平 成 28 年 度 学 校 自 己 評 価 シ ス テ ム シ ー ト

(別紙様式)
(A3判横)
平 成 28 年 度 学 校 自 己 評 価 シ ス テ ム シ ー ト ( 県立本庄特別支援学校 )
目 指 す 学校 像
重
〇社会的自立を目指し、障害の特性や教育的ニーズに応じた教育を推進する学校
〇地域に信頼される特別支援教育のセンターとしての取組を推進する学校
1 社会的自立に向け、個に応じたキャリア発達・形成を図るキャリア教育を充実するため、本校のキャ
リア教育の視点を踏まえた教育を推進する。
2 地域の期待に応える学校運営と地域の資源を生かした教育活動を実現するため、学校と保護者・地域
住民などの共助体制による新しい協働型の学校づくりを推進する。
3 児童生徒の個々の課題やニーズに応じた指導・支援を図るため、今までの成果を踏まえ、外部専門家
点 目 標
を有効に活用するとともに、外部関係機関と適切に連携し、計画的、組織的に保護者支援を含めた個
別支援を充実する。
4 学校及び職員個々が持つ専門性を早期支援を含めた地域支援により有効に活かすとともに、早期支援
では小学校等への円滑な移行、継続した連携を支援し、高校支援では組織的に高校と関係諸機関を繋
ぐ取組を充実する。
※ 重点目標は3つ以上の設定も可。重点目標に対応した評価項目(年度達成目標を意味する。)は複数設定可。
※ 番号欄は重点目標の番号と対応させる。評価項目に対応した「具体的方策、方策の評価指標」を設定。
学
年
番号
1
2
3
4
現状と課題
校
度
自
目
己
達
A
ほぼ達成(8割以上)
B
概ね達成(6割以上)
C
変化の兆し(4割以上)
※学校関係者評価実施日とは、最終回の
学校評価懇話会を開催し、学校自己評
価を踏まえて評価を受けた日とする。
出席者
成
度
D
評
標
評価項目
具体的方策
方策の評価指標
キャリア教育の推進
①各学部の教育(シラバス)をより一層効果的に活用
し、教育力の向上を図るため校内発表会を実施する。
②「障害者差別解消法」の制定に伴い、合理的配慮の
観点を踏まえ、職員の足並みを揃えた「個別の教育支
援計画」の作成、研修会や報告会を充実させる。
③教育課程検討委員会を中心に太田ステージ評価に関
わる研修を進め、全児童生徒のアセスメントを実施す
る。結果は目安であり、評価ではない事を念頭に置
き、保護者への説明をしながら児童生徒を理解するた
めに研究を進め改善する。
④デュアルシステム校内運営会議を活用し、小・中学
部、自立活動部の教員は各学部段階での職業教育を充
実するため、就業体験しキャリア教育の充実に生か
す。
①各学部で「キャリア教育の視点を踏まえ
た教育の推進」の校内発表会が行うことが
できたか。
②「合理的な配慮」の実施内容が児童生徒
と保護者の教育的ニーズによる合意形成に
基づき作成されているか。
③個に即した知的発達の段階に応じた教育
課程の研究を行うため、太田ステージ評価
を活用し、アセスメントを実施したか。ま
た、自立活動部と授業アドバイザーとの連
携を図り、自立活動の指導の充実が図られ
たか。
④小中学部、自立活動部は、就業体験をキ
ャリア教育の充実に生かせたか。
「未来を拓く学校づくり推進委員会」が 2 年目を迎える。地域の期待
に応える学校運営と地域の資源を生かした教育活動の実現を図るた
め、学校と保護者・地域住民などの共助体制による新しい協働型の学
校づくりを推進すること求められている。そこで校内では「未来を拓
く学校づくり推進委員会」を発足し、未来を拓くワーキンググループ
の活動を具現化させ「チーム本庄」独自の協働型の学校づくりの取組
等をいかに情報発信するか求められる。また、本校が取り組んできた
「質の高い学校教育」を図るため(学び合いのネットワークの構築)
を中心にした他学部の授業体験、教員のデュアル体験、人材バンクの
一層の発信、事例研修会など成果をあげた。今年度は、第三者評価に
係る学校間の学び合いのための学校間ネットワーク会議を実施し、学
校間ピアレビュー(学校間の学び合い報告)、「自校で評価できる取
組(グッドプラクティス)を共有することが課題である。
新しい協働型の学校
づくりの推進
①校内「未来を拓く学校づくり推進委員会」のワーキ
ンググループにより(①地域支援グループ・②企業連
携グループ・③情報発信グループ・④地域貢献グルー
プ)の4つのグループ分け、組織的な協働型の学校づ
くりを進める。
②学校視察の受け入れ等を通して、本校の実践をより
広く提供し、本校が行っている学びの充実を進め、
「授業を開く」「授業 を見合う」「他学部の授業体
験」することで、教員の質を向上させる。
③今後、より一層の教育力向上を図るためには、各学
校で積み上げられてきた成果と課題を互いに共有し、
県立学校全体の共有財産にすることが必要である。そ
のために、学校間でのネットワークを構築して学び合
いを行い、学校間ピアレビュー(学校間の学び合い報
告)において「自校で評価できる取組(グッドプラク
ティス)を共有し進めて行く。
①校内「未来を拓く学校づくり推進員会」
と校外「推進委員会」が協力し合い協働型
の学校づくりが協議できたか。
保護者支援を含めた個別支援(カンファレンス・ケース会議等の支援
会議・コーディネータ-会議、校内委員会等を活かした指導・支援、
外部専門家を活用した指導支援・相談など)を計画的・組織的に実施
し、個別支援の成果をあげている。また、保護者支援(ハートミーテ
ィング「わいわい」・教育支援会議・総合カンファレンス・ハート相
談)を計画的・組織的に実施し、より保護者支援を含む個別支援を充実
させた。今後は、問題行動等の児童生徒対象の支援会議(ケース会
議、カンファレンス等)において情報共有に基づいた支援方針・内
容・方法を明確化し、迅速に対応し評価することが課題である。成果
と課題に基づき、より難しさを抱えている保護者のニーズに応じた保
護者支援を図るための工夫・改善が課題である。
保護者支援を含めた
個別支援の充実
①行動問題等の児童生徒の支援会議は支援方針・内
容・方法等を迅速かつ早期の実施、評価を行い次回に
繋げる。
②特別非常勤講師(臨床心理士、言語聴覚士、作業療
法士、理学療法士)外部専門機関等の指導・助言を今
後の指導に活用する。
③新入生児童生徒や保護者に対し、早期の「教育支援
会議」を開催し、地域の関係機関等との連携を図り、
情報提供・共有の場を設け繋げる。
④保護者支援の4つの枠組み(ハートミーティング「わ
いわい」・教育支援会議・総合カンファレンス・ハー
ト相談)をより一層充実させる。
①カンファレンス・ケース会議等の支援会
議において方法や方策を早期に明確化し、
実施・評価に繋げることができた。
全職員による人材バンクや自立活動の時間における指導の専門性な
ど、本校が有する特別支援教育の専門性や本校職員が持つ専門性を早
期支援に含めた、地域支援の充実に活かしてきた。コーディネーター
による巡回指導(保幼・小中学校・高校への支援)早期支援を含めた
地域支援を更に充実し継続することが課題である。また、高校とのコ
ーディネーター情報交換会の開催や内容の充実、県の拠点校との連携
を深め、よりニーズに応じた支援を行うことが課題である。
早期支援を含めた、
地域支援の充実
①幼児、保護者支援を含めた親子教室(はーと教室)
を継続開催するとともに、早期支援に向けた情報共有
を幼・保育園への巡回により連携を図る。
②市町教委等と連携し、小学校等への入学後も移行支
援の一つである巡回支援を行い、支援の繋がりをより
一層充実させる。
③高等学校コーディネーター情報交換会の早期開催、
県の拠点校と連携した取組を行い、高校と関係機関を
繋ぎ、よりニーズに応じた支援を行う。
①子育てや就学についての相談や助言等、
情報提供し、より一層、園との連携を深め
ることができたか。
②教員の資質向上を図るため全教員が(①
学部内の授業見学・②他学部授業見学・③
他学部授業体験・④デュアルシステム)ど
れか1回行うことができたか。
③教育力向上を目指した学校間の学び合い
に向けての取り組みを実施し、「自校で評
価できる取組(グッドプラクティス)がで
きたか。
②特別非常勤講師による専門機関等の指
導・助言が活用できたか。
③教育支援会議を開催し、関係機関等によ
る情報共有することができたか。
④保護者支援の 4 つの枠組みをより一層、
充実することができたか。
②小学校等への円滑な移行支援の巡回体制
を図り、支援することができたか。
③学区域内の高等学校と各関係機関との連
携を繋ぎ、情報交換会を実施し相談支援に
向けた話し合いができたか。
名
1名
10名
不十分(4割未満)
価
学
年 度 評 価 ( 5 月 1 日
キャリア教育の視点を踏まえた教育の推進を進め 4 年目を迎え、まと
めとして実践報告会を行う。各学部の教育(シラバス)を効果的に活
用し、キャリア教育を一層推進する必要がある。4 月から「障害者差
別解消法」が制定され、学校と本人及び保護者により、個別の指導計
画を作成する中で、「合理的配慮」の観点を踏まえた指導・支援、授
業作りが求められている。また、全学部で実施した太田ステージ評価
の更なる活用と授業実践、保護者への理解啓発が課題である。さら
に、個に即し、知的発達と障害特性に応じた教育課程の研究の継続が
必要である。高等部の類型化(4つの学習型)の充実を図るため、就
業体験学習(デュアルシステム)の更なる充実が求められる。そのた
めには、職業教育総合評価票の活用と評価項目の再検討、全職員で職
業教育を理解し充実させるためには、各学部教職員の体験的学びを理
解させることが課題である。
学校関係者
生徒
事務局(教職員)
評価項目の達成状況
達成度
現 在 )
次年度への課題と改善策
校
実施日
関
係
平成29年
者
評
月
価
日
学校関係者からの意見・要望・評価等