平成 28 年6月 8 日 校長講話2 時間の使い方 〇時間を上手に使っていますか? 私は毎日学習時間を 3 時間と決めている・・・私は毎日4時間ゲームやスマホ・・・・ 私は毎晩読書を 2 時間している・・・・毎晩テレビを4時間観ることにしている・・・ 人それぞれです。 時間を上手に使うということは、自分を自分でどうコントロールするか、ということです。大人 も子ども違いはありません。 一日単位で・・・週単位で・・・月単位で・・・年単位で・・・・・ 自然に時間を有効に使えるといいですが・・・・なかなか難しい・・・計画を立てることが大切・・・・・・ したいことをたくさんできるよう計画・・・・・それでいい? 自分はどうありたいの? 10 年後の自分をどうしたいの?・・・・・ 部活動・・・・勉強・・・・・・家の手伝い・・・ボランティア・・・・・ えっ!・・・したいことが出来ないじゃない・・・・・・我慢か・・・・・ 我慢出来なければ・・・・・・・時間はしたいことだけに費やされ、そのまま歳だけとっていく・・・・ したいことを毎日したら・・・よけい我慢できなくなる・・・・他の事を考える力がなくなる・・・・・ 人間力が低下する・・・・・人のせいにする・・他の人の悪口を言う・・・他の人に嫌がらせをす る・・・・・・復活には相当な時間がかかる・・・・。 何とかしたい。でも、もう遅い・・・・自分はダメだ・・・ そんなことない! すなおに自分をみつめ、時間をどう使うか真剣に考え直せばよい!・・・一人ではできない・・・・ 友だちに相談・・・・・・・親、先生を利用する・・・真剣に話せば大人は必ず教えてくれる。 誰でも「したいこと」をしていたい・・・・でも・・・やらなくてはならないことがある・・・・ 我慢すること=自分をコントロールすること たまには「自分のしたいこと」をする・・・・上手に時間を使う・・・ストレス発散・・心身のリ フレッシュ・・・・自分を高める(成長)のは自分の実践。 -1- 〇もうこりた? -人としての幸せ- 「忘己利他」 人間の性(さが)として、私たちはどうしても自分中心に考えてしまうことがあります。もっと欲 しい、こうして欲しい、とまわりに望むことが多くなりがちなのです。我欲(自分の欲)が先立つの です。 最澄さまの言葉に『己(おのれ)を忘(わす)れて他(た)を利(り)するは慈悲(じひ)の極(き わ)みなり』という言葉があります。自分のことは後にして、まず人に喜んでいただくことをする、 それは仏さまの行いで、そこに幸せがあるのだという言葉です。つまり我欲が先に立つような生活 からは幸せは生まれないのだということです。 「インドの母と言われた故マザー・テレサさんの講演のなかでこういう話がありました。 ある日、七人の子供をかかえる貧しい母のところへ、マザーは両手にいっぱいほどのお米を持っ ていってあげたのでした。するとその母親はそのお米の半分を手にして外へ出ていきました。マザ ーが問うと、隣りにも同じような貧しい親子がいるので、そのお米を分けてきたのだと言うのでし た。一俵もあるお米ではありません。自分の子供たちの一食分にも足りないお米でさえ、それを半 分にして、隣りの子供たちも喜ぶだろうと分けてやれる崇高な精神にマザーも感動したのです。 (http://www.tendai.or.jp/houwashuu/kiji.php?nid=26) 【1992年・平成4年】《クリーン修学旅行20周年》 ・クリーン修学旅行20周年にあたり、学校祭において、比叡山延暦寺から表彰をいただき、延暦寺 執行大僧正 小林隆彰先生に「一隅を照らす」の講話をしていただいた。 ・記念品として、天台宗山田恵諦座主ご染筆『忘己利他』の書が贈呈された。 ・卒業生が20周年を記念し、卒業記念として『忘己利他』の碑を建立した。 自分を高める(成長)のは自分の実践。 -2-
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