(仮)
*大牟田の現状と将来構想について学ぶ(仮)
4
西村 直
(前大牟田市社
会福祉協議会
長、元大牟田医
師会長)
5
大牟田市
保健福祉部長
*大牟田の保健医療福祉とまちづくりへの取り組について学ぶ(仮)
6
大牟田市教育長
*大牟田の教育行政とその課題について学ぶ(仮)
7
大牟田市
産業経済部部長
*大牟田の産業 産業振興ビジョンと地域経済活性化の取り組みについて学ぶ(仮)
8
大牟田市消防長
*大牟田市における、地域の防災と救急医療について学ぶ(仮)
*大牟田地域の高齢化社会について、医療と福祉の観点から学ぶ(仮)
9
10
11
担当教員全員
大牟田石炭産業科学館、旧三井三池宮原坑、三池港・旧三井港倶楽部、大牟田市立三池カルタ館など、さ
まざざまな歴史的建造物や施設を実地に訪問することを通して、これまでの授業で学習した内容を具体的に
検証し、深めていく。
12
山田 禮次
中川原 廣吉
*筑後・大牟田とその周辺の文化について学ぶ(仮) 山田禮次 元荒尾市議会議長
*ふるさと散歩~大牟田再発見~――いくつかの歴史的建造物に拠って、地域の歴史について学ぶ(仮)
中川原廣吉 三池史談会理事
13
担当教員全員
*「学生が描く未来大牟田」グループワーク
これまでの学びを通じて、将来の医療人としての観点から地域をどのように展望するかについて
各科に分かれてグループワークを行う。
14
担当教員全員
*「学生が描く未来大牟田」グループワーク。各科に分かれて行う。
15
担当教員全員
*各学科代表によるプレゼンテーション
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科目名
担当責任者
医用治療機器学Ⅰ
堤 善充 ・鈴木理功
Medical Treatment Device Ⅰ
標準履修年次
2年・前期
必修選択別
単位数
必修
授業の概要 (ねらい)
2単位
医用治療機器学Ⅰでは必要な電気基礎を手始めに、心臓の構造、心臓から得られる電気的信号である心電
図の基礎を学ぶ。また、不整脈に対する除細動器やペースメーカーの適応について解説する。さらに、医療
現場には従来のメスだけではなく、超音波凝固切開装置や電気凝固切開装置、RF波メスなど特別な物理現
象を利用した治療機器が活躍していることから各治療機器の原理を理解し、管理・運用まで学習する。
授業の到達目標
1. 治療に用いる物理エネルギーの種類と特性を理解する。
2. 各治療機器の特性や原理を理解する。
3.各治療機器の臨床現場における役割について理解する。
成績評価の方法および基準
授業小テスト:20% 期末試験:80%
2回目以降の講義では前回の講義内容に準じた小テストを実施し解説を行います。
教科書
参考書
改訂第6版 MEの基礎知識と安全管理 南江堂
臨床工学講座 「医用治療機器学」 医歯薬出版株
式会社
臨床工学技士 先手必勝 弱点克服完全ガイド
メジカルビュー社
臨床工学技士 イエローノート 臨床編メジカルビュー
社
準備学修の内容
初回講義終了後に次回講義までに学修して頂きたい要点を提示する。2回目講義終了以降も同様に行う。
その他履修上の注意事項
医療治療機器学Ⅰは臨床工学技士国家試験に多く出題される分野ですので、教科書に記載されている内容
は必ず理解(記憶)して下さい。
欠席は1回3点、遅刻は1点の減点対象となります。
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回数
担当教員名
授業内容
1
鈴木 理功
治療の基礎Ⅰ:治療に用いる物理エネルギーの種類と特性(作用・副作用)について解説す
る
2
鈴木 理功
治療の基礎Ⅱ:治療に用いる物理エネルギーの種類と特性(作用・副作用)について解説す
る
3
鈴木 理功
「ペースメーカー」について 主に不整脈について解説する
4
鈴木 理功
「ペースメーカー」について ペースメーカーの原理について解説する
5
鈴木 理功
「ペースメーカー」について ペースメーカーのペーシングモード等について解説する
6
堤 善充
心臓カテーテル治療について解説する
7
堤 善充
臨床工学技士のカテーテル治療、またペースメーカー治療領域での業務内容について解
説する
8
堤 善充
「カテーテルアブレーション」の基礎ついて解説する
9
堤 善充
「除細動器」ついて解説する
10
堤 善充
「除細動器」の保守・点検について解説する
11
堤 善充
「電気メス」について解説する
12
堤 善充
「電気メス」の保守・点検について解説する
13
堤 善充
「マイクロ波手術装置」について解説する
14
堤 善充
手術室にて用いる他の電磁治療機器について解説する
15
堤 善充
医用治療機器学Ⅰの第1回から第14回授業のまとめ
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