News Release

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2016 年 6 月 15 日
熊本地震の被災者に、ハンドマッサージで“心身に触れるケア”
こころびと
ナリス化粧品「心人プロジェクト」、新たに熊本学園大学と協働で支援活動
ま し き
~6 月 25 日、26 日、益城町保健福祉センターで初開催~
熊本地震による避難所生活の長期化を受け、株式会社ナリス化粧品(代表者:村岡弘義 本社:
大阪市福島区)は、東日本大震災の被災地や避難先で約 5000 人に行ってきた、ハンドマッサージ
こころびと
やメーキャップなど、化粧療法(*)に基づく“心身に触れるケア”による支援活動「心 人 プロジ
ェクト」を、熊本県でも新たに開始します。活動は熊本学園大学(熊本市)の学生ボランティア
ま し き
と協働で展開。初回は 6 月 25 日(土)、26 日(日)の 2 日間、熊本県益城町保健福祉センター避難
所で行います。
(*)化粧療法とは「化粧が個人に与える心理的な効果を利用した心理的または生理的な治療のこと」と定義し、具体的にはハンドケア、フェ
イシャルケア・メーキャップなどのスキンシップを通してリラックスしながら、満足感、自己肯定感などを育むことを目的としたケアを指します。
同プロジェクトは、長引く避難生活でストレスを抱える被災者に
対し、有志の当社社員及び全国のナリス ビューティアドバイザー
が無償でハンドマッサージやメーキャップなどを提供する活動で
す。2011 年に発生した東日本大震災の後、自分たちも何かしたい
という想い(心)から、2012 年 5 月より活動を開始。以来、福島
県を中心とした被災者や関西在住の避難者を対象に、合計 126 ヵ
所で“心身のケア”を行い、現在も継続しています。参加した被
災者からは「手が温まると同時に気持ちも楽になった」「肌のふ
れあいの重要性を再認識した」などの感想が寄せられています。
一方、熊本学園大学は地震発生に際して、いち早く避難所として
大学を開放。地域の高齢者や障がい者を積極的に受け入れ、大学
教員やスタッフとともに有志の学生ボランティアも避難者のケア
こころびと
に対応してきました。このように福祉に力を入れる同大学と心 人
プロジェクトを実施している当社が互いの活動に共感したことか
ら、今回の協働が実現。学生ボランティアにハンドマッサー
ジの技術を伝授するなど、準備を進めています。
お互いが自然と笑顔になるハンドマッサージ
(2012 年 7 月福島県にて)
避難者の交流の場を会場に
ま し き
初めての活動となる 6 月 25 日(土)、26 日(日)は、現地の避難場所として中心的存在の益城町保
健福祉センターで行います。センター内には同大学学生ボランティアが運営するカフェ(土日限
定)が併設され、避難者の交流の場になっており、今回の会場に選定しました。
こころびと
今後、「心 人 プロジェクト」は熊本地震被災地でも継続的に実施し、引き続き、ナリス化粧品の
企業理念『for others<人様のために>』のもと、長年培った美容技術や育んだ人材を生かす独
自の支援活動によって、被災者の心に寄り添うことを目指します。
参考資料
■「支援活動」実施概要
日 時:6 月 25 日(土)26 日(日)
場
時
内
対
ま しき
所:熊本県益城町 保健福祉センター避難所 2階テラス
間:10:30~16:00
容:ハンドマッサージ・メーキャップの無償施術
象:熊本地震における被災者・避難者
※参加いただいた被災者・避難者の皆様には、ご自身でもマッサージを実施いただけるように、乳液
を全員にプレゼントする予定です。
~
触れることで固くなった心を開くハンドマッサージ
~
ハンドマッサージは、手軽に体験しやすく、手から手に、人から人に、
心から心に、大切な事を伝え、つなぐ、シンプルな活動。手に触れるこ
とによって緊張感を緩和し、心身のリラクゼーション効果をもたらしま
す。また、手にあるツボや反射区を刺激することで、全身をケアする効
果があるほか、マッサージを受けた人が周囲の人にも施すことで、癒し
やコミュニケーションの連鎖が期待できます。
ハンドマッサージの施術前後で、
冷えやすい手の先等の体温上昇
が確認されました。
計測協力:山北調査設計株式会社
こころびと
■「心 人 プロジェクト」リーダーのご紹介
株式会社ナリス化粧品 営業企画室 美容担当部長 谷都美子
日本介護美容セラピスト協会・代表理事
武庫川女子大学非常勤講師
ナリス化粧品入社以来、営業・製品企画の第一線で会社の顔として活躍。
約 25 年前から高齢者施設を訪れ、化粧を施すなどボランティア活動を行う。
1996 年からは、ルイ・パストゥール医学研究センターと共同で「化粧療法」
の研究を行い、その成果を論文で発表するなど、長年この分野に注力。そ
の経験を生かし、独自の化粧療法「ビューティタッチセラピー」を確立。
近年はビューティタッチセラピーで人々を元気にしたいという信念のもと、
「日本介護美容セラピスト協会」を自ら立ち上げ、精力的に活動を推し進める。
以上