平成28年度 八女市立黒木小学校 学校経営要綱 (1) 学校経営の基本理念 初代校長の江崎濟の「至誠」の精神を受け継ぎ、【学ぶとは胸に誠実を刻むこと。教えると は共に希望を語ること。】を大切にした教育を進める。また、教育の要は教師である。環境が 人を創り、その環境は人が創ると言われるように、教育環境の要は教師そのものであること を自覚して教育に当たることを理念とする。 (2) 学校経営の基本方針 ◎校長室に飾ってある「この子一人を粗末にするとき、教育はその光を失う」の言葉を肝に 銘じ、3つの「わ」(「輪」「話」「和」)と、共有・協働・徹底での指導を合い言葉に、子ども の頭と心と体を鍛えて伸ばし、自信をつけさせていく教育活動を実践する。 ○ ふるさと黒木に誇りをもち、豊かな社会力を身に付けた子どもを育成する。 「ふるさと黒木に誇りをもつ」とは、黒木町(黒木・笠原・木屋・大淵地区)の自然や産業、 歴史や文化、伝統行事などに関心をもち、そこに携わる人々とかかわり合うことを通して、子 どもがよさを説明したり、語ったり、伝えたりすることができることである。 「豊かな社会力を身に付ける」とは、他者とつながって協働し、習得した基礎的な知識や技 能を活用して、自ら考え、判断し、表現することにより、様々な問題に積極的に対応して解決 し、よりよい生活へとつくりかえていくことである。 「子どもを育成する」とは、子ども自らが学習することを通して、子どもに身に付けさせた い資質や能力を育てることであり、子どもが学習したくなるように教師が教育環境を整えてい くことである。 「ふるさと黒木に誇りをもち、豊かな社会力を身に付けた子ども」とは、下記に示す「かし こい頭」「やさしい心」「たくましい体」のバランスのとれた子どものことである。 《めざす児童像》 くふうして、考えぬく子・・・・・・・【かしこい頭】 (学ぶ意欲と学び方を身に付ける) ろうをおしまず、かかわる子・・・・・【やさしい心】 (他者を推し量る力と郷土を愛する心を醸成する) きょうどうして、目標に向かう子・・・【たくましい体】 (めあての達成に向かって協働する態度を育てる) 《めざす学校像》 ○ふるさと黒木のよさに気付き、ふるさとに 誇りをもつことができる学校(郷育) ○家庭や地域と協働し、子どものよさや可能 性を伸ばし、未来を拓く学校(協育) ○子どもの頭・心・体を鍛える学校(強育) 《めざす教師像》 ○教育に対する熱い情熱をもち、教育専門家と して確かな力量を発揮する教師(教育) ○子どもの心に響く教育活動を工夫し、実践す る教師(響育) ○子どもに寄り添い、子どもに学ぶ教師(共育)
© Copyright 2024 ExpyDoc