議案第 83 号 八戸市虐待等の防止に関する条例の一部を改正する条例

民 生 常 任 委 員 会 資 料
平成 28 年6月 15 日
福 祉 部 福 祉 政 策 課
議案第 83 号
八戸市虐待等の防止に関する条例の一部を改正する条例の制定について
1 改正の理由
虐待等防止対策会議の職務にいじめ防止対策推進法第 30 条第2項(※)の
規定による調査に関する事項を追加するためのもの。
2 改正の概要
(1)第8条第1項に、会議の設置目的として、同法第 30 条第2項の規定によ
る調査を行うことを追加する。
(2)第8条第3項に、会議の職務として、会議は、市長の諮問に応じ、同法
第 30 条第2項の規定による調査を行い、その結果を答申することを新たに
加える。
3 施行期日
条例公布の日から施行
※ いじめ防止対策推進法(抜粋)
第 30 条 (略)
2 前項の規定による報告を受けた地方公共団体の長は、当該報告に係る重大
事態への対処又は当該重大事態と同種の事態の発生の防止のため必要がある
と認めるときは、附属機関を設けて調査を行う等の方法により、第 28 条第1
項の規定による調査の結果について調査を行うことができる。
民 生 常 任 委 員 会
平成 2 8 年 6 月 15 日
福祉部こども未来課
議案第 84 号
「八戸市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の
一部を改正する条例の制定について」
1 改正の理由
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、小規模保育事業所A型等
における職員の配置基準の特例を設けるとともに、避難用の屋内階段の基準に係る規定の整備
をするためのもの。
2 改正の概要
(1)職員配置基準
小規模保育事業所(A型)及び事業所内保育事業所(保育所型)における保育士の配置
基準を緩和し、次の場合において、保育士資格を有しない一定の者等を配置できるように
するもの。
ア 児童の年齢別配置基準による保育士配置要件の弾力化(附則第6条)
改正前
改正後
児童数に関わらず、保育士を最低2人配 児童の年齢別配置基準により、最低限配置
置すること。
する職員2人のうち、配置される保育士が
1人となるときは、当該保育士に加え、保
育士資格を有しない一定の者を置かなけれ
ばならない。
イ 幼稚園教諭及び小学校教諭等の活用(附則第7条)
改正前
改正後
児童の年齢別配置基準により配置する
幼稚園教諭、小学校教諭、養護教諭の免許
職員は、全て保育士とすること。
保持者を保育士とみなすことができる。
ウ 加配人員における保育士資格要件の弾力化(附則第8条)
改正前
改正後
保育士の労働時間等により、児童数に応 追加する職員について、保育士資格を有し
じて配置すべき職員に追加して、職員を ない一定の者を保育士とみなすことができ
配置する場合、全て保育士を配置するこ る。
と。
エ 保育士資格を有しない一定の者の配置制限(附則第9条)
上記「イ」
、
「ウ」を適用する場合であっても、保育士資格を有する者を3分2以上配置
しなければならない。
(2)設備基準
建築基準法施行令の一部改正に伴い、条例第 28 条、第 43 条に規定する小規模保育事業
所及び事業所内保育事業所における設備基準を次のとおり改正するもの。
避難用の屋内階段の基準に係る規定(小規模保育事業所等を4階以上に設置する場合)
改正前
改正後
屋内と階段室とは、バルコニー ○屋内と階段室とは、バルコニー又は付室を通じて連
又は外気に向かって開くこと
絡すること。
ができる窓若しくは排煙設備 ○屋内と階段室とが付室を通じて連絡する場合におい
(国土交通大臣が定めた構造
ては、階段室又は付室の構造が、通常の火災時に生
方法を用いるものに限る。
)を
ずる煙が付室を通じて階段室に流入することを有効
有する付室を通じて連絡する
に防止できるものとして、国土交通大臣が定めた構
こと。
造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受け
たものであること。
(参考)対象施設の概要
種 別
定 員
A型
小 規模保育
事業所
B型
職員資格
保育所の配置基準+1
保育士
名
6 人~19 人 保育所の配置基準+1
1/2 以上が保育士
名
C型
事業所内保育
事業所
職員数
0~2歳児 3:1
家庭的保育者
保育所型
20 人以上
小規模型
6 人~19 人 小規模保育事業所A型、B型の基準と同様
3 施行期日
条例公布の日から施行
保育所の配置基準と同様
民生常任委員会資料
平成 28 年 6 月 15 日
健康部 国保年金課
議案第86号 八戸市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
1.改正理由
地方税法施行令の一部改正に伴い、基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額に係る課税限度
額を引き上げるとともに、減額の基準について、5割減額及び2割減額の対象となる所得の算
定において被保険者の数に乗ずべき金額を引き上げる。
また、減免申請書の記載事項につき、個人番号の記入を不要とするものである。
2.主な改正内容
(1)課税限度額の見直し(第3条関係)
国民健康保険税の基礎課税額に係る課税限度額を54万円(現行:52万円)に、後期高齢者
支援金等課税額に係る課税限度額を19万円(現行:17 万円)に引き上げる。
平成28年度
国民健康保険税
基礎課税額
(医療分)
後期高齢者
支援金等課税額
介護納付金課税額
(40歳以上65歳未満)
所得割額
課税標準額×税率
8.0%
2.4%
2.3%
均等割額
被保険者
1人あたり
23,000円
7,000円
8,000円
平等割額
1世帯あたり
25,000円
8,000円
9,000円
54万円
19万円
16万円
課税限度額
(世帯の1年間の上限額)
(2)低所得者に係る保険税軽減の拡充(第24条関係)
国民健康保険税の軽減措置について、5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定
において被保険者の数に乗ずべき金額を26万5千円(現行:26万円)に、2割軽減の対象と
なる世帯の軽減判定所得の算定において被保険者の数に乗ずべき金額を48 万円(現行:47
万円)に引き上げる。
軽減
割合
軽 減 判 定 所 得
現 行
改 正 後
7割
33万円以下
※改正なし
5割
33万円+26万円×被保険者数
33万円+26万5千円×被保険者数
2割
33万円+47万円×被保険者数
33万円+48万円×被保険者数
(3)減免申請書に記載すべき事項について(第27条関係)
国民健康保険税の減免を受けようとする者が提出すべき減免申請書に記載するべき事項と
して、納税義務者の「個人番号」があるが、記入を不要とするよう改める。
3.施行期日等
(1)この条例は、公布の日から施行する。
(2)改正後の条例の規定は、平成28年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、
平成27年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例による。
民 生 常 任 委 員 会 資 料
平成 28 年 6 月 15 日
市民防災部防災危機管理課
議案第 88 号
1
八戸市非常勤消防団員等公務災害補償条例の一部を
改正する条例の制定について
改正の理由
非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、非常勤消防団員等の
公務上の災害に対する傷病補償年金及び休業補償と他の法令による給付との調整率を引き上げ
るためのものである。
2
改正の内容
非常勤消防団員等の公務上の災害等に対する補償に関し、障害厚生年金等が併給される場合に、
当該条例による傷病補償年金及び休業補償の額に乗じる調整率を次のとおり改正する(附則第5
条第2項及び第5項関係)
補償の種類
傷病補償年金
調整率
併給される他の給付
改正前
改正後
障害厚生年金等
0.86
0.88
障害厚生年金等
0.91
0.92
(特殊公務災害に
係るものを除く)
傷病補償年金
(特殊公務災害に
(第 1 級又は第 2 級の (第 1 級の傷病等級に
係るものに限る)
傷病等級に該当する 該当する障害に係る
障害に係る傷病補償 傷病補償にあっては
休業補償
3
障害厚生年金等
にあっては 0.90)
0.91)
0.86
0.88
施行期日
条例公布の日から施行する。
ただし、平成 28 年4月1日以後に支給すべき事由の生じた補償等について適用し、平成 28 年
4月1日前に支給すべき事由の生じた補償等については、従前のとおり適用するものとする。
民 生 常 任 委 員 会 資 料
平成28年6月15日
市 民 病 院 医 事 課
議案第 89 号
1
八戸市立市民病院条例の一部を改正する条例の制定について
改正の理由
非紹介患者初診料及び再診加算料の額を改定し、その他所要の改正をするためのもので
ある。
2
改正の内容
八戸市立市民病院条例(昭和 33 年 11 月1日条例第 53 号)
別表(第3条関係)
改正後
区分
非紹介
患者
初診料
再診加
算料
厚生労働大臣の定
める評価療養、患者
申出療養及び選定
療養(平成 18 年厚
生労働省告示第
495 号)第2条第4
号に規定する他の
病院又は診療所か
らの文書による紹
介がない場合にお
いて行われる初診
厚生労働大臣の定
める評価療養、患者
申出療養及び選定
療養第2条第5号
に規定する他の病
院(病床数が 200
未満のものに限
る。)又は診療所に
対して文書による
紹介を行う旨の申
出を行った場合に
おいて行われる再
診
金額
医科
歯科
医科
歯科
改正前
区分
非紹介
患者
初診料
厚生労働大臣
の定める評価
療養及び選定
療養(平成 18
年厚生労働省
告示第 495 号)
第 2 条 第 4 号 1回につき
2,000円
に規定する他
の病院又は診
療所からの文
書による紹介
がない場合に
おいて行われ
る初診
再診加
算料
厚生労働大臣
の定める評価
療養及び選定
療養第2条第
5号に規定す
る他の病院(病
床数が 200 未
満のものに限
る。)又は診療
所に対して文
書による紹介
を行う旨の申
出を行った場
合において行
われる再診
1回につき
5,000円
1回につき
3,000円
1回につき
2,500円
1回につき
1,500円
1
金額
1回につき
350円
備考
備考
1 (略)
2 非紹介患者初診料は、この表に掲げる初診が
行われた場合に、診療料に加算して徴収する。
ただし、当該初診が行われたことについて緊急
その他やむを得ない事情があると認められると
き管理者が別に定めるときは、この限りでない。
3 再診加算料は、この表に掲げる再診が行われ
た場合に、診療料に加算して徴収する。ただし、
当該再診が行われたことについて緊急その他や
むを得ない事情があると認められるとき管理者
が別に定めるときは、この限りでない。
4~7
3
(略)
施行期日
平成 28 年 10 月1日
2
1 (略)
2 非紹介患者初診料は、この表に掲
げる初診が行われた場合に、診療料
に加算して徴収する。ただし、当該
初診が行われたことについて緊急そ
の他やむを得ない事情があると認め
られるときは、この限りでない。
3 再診加算料は、この表に掲げる再
診が行われた場合に、診療料に加算
して徴収する。ただし、当該再診が
行われたことについて緊急その他や
むを得ない事情があると認められる
ときは、この限りでない。
4~7 (略)
民 生 協 議 会 資 料
平 成 28 年 6 月 15 日
市民防災部くらし交通安全課
災害時における被災者支援のための業務に関する協定の締結について
1 趣
旨
大規模災害等により、八戸市内において被害が発生した場合、県行政書士会三八支部等と連携し、
被災者支援のための各種相談業務に関し、必要な事項を定めるため協定を締結するものである。
2 協定締結の相手方
青森県行政書士会三八支部
支部長
島守 雅之
青森県司法書士会八戸支部
支部長
西澤 英之
青森県土地家屋調査士会八戸支部
支部長
佐藤 栄剛
青森県社会保険労務士会八戸支部
支部長
石橋 一恭
3 協定締結日
4 概
平成28年5月30日
要
大規模災害等の発生により、市災害対策本部が設置され、かつ、災害救助法が適用された場合に
おいて、市の要請に基づき、県行政書士会三八支部等は、無料の被災者支援の相談窓口を開設し、
生活再建に向けた支援を行うものである。
民 生 協 議 会 資 料
平成28年6月15日
消
防
本
部
懲戒処分の報告について
管理者報告資料
八戸地域広域市町村圏事務組合消防職員の道路交通法違反(酒気帯び運転)に関する処分につ
いて、地方公務員法第29条第1項に基づき懲戒処分を行ったので報告します。
1 被処分者
八戸地域広域市町村圏事務組合
五戸消防署管内の消防職員
2 処分内容
懲戒処分
消防士 男性 22歳
停職5月
3 処分年月日 平成28年6月2日(木)
4 事実の概要
当該職員は、平成28年3月10日(非番日)、友人と市内で飲酒し、自家用車で帰宅途中
翌11日午前2時5分頃、八戸市大字糠塚字下道において電柱に衝突する事故を起こし、駆け
つけた警察官により呼気検査を受けたところアルコール濃度0.42mg/ℓが検出され酒気帯
び運転による道路交通法違反として、罰金及び免許取消の処分に処せられたものであります。
このことは、消防職員として住民の信頼に応え、率先して交通法規を守るべき立場にありな
がら、地方公務員法第33条に規定する「信用失墜行為の禁止」に違反するとともに、全体の
奉仕者としてふさわしくない行為であり、今後このようなことのないよう強く自覚と反省を求
めるため停職処分としたものであります。
5 公表について
「職員の懲戒処分等の公表に関する基準」に基づき、上記内容について公表しております。