No.112 吹奏楽の響きin半田(H28,5,11)(PDF:113KB)

NO,112<平成 28,5,10>
音楽があふれる半田の町
5月7(土)・8日(日)の2日間、雁宿ホールにて、半田市音楽文化振興事業
「吹奏楽の響き in HANDA」を開催しました。
初日の7日は、半田市の中学校吹奏楽部の生徒 216 名が、セントラル愛知
交響楽団と金城学院大学音楽芸術学科の皆さんから具体的な技術を学ぶワ
ークショップとしての開催でした。
朝 10 時から夕方 5 時まで、夏のコンクールの課題曲の一つ「マーチ・スカイブ
ルー・ドリーム」の演奏のコツをみっちり指導していただき、部員と顧問の先生 方に
とって、またとない貴重な機会になりました。午前は、パートごとに分かれ、同じ楽
器を奏で愛する者同士、厳しさの中にもほのぼのとしたふれあいの姿がありました。
午後からは、世界的指揮者の小松長生氏から、各学校ごとに指導していただき
ました。生徒たちは、指導された事柄を一言一句聞き漏らさないよう真剣な表情
で聞き入り、丹念にメモをとっていました。
こうした機会を設けていただいたセントラル愛知交響楽団、金城学院大学の皆
様に心より感謝申し上げます。ひょっとしたら、コンクール本番以上にすばらしい経
験、すばらしい思い出になったかもしれません。もちろん、コンクールでの活躍も楽
しみにしています。
2日目の8日は、市民の皆様に吹奏楽の響きを存分にお楽しみいただきまし
た。メンデルスゾーンやホルストといった大作曲家の曲から、マーチ、映画音楽な
どのニューサウンズインブラスまで、吹奏楽の歩みをセントラル愛知交響楽団音
楽主幹の山本雅士さんの軽妙な解説とともに聴かせていただきました。会場の皆
様は、これまで以上に、吹奏楽を身近に感じ、大いに満喫されたことと思います。
市民の皆様に、楽しく、分かりやすく、心豊かに音楽に親しんでいただけるよう
な、音楽があふれる半田のまちになっていくといいなと思います。今後も、様々趣
きのある素適な音楽の贈り物をお届けしますので、ぜひ、お楽しみください。
か
教育長
くまさはる
加来正晴