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ガイボラをしている方、していない方に関わらず、様々な立場の方から参加していただき、
皆さんの考えや思い、疑問、心配事、困った事等、自由に話しながら、情報交換の場に
したいという思いで立ち上げました。
1 回~4 回までの報告
☆3/2 『オープン』
参加者‥10 名(職員含む)
今後の Café ガイボラのこと、司会者決め、ガイボラ全般の話をしました。
(参加者は少なめでしたが、今後への期待ができる初回でした。)
☆4/13 『ガイドボランティアって何?』
参加者‥12 名
参加者の自己紹介や、様々な立場からガイボラについての活発な意見が出されました。
(参加して下さった方々の満足度が高く、色々な立場の方が集まって話をする必要性を感じました。)
☆5/11 『豊かな人生を送るために学校時代にしておくべきこと』
参加者‥25 名
第一部
元金沢養護学校副校長 渡邉先生のお話
第二部
先生のお話を基に、保護者・ボランティアを交えたフリーディスカッション
(先生のお話ということで、沢山の保護者の方にご参加いただけました。
「身を守る力、生きる力、暮らす力、そして楽しむ力を育てる大事さ。生きる力がついていれば働く力に
なっていく。」皆さん熱心に先生のお話しを聞いていらっしゃいました。その後のディスカッションも先生
への質問から、それぞれの立場での話などで、時間が足りないほどでした。)
☆6/1 『保護者の方のお話しを聞きましょう』
参加者‥20 名
まずは、保護者の方からの要望もあり、ガイボラについて、そしてガイヘルとガイボラの比較説明が
担当者からありました。
その後は色々な立場から自由な話し合いがあり、最後は保護者の方からの質問で、ボランティアを始め
るきっかけをボラさん一人一人から伺うことができました。
(皆さん、様々な思いや事情でボランティアをしてくださっているんですね!)
5/11 の様子
渡邉先生のお話を拝聴
6//1 の様子
こんなご意見がありました。
そもそもガイボラって何?
*ガイドボランティアとガイドヘルパーと何がちがうの?
ガイボラ制度の周知が足りないのでは?
*ガイボラへ登録してもらうために、どのようなことをしているの?
*奨励金は受け取ってもいいの?
お金のためにやっているような誤解を受けたことがある。
保護者
*ガイド中の出来事で、特別なことは保護者へ伝えて欲しい。
*子どもの将来について、自分の
*保護者は子どもの色々な事情で対応しているので、その場の
考えがいいのか?
状況だけで判断して欲しくない。
*本人のためになっているのか?
*沢山の他人と関わることが大事だと思っている。
*子どもが何ができる、できないと
*いけないことはいけないと教えてやって欲しい。
いうはっきりした物がほしい。
学校
*保護者ではない、学校やボラさんなど
第三者ができることがある。(より強く子どもに
接することができる)
*先生やボラさんにだけ見せる姿がある。
保護者にはこの姿を知って欲しい。
ボランティア
*高齢ですがガイボラしていいですか?
*この対応でいいのか?自分との相性はどうか?
親に確認していいの?
*次年度のボラについて、引き続きなのかどうかの
確認は保護者からですか?
ガイボラのメリットは?
ガイヘルと何が違う?
・ガイヘルは対「事業所」なのに対して、対「人」である。
・専任のボランティアさんが付くという安心がある。
高齢者がガイドボランティアを
してもよいですか?
・利用する際に、あまり制約がないので、色々な使い方ができる。
・素人ならではのメリットがある。障害はその子その子で違う。
・子どもは相手をよく見ている。
過去の経験が役立つ場合もあるが、その都度その子に合った対応
親がダメなこともボラさんなら
を考える必要がある。
大丈夫なこともある。
⇒学校でもベテランの担任が必ずしも良いとは限らない。
・相手を見て判断する力がある
学校の期待
子は、高齢者だと無理をしな
・学校としては、学校以外のお子さんの様子を知りたい。
いこともある。
それは学校にとっても貴重な情報である。特に保護者や学校以外で
見せる子どもの様子をボラさんから聞けることはありがたい。
・障害のタイプによっては(急に
走り出すなど)、高齢者では難
しい。
保護者の期待
・障害児だからこのくらいは許されると思ってしまう親もいる。
ダメなことはダメと言ってくれるのがありがたい。
・研修を受けなくても(受けた方がより良いが)、全般の障害について
知る必要はなく、ガイボラをする子どものことだけ知ればできる。
・子どもの自立のために、ガイヘル利用を学校から勧められたが、
福祉保健センターに相談したら「通学通所支援サービス」は、保護
者が働いてないとダメと言われた。
研修以外にガイボラをどう広めていくか?
ボランティアサークルに声をかける。
福祉関係の大学や専門学校のボランティアサークルなどは、空いた時間に手伝ってくれることもある。
欲しい時間だけでもマッチングできる可能性がある。今後学校側もボランティアした学生にポイントを
つけるポイント制を導入してくれるといいのだが。
問題点、要望
・しつけの問題。その家庭でのしつけの仕方もあるし、あまり口を出せない。(親の合意は必要だが、
社会ルールはボラさんからも教えてあげる方が良い。)
・ボラさんが臨機応変に対応していく必要もある。親にもわからない理由やこだわりで動かない時には、無
理せず電車を一本遅らせるなど子どもに合わせた対応も必要。
・通学時のトラブルやその解決など、学校側に報告がないことも多い。
・ガイボラの周知が課題。親も訓練会などに参加しているが、親が頑張れ!と言われるばかりで、ボランテ
ィアさんを頼る方法を紹介してもらえないことも多い。ガイボラの良さについても、知らない親も多い。
☆担当者の心に残った一言☆
ボラさんと対象者は、最初のマッチングも大事だが、その後、ガイドしているうちに信頼関係を築
いていくことが大事であり、今では、ボラさんを本当に信頼している。
(保護者の言葉)