平成 28 年度 夏季研修会 【実践ワークショップ】のご案内 明日の保育や授業を充実させたい・・障害や発達のことを知りたい・・ 有効な教材・教具の情報が知りたい・・特別支援教育について知りたい・・ 本校からの実践の発信と情報交流の場に、たくさんの先生方のお越しをお待ち しています! 青葉若葉のみぎり、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。今年も滋賀大学教 育学部附属特別支援学校の夏季研修会「実践ワークショップ」をご案内申し上げます。 本校教員の「持ちネタ」を中心に、日々の研究と実践の成果をふまえ、話題提供させて いただきます。各テーマについて「学びたい」 「語り合いたい」 「このチャンスに始めて みたい」 「いろんな参加者と違った視点から考えてみたい」という皆様、ぜひ一緒に学び 合いましょう。少人数のグループでじっくり学び合える分科会を作っていきたいと考え ています。公務ご多忙中の折とは存じますが、ぜひ、ご参加くださいますようご案内申 し上げます。また、教職をめざす大学生、大学院生のご参加も歓迎いたします。 (滋賀大学教育学部附属特別支援学校 校長 岸本 実) ■主 催 滋賀大学教育学部附属特別支援学校 ■日 時 平成 28 年7月 29 日(金) 13:30~16:30(受付13:00~) 13:30~16:30(受付13:00~) ■会 場 滋賀大学教育学部附属特別支援学校(会議室、ランチルーム、プレイルーム、生活訓練 棟、各教室 等) ■参加費 300円(資料、お茶代として) ■対 象 滋賀県内の保育所 (園) 、こども園、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学 校の教職員、教職を目指す大学生や大学院生 ■実践・報告内容のご紹介 分 テ - マ 内 容 担 当 者 野 1 通常の学級等にお ける、特別な支援の 必要な子どもへの 対応、支援や授業 改善、校内体制 ~保育所(園)・こど も園・幼稚園・小学 校・中学校について 考える~ 2 自閉症スペクトラ ム児の特性理解と 支援 3 在学中から卒業 にかけての本人を 支える支援機関 との連携について 4 子どもの構音改善 に向けての簡単な ことば遊び 5 子どもが絵本と親 しくなるために 〜絵本の読み聞か せを通して〜 通常の学級等において、日々、支援の必要な子どもへの対応 や授業改善等に取り組まれている先生方と一緒に、子どもの育 ちを支えるための必要な支援とは何かを考えていければと思い ます。 申し込み後に参加者の方から日頃の課題を伺い、「保育所 (園)・こども園・幼稚園」 「小学校」 「中学校」の3つの分散会で、 環境調整、学級経営、授業の工夫、校(園)内体制など、整理しな がら、より良い支援のあり方、幼児、児童生徒理解について参 加者の皆さんと一緒に考えます。助言者の先生方からもアドバ イスをいただきます。 最後に各分散会の交流と北脇先生の講話を予定しています。 【助言者】 ・北脇 三知也先生(LD学会名誉会員、特別支援教育士スー パーバイザー) ・平田 保則先生、毛利 由夫先生(本校「発達障害の可能性 のある児童生徒に対する早期支援研究事業」発達障害支援アド バイザー) ・山田 朋子先生(近江八幡市立八幡東中学校、特別支援教育 士) 【各分散会:10~15名程度】 自閉症スペクトラム児への支援を考えた時、特性を正しく理 解し、本人のニーズに応じた支援の在り方を考察する必要があ ります。日常生活で人とかかわる中でどのように情報を受け止 め、整理しているのかを把握することが本人のニーズに応じた 支援を考える際のはじめの一歩になると考えます。この分科会 では、自閉症スペクトラム児の特性理解について考え、学習場 面の様子から日々の実践に生かせる必要な支援のポイントを一 緒に見い出せればと思います。 【定員:15名程度】 ○在学中における福祉サービス利用の種類や利用の仕方につい て ○学校卒業後どの機関にどのように繋いでいくのか、また大津 圏域、湖南圏域における各種支援機関の情報(モデルケースを 通して) ○高等部卒業後の進路先の情報 (○時間によっては、高等部「職業」の取り組みの体験) 【定員:10名程度】 発音がはっきりしない、聞き取りにくい、正しく発音できる ようにしてあげたい‥‥子どもの構音に関する悩みや質問は多 いです。この分科会では、構音の発達についての理解を深める とともに、家庭や学校、園でできる構音改善のためのトレーニ ングや留意点、簡単なことば遊びを体験しながら子どもの正し い構音について一緒に考えましょう。参考になりそうな本や資 料なども用意します。 【定員:5~6名】 子どもが絵本と親しくなるために・・・・・私たちに何がで きるでしょうか。 絵本はたくさんのことを教えてくれます。絵本を通して、私 たちは子どもと世界を共有することができます。 そんなすばらしい絵本たちを、あなたはどんな風に読み聞か 井上 米田 福谷 梶谷 定森 山本 照美 正司 芳恵 素女 多貴 祐美 寺田 慧 森 あゆみ 井口 貴之 花木 誠 堀口 毅 宮﨑 充司 辰巳 明子 重田 美和 竹之内 螢 6 7 8 9 せていますか?この分科会は、読み聞かせの実践について交流 しながら絵本について理解を深める会にしたいと思っていま す。 当日はちょっとした読み聞かせのスキルも紹介しながら、参 加者同士で実際に絵本の読み聞かせをしあいます。絵本の読み 聞かせがマンネリ化している方も、絵本の読み聞かせ大好きな 方も、ぜひみなさんのご参加をお待ちしております。 持ち物 自分が読み聞かせしたい本1冊(大好きな本1冊とい うことです) 【定員:12名】 本校でのタブレット活用実践 (Kahoot!と Facetime など)を紹 タブレット端末と 介します。 電子黒板でつくる 参加者どうしでのICT機器の活用事例の情報交換も行うこと 授業実践の紹介と ができればと考えています。 体験Ⅱ 【定員:10名】 音楽を聴くのは好きだけど、自分が音楽をするのはどうも苦 手。まして音楽の授業担当になったら、どうやって進めたらい いのかわからない、なんてことはありませんか。 音楽の授業ならで 楽器があまり得意でなくても、こんな内容なら、こんな進め の楽しみを、再発見 方なら、子どものこんな姿を大事に出来たなら、そんないくつ しませんか? かのコツを事例や体験を通して知り合うことで、ほかの教科で はできない、音楽ならではの出会いや感動のある、すてきな時 ~まずは教師が音 間にできることをイメージできる機会に出来ればと思います。 楽を(子どもの表現 参加者の皆さんで、まずは教師が音楽をたのしい!ここちよ を)、楽しむコツの い!と思える体験をしてみませんか。「へー、こんな事でいい のか」、「こんな楽しみ方もあるのか」「子どものこんな姿の 伝え合い~ 中にはこんな音楽との出会い方があるのか」と、特別支援教育 の音楽の授業ならではの楽しさと学びの喜びの再発見が、一緒 にできればと思います。 【定員:5~10名】 理科の学習は、「覚えることが多い」、「考えても分からな い」と、難しいイメージがありますが、実はそんなことはあり ません。身の回りで起こる様々なことに対して、 「不思議だな」 と疑問をもつことや「だから、こうなっているのか」と生活に 結び付けて考えることなど、理科の学習ならではの学べること があります。この分科会では、様々な実験を通しながら、「ど 理科って、 うしてこうなるんだろう?」や「こうしたから、こうなったん おもしろい だ」と因果関係をつかむ感覚を味わっていただけたらと思いま す。 【実験予定】 「疑問を持つ理科」ブロッコリーのDNA、片栗粉でつくるダ イラタンシーなど 「生活に結び付く理科」液状化現象、雲の出来方、シャボン玉 に見る表面張力など 【定員:12名】 「さをり織り」とは、ベースとなる縦糸に、横糸を織り込ん でいくはた織りのひとつです。本校高等部では、職業科の学習 のひとつとして「さをり織り」に取り組んでいます。 さをり織り体験& 今回はさをり織りの体験として、コースターあるいはランチ 小物作り ョンマットの作成をし、持ち帰っていただけたらと思っていま す。 *持ち帰られる場合は、糸代としてコースター100 円、ランチ ョンマット 300 円をいただきます。 【定員:3~4名】 石部 和人 森下 靖視 磯島 健吾 岸本 実 清谷 佳代 成田 豊 志賀 元紀 藤沢 健司 篠原 逸子 中島 恭子 若林 裕子 ■参加申し込み方法 7月 21 日(木 FAXにてお申し込みください。申込書は 日(木)までに、 )までに、別紙申込書にご記入の上、FAXにてお申し込み FAXにてお申し込み 必要に応じて、コピーしてお使いください。(ご希望の分科会が定員を超えた場合は、第2希望 をお伺いする連絡をさせていただきます。先着順ですので、お早めにお申し込みください。) 案内、申込書はホームページ上でも掲載しております。 (本校ホームページアドレス http://www.ft.shiga-u.ac.jp/) ■所在地 〒520-0002 滋賀県大津市際川3丁目9-1 ■地図 ■交通機関 JR 湖西線利用の場合・唐崎駅下車約 1500m JR 琵琶湖線利用の場合 ・膳所駅下車 京阪電車坂本行に乗車 滋賀里駅下車 約 1000m ・大津駅下車 江若バス堅田行に乗車 際川バス停下車 約 500m ■連絡先 滋賀大学教育学部附属特別支援学校内 学習・発達支援室 久保 容子 TEL:077-522-6569 FAX:077-526-2279
© Copyright 2024 ExpyDoc