第4回 青森県統計教育セミナーのご案内

統計教育を取り巻く環境は、新学習指導要領に伴う統計教育の拡充など大きく変化していま
す。県では、本県の将来を担う人財の統計の重要性への理解向上や、統計的な問題解決力を持
った人財育成などのため、統計指導の中核となる県内の小・中・高校の教師などの方々を対象
に、セミナーを下記のとおり開催いたしますので、ふるってご参加ください。
※青森県では、「人は青森県にとっての「財(たから)」である」という基本的な考え方から、
「人」「人材」などを「人財」と表しています。
日
時:平成28年7月28日(木)13:30~16:00
場
所:十和田市「富士屋グランドホール」(平安の間)
参加費:無
主
共
協
後
催
催
力
援
料
(十和田市東一番町2-28
TEL: 0176-23-1000)
:
:
:
:
青森県
青森県中学校教育研究会数学部会
総務省
一般社団法人日本統計学会、全国統計教育研究協議会、青森県教育委員会
十和田市教育委員会、青森県統計協会
対 象 : 小学校、中学校、高等学校、大学等において統計教育指導を行っている方、
将来教職等を目指している方、統計教育に関心のある方等
~ プ
ロ グ
ラ
ム ~
(1)主催者挨拶
(2)来賓挨拶
(3)「生徒のための統計活用~基礎編~」の紹介
総務省政策統括官(統計基準担当)付 企画官 市川
宏 氏
(4)基調講演 「『資料の活用』と『データの分析』で育成する科学的探究力・
問題解決力・意思決定力」
慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授 渡辺 美智子 氏
(5)事例研究 「中学校 3 年間の指導を見通した『資料の活用』の授業づくり」
文部科学省国立教育政策研究所 教育課程研究センター研究開発部
学力調査官・教育課程調査官
佐藤 寿仁 氏
(6)閉会挨拶
参加申込方法 : 裏面の参加申込書により、郵送、FAXまたはEメールでお申込みください。
締切は7月8日(金)です。
申込、問合先 : 〒030-8570 青森市長島一丁目1番1号青森県企画政策部統計分析課
管理・教育統計グループ 電話 017-734-9164 FAX 017-734-8038
E メール [email protected]
FAX 017-734-8038
青森県企画政策部統計分析課
管理・教育統計グループ
下山 行
第4回 青森県統計教育セミナー
参
加 申
込 書
所属名
(学校名・勤務先名等)
氏
名
氏
名
氏
名
連
絡
(電話番号等)
先
(同じ学校等で参加される場合は代表者の連絡先)
(欄が足りない場合は、適宜余白に記載するなどしてください。)
富士屋グランドホールへのアクセスは以下を参照ください。
http://www.towadafujiya.com/kotsu.html
※なるべく公共交通機関等のご利用をお願いします。
~路上駐車や近隣店舗等への駐車はご迷惑となりますので、駐車しないようお願いします。~
( 通 信 欄 )
講師のご紹介
渡辺美智子(ワタナベ ミチコ)氏
慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 教授
■ 九州大学理学部附属基礎情報学研究施設文部教官助手、理学博士、関西大学経済学部
専任講師、助教授、東洋大学経済学部助教授、教授を経て、2012 年より現職。
■ 日本統計学会統計教育委員会の委員として活動し、2003 年から 2010 年にかけては同
委員会委員長及び統計教育部会(現分科会)会長を務めています。
2005 年に「21 世紀の知識創造社会に向けた統計教育推進への要望書」をまとめ、文部
科学省及び日本学術会議数理統計委員会に提出、新学習指導要領における統計必修化の
契機を作るのに貢献されました。同時に、「マルチメディア統計百科事典」の制作と頒
布、ICT を活用した統計資料・教材の開発・普及に努めました。
統計教育方法論ワークショップやシンポジウムを毎年開催し、日本における統計教育
実践研究者のネットワークの確立と統計教育研究領域の発展に大きく貢献しています。
国際的には、IASE 副会長(2002~2005)、国際統計リテラシー・プロジェクトの
National Correspondent(2005~現在)を務めるほか、国際的に活躍する統計教育関係
者を日本に招聘してシンポジウムやワークショップを開くなど、日本と海外の統計教育
研究者のネットワークの構築に貢献しています。
そのほか、学協会、政府機関などにおいて幅広く統計教育の発展・普及活動を行って
います。
過去に開催した「青森県統計教育セミナー」において、基調講演(第 1 回及び第 2
回)と特別講演(第3回)を行っていただきました。
佐藤
寿仁(サトウ トシヒト)氏
文部科学省国立教育政策研究所 教育課程研究センター研究開発部
学力調査官(教育課程調査官)
■岩手大学大学院教育学研究科心理学専攻修了(現職派遣)、岩手県中学校教諭,岩手県岩
泉町教育委員会指導主事を経て、2016 年より現職
■ 統計教育においてデータや資料の見方や考え方、確率を用いて事象を考え判断する授業
の研究開発に積極的に取り組み、モデル授業公開を通して地域の多くの現場教員へ情報
発信を続けています。また、生徒に伝わりやすいこと、社会での統計資料活用の授業開
発研究などを意識し、統計を用いた根拠に基づく問題解決力の習得を指導するなど、統
計教育に先進的に取り組み、高い評価を受けています。
■ 2011年 第7回日本統計学会統計教育賞を受賞。
2014年 第29回東書教育賞 最優秀賞を受賞。
2015年 第64回読売教育賞 算数・数学部門優秀賞を受賞。