平成27年度 - 日本赤十字社 京都第二赤十字病院

平成 27 年度の学校関係者評価のアンケート回収率は、61.1%でした。ご協力いただました保護者の
皆さまへ心より感謝申し上げます。
お答えいただいた 10 項目の中で、昨年と比較し、より高い評価をいただいたのは、臨地実習を含め
た「学習の支援体制」についてでした(「当てはまる」「やや当てはまる」合わせて 90.9%)。学習内
容を保障しつつ、学生の個別性を理解し、その人にあった学習の支援に努めていることについてご理解
がいただけたと思います。しかし、
「単位認定の公平性」については、若干低い結果でした(「当てはま
る」
「やや当てはまる」合わせて 74.2%)。臨地実習は学生と指導側が同じ評価規準・基準を持って実習
を展開していますが、学生と指導する側の見方は異なることがあり、理解し合うために対話を重視して
います。今後も看護師にとって何が必要なのかを一緒に考えて、学生が納得し学習が進められるように
努めたいと思います。
臨地実習や学習支援において感謝のお言葉を多数いただきました。ありがとうございました。
【ご意見に関する回答】
1.もう少し学校の様子がわかるようなものがあれば、「子どもがこんな勉強をしているんだ」というこ
とがわかる。
ホームページが古く、内容があまり更新されていない
⇒28 年度 6 月に学校のホームページをリニューアルしました。今後は学校の状況や学生の生活がより
理解できるようにお伝えできるように努めます。
2.進路の状況が知りたい。特に県外にいるので、全く様子がわからない。
⇒例年の卒業生の動向については、8 割程度は京都第二赤十字病院に就職します。1 割程度が他院へ
の就職(他の赤十字病院を含む)、1 割程度が進学(助産師課程・保健師課程へ)します。今後も学
生の希望を聞きながら、適切な進路の指導を行ってまいります。
3.他校の多くがそうであるように、奨学金を受けても一定期間就業すれば、返還義務が免除されるシス
テムにしてほしい。
⇒赤十字の看護専門学校は、設置主体病院が養成費用を一定負担している関係上、他校と比較して学
費が安価に設定してあり返還免除のシステムをとっている学校は少ない現状です。ご理解ください。
(図1)平成 27 年度
学校関係者評価
結果