平成27年度(2015 年 4 月 1 日∼2016 年 3 月 31 日)事業報告 平成 27 年の日本経済は、米国の安定した経済状況を受け、日経平均も一時的ではありま すが 2 万円を超え、好転する兆しが見えました。そのような状況を受け、当財団の財務状 況も外債利息が順調に伸び、前年より約 449 万円(234%)の大幅な増収となり、株式配当 金も引き続き、15 円配当という安定した状況で事業資金の増加で推移することが出来まし た。 本年度の助成事業予算を 2,000 万円(前年より 400 万円増) 、表彰事予算を 60 万円(前 年と同額)で計上しておりましたが、助成事業で 2,000 万円(予算比 100%)、表彰事業で 80 万円(予算比 133%)と約 20 万円オーバー致しましたが、ほぼ予算通り執行いたしまし た。 今後も新潟県のインドアスポーツ振興の寄与する事業に助成すると共に、スポーツ活動 で顕著な成績を収めた団体及び指導者、選手に米山稔賞を授与し、なお一層の活躍に寄与 すべく財団運営を進めて参ります。 以下事業別にご報告申し上げます。収支決算書は別紙をご参照ください。 1.助成に関する事業 56 事業より交付申請があり、審査委員会において審査の結果、申請のあった 52 事業に 2,000 万円の助成を行いました。 申請団体 1 新発田市卓球連盟 2 新潟県体操協会 3 新潟県バスケットボール協会 4 新潟市アイスホッケー協会 5 事業の名称 交付金額 新発田市ジュニア強化指定選手 強化育成事業 ¥210,000 「祝 北陸新幹線『上越妙髙駅』開業記念事業」 第 69 回全日本学生体操競技・第 67 回新体操選手権大会 東日本大震災復興支援 第 4 回 全日本クラブバスケットボール選抜大会 平成 27 年度 新潟市アイスホッケー協会 ジュニア強化事業 ¥400,000 新潟県バドミントン協会 平成 27 年度 ¥450,000 6 新潟県バドミントン協会 優秀指導者前期招聘事業 7 新潟県小学生バドミントン連盟 平成 27 年度 8 新潟県バドミントン協会 少年男子前期強化事業 ¥430,000 9 新潟県バドミントン協会 少年女子強化事業 ¥290,000 10 新潟県バドミントン協会 ジュニア強化事業 ¥540,000 11 新潟県バドミントン協会 成年男子強化事業 ¥110,000 国体強化(四種別)合宿事業 新潟県小学生バドミントン選手強化事業 ¥150,000 ¥160,000 ¥1,000,000 ¥900,000 12 新潟県バドミントン協会 成年女子国体強化合宿事業 ¥120,000 13 新潟県バドミントン協会 中学生バドミントン強化活動 ¥500,000 14 15 特定非営利活動法人 新潟バドミントン・プロモーショ 一貫指導体制確立によるジュニア選手育成事業 ン 平成 27 年度 新潟県バドミントン協会 第 1 回新潟県高等学校バドミントン強化練習会 ¥500,000 ¥150,000 16 新潟県バドミントン協会 第 31 回新潟県高等学校 1・2 年生バドミントン大会 17 新潟県バドミントン協会 JOC ジュニアオリンピックカップ 第 33 回全日本ジュニアバドミントン選手権大会 第 15 回新潟県予選会(ジュニア新人の部) 18 新潟県テニス協会 平成 27 年度新潟県テニス協会ジュニア強化プログラム 19 新潟県テニス協会 新潟県テニストレーニングセンター強化プログラム ¥500,000 20 新潟県テニス協会 平成 27 年度 第 16 回 YONEX 杯 新潟県高等学校テニスフェスティバル ¥300,000 21 長岡市テニス協会 平成 27 年度 ¥700,000 22 長岡市テニス協会 第 10 回(平成 27 年) 長岡市チャンピオンシップテニス大会 ¥250,000 23 江南高等特別支援学校 放課後活動クラブの会 江南高等特別支援学校 放課後活動クラブの会 障害児(高校生)の為の放課後スポーツクラブ ¥500,000 「KAAC 夏の合同合宿」 ¥120,000 24 ゼネラルコーチ設置による選手強化事業 ¥170,000 ¥60,000 ¥1,000,000 25 新潟市相撲連盟 新潟市相撲教室(相撲ジュニア強化) ¥100,000 26 新潟市卓球連盟 新潟市ジュニア選手 強化事業 ¥300,000 27 新潟県ソフトテニス連盟 北信越国民体育大会(ソフトテニス競技)出場者 強化合宿 ¥400,000 28 新潟県ソフトテニス連盟 Fight 新潟ジュニア!! つかめ日本一!! ¥500,000 29 新潟県ソフトテニス連盟 一貫指導体制の構築と推進 ¥400,000 30 特定非営利活動法人 スポネットせいろう 平成 27 年度 31 佐渡バドミントンスクール バドミントン島の子供達に世界の指導を受ける事業 32 新潟県テニス協会 第 14 回 新潟県小・中学生テニス選手育成・強化事業 ¥400,000 33 新潟県テニス協会 TENNIS PLAY&STAY 普及事業 ¥600,000 夏季広域研修大会 ¥50,000 ¥450,000 34 新潟県ソフトテニス連盟 ソフトテニス技術指導者育成講習会 ¥250,000 35 新潟県ソフトテニス連盟 (北信越ソフトテニス連盟) ヨネックスカップ (北信越選抜インドアソフトテニス選手権大会) ¥600,000 36 新潟市卓球連盟 新潟市ジュニア選手 強化事業 ¥300,000 37 一般財団法人新潟県剣道連盟 新潟県剣道大会 ¥250,000 38 新潟県アイスホッケー連盟 トップレベルコーチによる県代表選手強化事業 39 新潟県バドミントン協会 平成 27 年度 新潟県バドミントン協会(優秀指導者招聘事業) 40 新潟県バドミントン協会 平成 27 年度 41 新潟県バドミントン協会 中学生バドミントン強化活動 42 新潟県小学生バドミントン連盟 平成 27 年度後期 新潟県小学生バドミントン選手強化事業 43 新潟県小学生バドミントン連盟 新潟県ジュニアバドミントン普及事業 44 新潟県バドミントン協会 45 新潟県バドミントン協会 46 新潟県バドミントン協会 47 佐渡バドミントン協会 バドミントン日本リーグ 2015 佐渡大会 ¥400,000 48 新潟県バドミントン協会 トップレベルコーチによる県代表選手強化事業 ¥200,000 49 新潟県バドミントン協会 平成 27 年度 新潟県バドミントン協会(優秀指導者招聘事業) ¥100,000 50 新潟県小学生バドミントン連盟 平成 27 年度 ¥600,000 51 新潟県バドミントン協会 中学生バドミントン強化活動 ¥100,000 52 新潟支部バドミントン協会 平成 27 年度後期 新潟県小学生バドミントン選手強化事業 ¥100,000 ジュニア強化事業 平成 27 年度 新潟県バドミントン協会(少年男子強化事業) 平成 27 年度 新潟県バドミントン協会(少年女子強化事業) 平成 27 年度 新潟県バドミントン協会(成年男子強化事業) ジュニア強化事業 ¥90,000 ¥1,000,000 ¥500,000 ¥500,000 ¥1,000,000 ¥400,000 ¥350,000 ¥350,000 ¥200,000 ¥20,000,000 2.表彰に関する事業 平成27年度の表彰は、選考委員会において審査の結果、次のとおり決定いたしました。 氏 名:内藤 希・坂詰姫野ペア 功 績:全日本ジュニアテニス選手権 優勝 3.個人情報の取り扱いについて 当財団は個人情報取り扱い事業者には該当いたしませんが、個人情報保護法の制定に伴 い、個人情報の保護及び安全管理措置、従業者の監督等はヨネックス株式会社の個人情 報保護規定(平成17年3月25日制定)に準拠して取り扱っております。 貸借対照表 平成28年3月31日現在 (単位:円) 科 目 当年度(27年度) 前年度 増 減 Ⅰ 資産の部 1.流動資産 現金 164,079 44,412 119,667 預金 9,851,696 9,975,160 -123,464 10,015,775 10,019,572 -3,797 14,770,805 14,770,805 0 229,749 260,749 -31,000 有価証券 4,757,140,019 1,852,140,019 2,905,000,000 基本財産合計 4,772,140,573 1,867,171,573 2,904,969,000 助成事業積立金 12,420,821 7,837,285 4,583,536 特定資産合計 12,420,821 7,837,285 4,583,536 固定資産合計 4,784,561,394 1,875,008,858 2,909,552,536 資産合計 4,794,577,169 1,885,028,430 2,909,548,739 1.流動負債 12,300 21,010 -8,710 流動負債合計 12,300 21,010 -8,710 負債合計 12,300 21,010 -8,710 1.指定正味財産 4,772,561,394 1,863,008,858 2,909,552,536 (うち基本財産への充当額) (4,760,140,573) (1,855,171,573) 2,904,969,000 (うち特定資産への充当額) (12,420,821) (7,837,285) 4,583,536 2.一般正味財産 22,003,475 21,998,562 (うち基本財産への充当額) (12,000,000) (12,000,000) 流動資産合計 2.固定資産 (1)基本財産 預金 預金(日興証券) (2)特定資産 Ⅱ 負債の部 Ⅲ 正味財産の部 (うち特定資産への充当額) 4,913 0 0 0 0 正味財産合計 4,794,564,869 1,885,007,420 2,909,557,449 負債及び正味財産合計 4,794,577,169 1,885,028,430 2,909,548,739 財産目録 平成28年3月31日現在 科目 場所・物量等 使用目的等 金額 Ⅰ資産の部 1 流動資産 現金 手元現金 運転資金として 164,079 預金 北越銀行東京支店 運転資金として 9,851,696 流動資産合計 10,015,775 2 固定資産 (1)基本財産 預金 北越銀行東京支店 公益目的保有財産であり運用益を助成事 業・法人会計の財源として使用している 預金 日興証券 日興証券 有価証券 国債 国債 有価証券 ゴールドマンサックスグループ ゴールドマンサックスグループ 43,868,000 有価証券 ドイツギンコウロンドンシテン ドイツギンコウロンドンシテン 50,000,000 有価証券 ゴールドマンサックスインターナショナル ゴールドマンサックスインターナショナル 有価証券 ヨネックス株式100万株 ヨネックス株式100万株 北越銀行東京支店 北越銀行東京支店 14,770,805 229,749 3,272,019 200,000,000 4,460,000,000 (2)特定資産 預金 12,420,821 固定資産合計 4,784,561,394 資産合計 4,794,577,169 Ⅱ負債の部 1 流動負債 未払費用 出向社員給与未払金 出向社員給与未払金 預り金 源泉徴収税 源泉徴収税 12,300 流動負債合計 12,300 負債合計 12,300 正味財産 4,794,564,869 正味財産増減計算書 平成27年4月1日~平成28年3月31日 科目 当年度 (単位:円) 増減 前年度 Ⅰ 一般正味財産増減の部 1.経常損益増減の部 (1)経常収益 ①基本財産運用益 有価証券利息・配当金 23,634,464 19,145,531 4,488,933 4,913 4,596 317 23,639,377 19,150,127 4,489,250 20,000,000 15,953,174 4,046,826 805,258 744,363 60,895 ②雑収益 預金利息 経常収益計 (2)経常費用 ①事業費 助成金 表彰 会場費 事業費計 0 20,805,258 16,697,537 4,107,721 1,606,000 1,450,000 156,000 旅費交通費 392,718 203,012 189,706 通信費 101,432 87,879 13,553 会議費 47,500 36,300 11,200 委託費 324,000 324,000 0 その他経費 357,556 346,803 10,753 2,829,206 2,447,994 381,212 23,634,464 19,145,531 4,488,933 4,913 4,596 317 (1)経常外収益 0 0 0 (2)経常外費用 0 0 0 当期経常外増加額 0 0 0 4,913 4,596 317 一般正味財産期首残高 21,998,562 21,993,966 4,596 一般正味財産期末残高 22,003,475 21,998,562 4,913 28,187,000 26,982,816 1,204,184 -23,634,464 4,552,536 -19,145,531 7,837,285 -4,488,933 -3,284,749 基本財産評価損益 2,905,000,000 906,000,000 1,999,000,000 当期指定正味財産増減額 2,909,552,536 913,837,285 1,995,715,251 指定正味財産期首残高 1,863,008,858 949,171,573 913,837,285 指定正味財産期末残高 Ⅲ 正味財産期末残高 4,772,561,394 4,794,564,869 1,863,008,858 1,885,007,420 2,909,552,536 2,909,557,449 ②管理費 給料手当 管理費計 経常費用計 当期経常増加額 2.経常外増減の部 当期一般正味財産増加額 Ⅱ 指定正味財産増減の部 ①基本財産運用益 基本財産受取利息・配当金 ②一般正味財産へ振替額 一般正味財産への振替-受取利息・配当 当期指定正味財産増減額 正味財産増減計算書内訳表 平成27年4月1日~平成28年3月31日 科目 公益事業 (単位:円) 合計 法人会計 Ⅰ 一般正味財産増減の部 1.経常損益増減の部 (1)経常収益 ①基本財産運用益 有価証券利息・配当金 20,805,258 2,829,206 23,634,464 4,913 4,913 2,834,119 23,639,377 ②雑収益 預金利息 経常収益計 20,805,258 (2)経常費用 ①事業費 助成金 表彰 20,000,000 20,000,000 805,258 805,258 会場費 事業費計 0 20,805,258 0 20,805,258 1,606,000 1,606,000 旅費交通費 392,718 392,718 通信費 101,432 101,432 会議費 47,500 47,500 委託料 324,000 324,000 その他経費 357,556 357,556 0 2,829,206 2,829,206 20,805,258 2,829,206 23,634,464 0 4,913 4,913 (1)経常外収益 0 0 0 (2)経常外費用 0 0 0 当期経常外増加額 0 0 0 当期一般正味財産増加額 0 4,913 4,913 一般正味財産期首残高 14,452,321 7,546,241 21,998,562 一般正味財産期末残高 14,452,321 7,551,154 22,003,475 19,167,160 9,019,840 28,187,000 -20,805,258 -1,638,098 -2,829,206 6,190,634 -23,634,464 4,552,536 基本財産評価損益 1,975,400,000 929,600,000 2,905,000,000 当期指定正味財産増減額 1,973,761,902 935,790,634 2,909,552,536 指定正味財産期首残高 1,263,167,448 599,841,410 1,863,008,858 指定正味財産期末残高 3,236,929,350 1,535,632,044 4,772,561,394 3,251,381,671 1,543,183,198 4,794,564,869 ②管理費 給料手当 管理費計 経常費用計 当期経常増加額 2.経常外増減の部 Ⅱ 指定正味財産増減の部 ①基本財産運用益 基本財産受取利息・配当金 ②一般正味財産へ振替額 一般正味財産への振替-受取利息・配当 当期指定正味財産増減額 Ⅲ 正味財産期末残高 財務諸表に対する注記 1.重要な会計方針 (1)有価証券の評価基準及び評価方法 満期保有目的の債権は償却原価(定額法)による。 関連会社株式は移動平均法に基づく原価法による。 その他の有価証券は時価のあるものは時価法(売却原価は移動法により算定)、時価の ないものは移動平均法による原価法とする。 (2)固定資産の償却方法は定額法による。 (3)消費税等の会計処理は税込み方式による。 2.基本財産の増減額と残高 (単位:円) 科 目 前期末残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 基本財産 現預金 14,770,805 0 0 14,770,805 預金(日興証券) 260,749 0 31,000 229,749 有価証券(国債) 3,272,019 0 0 3,272,019 200,000,000 0 200,000,000 0 有価証券(ゴールドマンサックスグループ) 43,868,000 0 0 43,868,000 有価証券(ドイツギンコウロンドンシテン) 50,000,000 0 0 50,000,000 0 200,000,000 0 200,000,000 1,555,000,000 2,905,000,000 0 4,460,000,000 1,867,171,573 3,105,000,000 200,031,000 4,772,140,573 7,837,285 4,583,536 0 12,420,821 有価証券(シティグループ) 有価証券(ゴールドマンサックスインターナショナル) 株式 基本財産計 特定資産計 現預金 特定資産計 合計 7,837,285 4,583,536 0 12,420,821 1,875,008,858 3,109,583,536 200,031,000 4,784,561,394 3.基本財産及び特定資産の財源等の内訳 (単位:円) 科 目 当期末残高 (うち指定正味財産から (うち一般正味財産から の充当額) の充当額) (うち負債に対応する 額) 基本財産 現預金 預金(日興証券) 有価証券 株式 基本財産計 14,770,805 (2,770,805) 229,749 (229,749) (12,000,000) 0 0 0 297,140,019 (297,140,019) 0 0 4,460,000,000 (4,460,000,000) 0 0 4,772,140,573 (4,760,140,573) 12,420,821 (12,420,821) 0 0 12,420,821 (12,420,821) 0 0 4,784,561,394 (4,772,561,394) (12,000,000) 0 特定資産 現預金 特定資産計 合計 (12,000,000) 4.満期保有目的の債権の内訳及び帳簿価額、時価、評価損益は次のとおりである。 (単位:円) 科 目 国債 合 計 帳簿価格 3,272,019 時 価 4,207,320 評価損益 935,301 3,272,019 4,207,320 935,301 5.指定正味財産から一般正味財産へ振替額の内訳。 内 容 金 額 経常収益への振替額 受取利息・配当金 合 計 23,634,464 23,634,464 0
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