JCLU 7 月例会

JCLU
7 月例会
およそ 16 年にわたり適法に在留してきた日系ブラジル人男性が、覚せい剤
取締法違反被告事件で執行猶予付き有罪判決が確定したことから、退去強制
令書発付処分を受けました。しかし、この男性は性同一性障害という性的マ
イノリティー (LGBT)であり、日常は女性として生活しています。本国ブラ
ジルでは、LGBT に対する偏見や迫害など人権侵害が常態化しており、強制送
還されれば生命に危険が及ぶ可能性があります。しかし在留特別許可は認め
られず、その後の取消訴訟でも、裁判所はその実態を直視することなく請求
を棄却しました。退去強制手続において LGBT の人権をどう護るべきか。そ
の実情と論点をご報告し、残された課題について検討します。
―アクセス―
・JR 中央・総武線 御茶ノ水駅(聖橋口)
徒歩 3 分
・丸ノ内線 御茶ノ水駅(2 番出口)、徒歩
6 分
・千代田線 新御茶ノ水駅(B1 出口)
、徒
歩 3 分
・新宿線 小川町駅(B5 出口)、徒歩 5 分
【主催】公益社団法人自由人権協会(JCLU)
TEL:03-3437-5466 e-mail:[email protected] twitter: @JCLUsecretariat
facebook: www.facebook.com/japancivillibertiesunion