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信濃国分寺三重塔 〈
重要文化財〉
室 町時代 中期 に建 て られた と推定 され る、 軒反 りの強 い
す っき りした 美 しさ を もつ、 柿 を模 した 鋼 板葺 の塔 です 。
塔 の外部 は和様 。禅宗様 の折衷様式ですが、 内部 は四天 柱
上 の台輪、 内 ・外 陣 の禅宗様詰組な ど純禅宗様です。
棟札 が 5枚 あ り、「貞享 乙丑天三 月二 日」「享保十 一 丙午
天二 月二 十八 日」「修覆延享五年辰二 月七 日」「葺替安永 七
戊 戊天 閏七 月二 日」「修覆文 政 二 己卯歳 閏 四 月吉祥 日」 の
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信濃 国分寺三重塔 (重 要文化財〉
牛頭天王之祭文 そ∫両
1言
定文化財 )
牛頭 天 王之祭 文 は蘇 民縁起 につ いて 書 かれ た
もので、 上 小地 方 で は 二 番 目 に古 い 文 書 で す。
室 町 時 代 の 文 明 12(1480)年 、 11月 に 書 写 さ
れて い ます。
牛頭天王之祭文 (部 分)
「柳 ノ札 ヲ作テ蘇民将来之子孫也 卜書テ」 と蘇民将
内容 は蘇 民将来 の子孫 が災 厄 を免れ た とい う
来符の由来が記されています。
もので、 とくに、 治病 を重 要視 して いる点 に特
徴が あ ります。 信濃国分寺 に伝来 し、 現在 当館 に寄託 されて い ます。
全国各地 に残存 して い ます。
信濃 国分寺 の蘇 民将来符 は室 町時代以降か
ら作 られた とみ られ、 除災招福 を祈 って 門戸
にか け られ ます。
信濃 国分 寺資料館 で は毎 年 1月 に、 全 国各
地 の蘇 民将 来 符 を展示 した 特別 展 を開催 し、
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れ、奈良時代以降 に広 く流布 した 民俗信仰で、
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蘇 民信仰 は 中央 ア ジアか ら伝来 した といわ
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蘇民将来符 〈
市指定民俗文化財〉
そ の 図録 「蘇 民将来 符 ― そ の 信 仰 と伝 承 ― 」
信濃 国分寺で頒布 される蘇民 将来符
も頒布 して い ます。
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利用案内
羹
しなの鉄道「信濃国分寺駅J下 車。歩いて5分
開館時間
休 館 日
午前 8時 30分 か ら午後 5時 まで
(た だし、入館は午後 4時 30分 まで)
水 曜 日・祝 日の翌 日 (水 曜日にあたる日はその翌日も休館)
年末年始 (12月 29日 から翌年 1月 3日 まで)
表 紙 写 真
裏表紙カ ッ ト
信濃国分寺資料館全景
八葉複弁蓮花文鐙瓦・均斉唐草文字瓦
―常設展示解説―
上田地 方 の古代文化
昭和 56年 11月 1日 初版発行
平成 2年 3月 1日 第 2版 発行
平成 21年 3月 20日 第 3版 発行
堀秀上田市立信濃国分寺資料館
〒 3860016長 野 県 上 田 市 国 分
電話 。FAX (0268)27-8706
E―
1125番
地
mail:[email protected]
URL:http:〃 museum.umic.ueda.nagano.jp′ kokubunji′
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中沢印刷株式会社