平 成 28 年 度 Ⅰ 後 志 管 内 教 育 推 進 の 重 点 北海道教育庁後志教育局 社会で活きる実践的な力の育成 重点的に取り組む事項2 法令等に基づく教育課程の適切な編成・実施 ○各学校における教育課程の実施状況の進行管理に係る指導・助言 子どもたちが変化の激しい社会を生きていくためには、基礎的・基本的な知識・技能と、それらを活用して 課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等に加え、主体的に学びに向かう力や人間性などを総合 的に育んでいくことが重要である。 (義務教育9年間の系統性の明確化、年間指導計画に基づく進行管理、教務主任等の役割の明確化) 重点的に取り組む事項3 学校力の向上と教職員の研修の充実 ○教務主任等ミドルリーダーを対象とした研修の実施 重点的に取り組む事項1 確かな学力を育成する学習指導の工夫・改善 ○全国学力・学習状況調査を活用した学力向上の取組の促進 (組織マネジメント・教科指導・生徒指導に関する力量形成、服務等に関する理解の深化) (分析ツールを活用した指導の改善、成果や課題等の家庭・地域との共有) ○女性教職員の活躍を支援するための取組の推進 ○授業改善の推進と学習習慣・生活習慣の確立に向けた取組の促進 (管内女性教員活躍推進会議の開催、研修の実施) (授業の冒頭で目標を示したり、最後に振り返ったりする活動の位置付け、言語活動の充実、学習規律の 徹底、授業と宿題のサイクル化) 教育局として引き続き、取り組む事項 ・「学校力向上に関する総合実践事業」等、指定事業への支援及び成果の普及(地域連携研修の活用) ・小中連携・一貫教育の充実に向けた指導・助言 ・実物投影機やタブレット端末等、授業におけるICT機器の活用に向けた指導・助言 ・ワークショップ型の校内研修の積極的な実施に向けた指導・助言 ・学校評価の一層の充実と学校改善に向けた指導・助言 ・教員の時間外勤務等の縮減に向けた管理職員の業務管理に対する意識改革などの推進 ・管理職員自身の時間外勤務等の縮減に向けた職場の環境づくりの推進 重点的に取り組む事項2 一貫した支援を目指した特別支援教育の充実 ○個別の教育支援計画及び個別の指導計画に基づく支援の充実 (個別の教育支援計画の活用促進、「校内研修プログラム」や「実践事例集」の積極的な活用促進、早期か らの相談・支援の取組の推進) 教育局として引き続き、取り組む事項 ・「6つの視点」をはじめとした指導資料を活用した指導・助言 ・チャレンジテストの全学年・全教科での実施と結果を指導の改善に生かす取組に向けた指導・助言 ・キャリア教育、環境教育、ふるさと教育・観光教育、防災教育、英語教育の充実に向けた指導・助言 ・「子どもたちの学力について考える会」、「ほっかいどう学力向上セミナー」の開催 ・特別支援教育に係る研修講座の充実や、通常の学級における特別支援教育の充実に向けた指導・助言 Ⅱ Ⅳ 社会が急激に変化する中、学校・家庭・地域・行政が連携協力して、子どもたちを守り育てることが重要であり、 家庭や地域での教育の充実を図るとともに、社会の幅広い教育機能を活性化していくことが求められている。 重点的に取り組む事項1 家庭・地域の教育力の向上 ○保護者が学ぶ機会の拡充 豊かな心と健やかな体の育成 子どもたちが、互いに尊重し合い、基本的な倫理観や規範意識、思いやりの心や美しいものに感動する心な どを育むとともに、自らの生き方を主体的に考えることができる力を育成することが重要である。 (家庭教育「学びカフェ」推進事業の展開) ○学生や地域ボランティアによる学習支援活動の推進 重点的に取り組む事項1 いじめ・不登校等への取組の充実 ○予防的な生徒指導の考え方に立った取組の推進 (学校サポーター派遣事業の展開) 重点的に取り組む事項2 子どもの読書活動の推進 ○地域が連携した子どもの読書活動推進の取組の普及 (自己有用感を高める取組の推進、「子ども会議」開催の促進、「いじめ未然防止モデルプログラム」の活 用促進、教育相談体制の充実) (自主的な読書活動の促進、家庭教育サポート企業との連携、読書環境の整備) 重点的に取り組む事項2 豊かな心を育成する道徳教育の充実 ○「私たちの道徳」を効果的に活用した道徳教育の促進 教育局として引き続き、取り組む事項 ・コミュニティ・スクール導入に向けた積極的な検討に係る指導助言 ・家庭教育サポート企業の拡充と連携強化 ・市町村教委や団体による家庭教育推進の取組への支援 ・望ましい生活習慣の定着に向けた各種取組の充実 ・「どさんこアウトメディアプロジェクト事業」の展開 ・子どもの読書活動推進計画策定への支援、学校図書館の図書整備への支援 (「私たちの道徳」の活用を位置付けた道徳教育の全体計画や年間指導計画の整備、道徳の時間の一層の充 実、PTA研修会等における啓発) 重点的に取り組む事項3 健やかな体を育成する体力づくりの推進 ○全国体力・運動能力、運動習慣等調査を活用した体力向上の取組の促進 (数値目標を位置付けた全体計画の作成と指導計画・指導方法の工夫改善、体力向上Webシステムの活用 促進、家庭における運動の時間の目安の設定 教育局として引き続き、取り組む事項 ・子ども理解支援ツール「ほっと」の活用事例の普及 ・スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの活用促進 ・好ましい人間関係を育てる開発的・予防的な教育相談の促進 ・「北海道児童生徒ネットコミュニケーション見守り活動」の充実に向けた指導・助言 ・体力向上及び運動習慣の確立に向けた「一校一実践」の促進 ・新体力テストの全学年での実施や、「どさん子元気アップチャレンジ」への参加に向けた指導・助言 ・フッ化物洗口の導入への支援、食物アレルギーへの適切な対応に向けた指導・助言 Ⅲ 信頼される学校づくりの推進 人口減少や少子化が進行する中にあっても、学校の規模や地域にかかわらず、教育の質の維持・向上を図る ことが重要である。 重点的に取り組む事項1 教職員の服務規律の徹底 ○不適切な勤務の再発防止に向けた取組の推進 (服務制度改正についての指導・助言の充実) ○体罰などの不祥事の根絶に向けた指導・助言 (各種研修会等における指導・啓発の実施、啓発資料を活用した学校訪問における助言) 地域全体で子どもたちを守り育てる体制づくりの推進 Ⅴ 北海道らしい生涯学習社会の実現 道民が潤いのある生活を送るとともに、持続可能な地域づくりを進めるためには、生涯を通じ積極的に学び、 その成果を生かせる環境をつくることが重要である。 重点的に取り組む事項1 学びの環境の整備 ○市町村における地域住民の多様な学習活動への支援 (道民カレッジ連携講座実施市町村の拡充、小・中学生の道民カレッジ登録の促進) 重点的に取り組む事項2 文化の振興 ○文化財の保護と活用及び発信 (日本遺産の認定に向けた取組の支援、美術品等に触れる機会の少ない学校への支援) 教育局として引き続き、取り組む事項 ・市町村における地域住民を対象とした事業や研修への支援 ・後志総合振興局と連携した「ShiriBeshi グローバル人材育成プラン」に基づく取組の推進 ※ 部は平成28年度新規内容
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