私たちの夢と誇りにかけて!

私たちの夢と誇りにかけて!
角田支援学校高等部は平成8年から全国高校駅伝・宮城県予選大会に参加してきました。通算19年間
に及ぶ伝統を持つ特別支援学校は,宮城県では本校が唯一であり全国的に見ても快挙と言えるものです。
知的障害を初め様々な障害を抱えた生徒たちが,駅伝で有名な県内の数々の強豪校と肩を並べ,そのハン
ディキャップをものともせずに,一歩も引くことなく挑戦し続けてきました。
吹き出る汗に目がくらみそうになった猛暑の夏,凍える手に息を吹きかけながら走った真冬の走り込
み。仲間と励まし合いながら,自分との闘いに挑んできた生徒たち。大会では一人一人の想いをこめて,
ただひたすらに,たすきをつなぎ続けました。
しかし残念ながら平成27年度は,諸物価高騰の影響から,遠征費(バス代や宿泊費)等の捻出が不可
能となり,断腸の思いで参加を断念せざるを得ない状況となりました。
しかし,私たちは気付きました。「あの生き生きと走る子どもたちの夢を,そして誇りを壊してはいけ
ない・・・」今,私たちは,平成28年度駅伝大会参加に向けて,走り出しています!
宮城県立角田支援学校
繰り返し行う基礎練習
タイム走~自分との闘い
自分の力を信じて
ゴールを目指して
生徒・教職員一同
猛暑の中の走り込み
体力を付ける真冬の集団走
伝えられる伝統~歴代のたすき
全校生徒の応援を受けて
他校との競り合い
全力を出し切った達成感と喜び
たすきに想いをこめて
控えの選手~心を一つにした応援