船橋市排水設備指定工事店の指定取消し等措置要綱(PDF形式 215

船橋市排水設備指定工事店の指定取消し等措置要綱
(趣旨)
第1条 この要綱は、船橋市下水道条例(昭和 36 年船橋市条例第 31 号。以下「条例」
という。
)第 7 条の 8 に係る指定の取消し等の措置に関し、必要な事項を定める
ものとする。
(指定の取消しおよび停止)
第2条 市長は、条例第 7 条の 8 第 1 項に基づき、条例第 7 条第 1 項に規定する排水設
備指定工事店が、別表の各項に掲げる措置要件に該当するときは、同表に定める
措置内容により、排水設備指定工事店に対し、指定の取消し又は停止(以下「処
分」という。
)を行うものとする。
なお、別表の措置要件 3,4 および5に該当するときは、事実確認書(様式第1
号)を徴するものとする。
ただし、市長がやむを得ない特別な事由と認めた場合はこの限りではない。
2 排水設備指定工事店は、処分があったときは、条例第 6 条の規定による排水設
備等の新設等の計画の確認を行ってはならない。ただし、既に排水設備(水洗便
所改造)計画確認申請書(条例第 6 条に規定する確認を求める申請書をいう。
)
の確認がなされている場合は、この限りではない。
(手続き及び処分)
第3条 下水道総務課長は、措置要件に該当する処分をする場合には、船橋市行政手続
条例に基づき、速やかに当該業者から聴聞を行った後に、部長までの決裁を仰ぎ
処分案を決定する。
(処分の決定及び通知)
第4条 市長は、前条の手続きを得て処分を決定したときは、船橋市排水設備指定工事
店指定(取消し・停止)通知書(様式第 2 号)により、被処分者に速やかに通知
するものとする。
(停止の解除の通知)
第5条 市長は、第 2 条の規定により行った指定停止の期間が過ぎて停止が解除された
ときは、船橋市排水設備指定工事店指定停止解除通知書(様式第 3 号)により、
被処分者に速やかに通知するものとする。
(処分に至らない場合の警告等)
第6条 市長は、警告の措置を行う場合においては、警告書(様式第 4 号)により実施
するものとする。
(措置要件の取扱い)
第7条 別表に定める措置要件については、別記に基づいて取扱うものとする。
附 則
この要綱は、平成 17 年 4 月 1 日から施行する。ただし、別表の 2 指定の基準の欠如
(1)の規定は、平成 17 年 7 月 1 日から施行する。
附 則
この要綱は、平成 23 年 4 月 1 日から施行する。
附 則
この要綱は、平成 28 年 4 月 1 日から施行する。
別表
指定取消し等に関する措置基準
措
置
要
件 措
置
●不正な指定申請(条例第 7 条の 8 第 1 項第 5 号)
1 不正な手段により指定又は指定の更新を受けたとき。
指定取消し
●指定の基準の欠如(条例第 7 条の 8 第 1 項第 1 号)
2 条例第 7 条の 3 第 1 項に規定する指定の基準のうち次に
掲げるものを欠くこととなったとき。
(1) 営業所ごとに責任技術者として登録を受けた者を 1
名以上専属していない。
(2) 規則に定める機械器具を有していない。
(3) 千葉県内に営業所を有していない。
(4) 排水設備指定工事店が成年被後見人、被保佐人又は破
産者の通知を受けたとき、若しくは法人にあって代表
者がその通知を受けたとき。
(5) その業務に関し不正又は不誠実な行為をするおそれ
が
あると認めるに足りる相当の理由があるとき。
内
容
(1) 指定取消し
(2) 指定取消し
(3) 指定取消し
(4) 指定取消し
(5) 指定取消し
●届出義務違反(条例第 7 条の 8 第 1 項第 3 号)
3 船橋市下水道条例施行規則(昭和 50 年船橋市規則第 42
号。以下「規則」という。
)第 19 条に規定する届出事項の
うち次に掲げることを怠ったとき。
(1) 指定工事店の氏名若しくは名称又は住所の変更届が (1)
ないとき。
1 回目:口頭注意
2 回目:警告
3 回目:指定停止 20 日間
(2) 法人にあっては代表者の変更届がないとき。
(2)
1 回目:口頭注意
2 回目:警告
3 回目:指定停止 20 日間
(3) 責任技術者の氏名の変更届がないとき。
(3)
1 回目:口頭注意
2 回目:警告
3 回目:指定停止 20 日間
措
置
要
件
●義務違反(条例第 7 条の 8 第 1 項第 2 号)
4 規則第 18 条に規定する次の事項を遵守しなかったとき。
(1)条例第 7 条の排水設備の新設等の工事(以下「工事」
という。
)の契約に当たって、契約金額、工期その他の
必要事項を明確に示さなかったとき。
措
置
内
容
(1)
1 回目:口頭注意
2 回目:警告
3 回目:指定停止 30 日間
(2)工事の全部又は主要な部分を一括して第三者に請け負 (2)
わせたとき。
1 回目:口頭注意
2 回目:警告
3 回目:指定停止 30 日間
(3)自己の名義を第三者に貸与したとき。
(3)
1 回目:口頭注意
2 回目:警告
3 回目:指定停止 30 日間
●法令及び条例違反(条例第 7 条の 8 第1項第 2 号及び第 4
号)
5 次に掲げる違反行為があったとき。
(1) 公共下水道に関する法令及び本市の条例に違反し (1)
たとき。
(条例第6条に該当する場合を除く)
1 回目:口頭注意
2 回目:警告
3 回目:指定停止 60 日間
(2)条例第 6 条第 1 項の確認を受けずに工事に着手した (2)
とき。
1 回目:口頭注意
2 回目:警告
3 回目:指定停止 30 日間
4 回目:指定停止 60 日間
(30 日間の指定停止処分
と加重による 30 日間を
合算するため)
5 回目:指定取消し
※多数の工事を行うなど
悪質と認められる場合
は、上記に係らず警告、
指定停止、または指定取
消しとすることができ
る。
別記 措置要件の取扱いについて
1 同時に複数の措置要件に該当するときは、各々の停止期間は合算される。
2 処分解除後、新たに違反がなく、2 年間を経過したときは、停止期間の履歴は消滅
する。
3 処分後 2 年間を経過していない間に、処分を受けた場合は、解除した処分期間と停
止期間を合算し、6 ヶ月を超える停止期間となった場合は、指定取消しとする。
4 指定取消し日から 2 年間は、指定工事店としての指定の申請ができない。
5 「排水設備(水洗便所改造)計画確認申請書及び設計書」の確認前にやむを得ず工
事を行う場合において、事前に確認申請前着工願を受理したものについては、処分
の対象とはしない。
様式第1号
事
実
確
認
書
年
月
日
船橋市長 あて
業 者 名
代表者氏名
印
印
下記のとおり違反を行ったことをここに本書をもって事実の確認を証します。
違
施工場所
1
施工主氏名
反
施工業者
電話番号
内
容
違反内容
備
考
1 届出義務違反
措置要件3(
)に該当
2 義務違反
措置要件4(
)に該当
3 法令及び条例違反
措置要件5(
)に該当
様式第2号
第
年
月
号
日
様
船橋市長
船橋市排水設備指定工事店指定(取消し・停止)通知書
このことについて、船橋市下水道条例第7条の8の規定により、指定の(取消し・停
止)をします。
記
指定(取消し・停止)日
年
月
日
年
月
日
停止の期間
年
月
日
~
※ この処分に不服がある場合には、この処分があったことを知った日の翌日から起算
して 3 月以内に市長に対して、審査請求をすることができます。
処分の取消しの訴えは、この処分があったことを知った日の翌日から起算して 6 月以
内に、市を被告として(訴訟において市を代表する者は、市長になります。
)提起するこ
とができます。ただし、審査請求をした場合には、処分の取消しの訴えは、その審査請
求に対する裁決があったことを知った日の翌日から起算して 6 月以内に提起することが
できます。
様式第3号
第
年
月
号
日
様
船橋市長
船橋市排水設備指定工事店指定停止解除通知書
このことについて、船橋市下水道条例第7条の8の規定による停止が解除されたので
通知します。
記
指定停止解除日
年
月
日
様式第4号
第
年
月
号
日
様
船橋市長
警
告
書
船橋市排水設備指定工事店の指定取消し等措置要綱の措置要件に該当するため文書に
よる警告をします。
今後、再度このような措置要件に該当するときは、指定停止処分となるので申し添え
ます。
該当理由
確 認 申 請 前 着 工 願
年
船橋市長
月
日
あて
排水設備指定工事店
所 在 地
名称(商号)
代表者氏名
(電話番号
責任技術者 氏名
印
)
印
排水設備(水洗便所改造)計画確認申請書の確認前に工事を着工したいので、下記の
とおり提出いたします。
1.施工場所
船橋市
2.申請者
住
所
氏
名
電話番号
3.工事予定期間
年
月
日
年
月
日
4.施工理由
5.申請書提出予定日
~
年
月
日