小・第1表 立川市教育委員会 殿 学校名 立川市立第八小学校 校長名 浦 川 潔 平成28年度 教育課程について(届) このことについて、立川市立学校管理運営規則第12条に基づき、下記のとおりお届けします。 1.教 育 目 標 (1)学校の教育目標 人権尊重の精神を基調として、心身ともに健康で、人間性豊かな児童の育成に努める。また、主体的に考え、判断す る能力を高め、生涯にわたる学習の基礎を培う教育を推進する。 ◎よく考え実行する子ども ―自ら学び、よく考え、正しく判断し、実践する児童の育成― ○心豊かで思いやりのある子ども ―いつくしむ心で、人・もの・自然と豊かにかかわる児童の育成― ○心も体もたくましい子ども ―心身ともに健やかで、粘り強くやりぬく児童の育成― (2)学校の教育目標を達成するための基本方針 【確かな力の育成を図る教育の推進】 ①学習指導要領に基づいた確かな学力の向上のため、授業改善推進プランを活用した授業改善を図る。指導と評価が一 体となった習得重視の教育課程を編成する。立川市授業展開スタンダードを活用し、分かりやすく信頼される授業づ くりに努める。 ②個々の児童の理解を深め、学習の定着状況や習熟度等に応じたきめの細やかな学習指導と言語活動の充実を通して、 「生きる力」の重要な要素である基礎的・基本的な知識・技能の習得、思考力・判断力・表現力等の育成を図る。 ③生涯にわたり心身ともに健康で活力ある生活の基礎を築かせ、生きる力の基盤としての健康・体力づくりの推進並び に食育の推進に取り組めるような環境整備と継続的な指導を行う。 ④児童の学ぶ意欲の向上と、自ら学び自ら考える力を育成するため、教えて考えさせる指導の徹底と、児童の主体的、 体験的な学習や問題解決的な学習の充実を図る。 ⑤児童一人一人の自己肯定感を高めるため、分かる喜び・できる喜びを味わわせる教育活動の充実を図る。 ⑥規範意識や自主・自律の精神と確かな実践力を育成するため、家庭と連携して基本的生活習慣並びに「家庭学習推進 リーフレット」を活用し学習習慣の確立を図る。 ⑦特別支援教育の一層の推進を図るため、全職員で協働して、個別指導計画の作成・実践等、通級による指導「つばさ」 と協力しながら、個に応じた系統的な指導を実施する。また、保護者の不安を軽減し、継続した指導のもとになる学 校生活支援シートを作成し、小中9年間を通した支援を行っていく。 ⑧十分な授業時数を確保し、保護者、地域から信頼される教育を推進するために授業力の向上を図るとともに、見識や 能力・専門性を高める。 ⑨総合的な学習の時間で系統的に学習することによりICTを効果的に活用した授業の推進を図り、タブレット端 末等を使用した授業を行う。また、情報社会で安全に生活するための危険回避の理解を図るなど情報モラル教育 の推進を図り、SNSの適正な利用に向けて学校のルール作りに取り組む。 ⑩義務教育9年間を見通した理念に基づいた計画のもとで効果的な小中連携教育を行うために、中学校区を中心に、 授業参観、情報交換、共通した連携教育活動の計画など具体的に実践し効果を上げる。また、中学校区での立川 市民科の授業の実施や成果の発表、外国語活動の連携・研修などを通して教師の指導力を高めていく。 ⑪学校全体として質の高い教育を提供し、学校が抱える課題の解決を図るため、一人一人の教員の指導力と職務遂行 能力の向上を目指して、校内研究、OJT、教育センター機能を活用した研修を意識的・計画的・継続的に実施し、 教職員の資質と専門的な力量の向上を図る。 小・第1表の2 学校名 立川市立第八小学校 【自他の生命を尊重し、やさしい心を育む教育の充実】 ①自己並びに他者を尊重し思いやる心を育てるため、教育活動全体を通して人権教育の充実、並びに道徳授業の充実・ 改善及び道徳教育の推進を図る。 ②人権教育全体計画や人権教育年間指導計画に基づき、「相手を思いやる心」「自他の生命や人権を尊重する心」「感動 する心」などを育み、心の教育の充実を通していじめのない豊かな人間関係の育成に努める。そのために道徳の時間 を要とし、各教科等でも道徳教育の推進を図る。 ③家庭・地域等との連携を緊密にした生活指導体制を確立し、問題行動の未然防止と早期発見・早期対応、不登校児童 の学校不適応の解消に努める。また、「ふれあい月間」や「いじめ解消・暴力根絶旬間」を活用し、校内での組織的 な指導体制を整えるとともに、心の教育推進・ホワイトプロジェクトとして「弁護士によるいじめ防止授業」を実施 する。また、スクールカウンセラーやハートフルフレンド等の活用による教育相談機能の一層の充実を図る。 ④児童の安全に対する意識を高め、日常生活の中での実践を通して健康で安全な生活行動を選択することのできる力の育 成を図る。また、セーフティ教室及び薬物乱用防止教室の実施をはじめ、交通安全指導、自転車教室等、安心、安全で 充実した学校生活を営むことができるよう、防災・安全教育の徹底と事故防止に努める。 ⑤心の教育推進・オレンジプロジェクトとして毎日の登下校を見守ってくれているシルバー人材センターの方々との連携 や、児童から感謝の気持ちを伝える取り組みを行う。 【よさを伸ばし、個を輝かせる教育の充実】 ①「立川市特別支援教育実施計画」に基づき、児童一人一人の能力を最大限に伸長するために適切な指導と必要な支 援を行う。また、学校生活に見通しがもて、一人一人にとって居場所のある温かい学級経営に努める。 ②通級による指導「つばさ」との連携を図り、定期的な情報交換や研修を行うことで教職員がより専門的な知識や技 能を習得することにより、児童一人一人の課題に対応する力や、個別に支援する指導力を身に付ける。 ③児童の状況を正しく把握し、保護者のニーズを受け止めながら個別指導計画や個別の教育支援計画を作成し、通級 指導学級とも連携しながら適切な指導を行う。また、特別支援学校、医療機関、巡回相談員、スクールカウンセラ ー、スクールソーシャルワーカー、特別支援教育支援員、通訳協力員、学生ボランティア、スクールインターンシ ップなどの人的支援を有効的に活用し、充実した支援に努める。 ④一人一人の社会的・職業的自立に向け、児童・生徒自身が自らの生き方を考え、自らの能力や適性を正しく理解 し、進路を選択することができるようキャリア教育全体計画に基づいたキャリア教育の充実・推進を図る。 ⑤市民力を生かしゲストティーチャーを講師に授業を行ったり、専門的な技術をもった指導員を招いてクラブ活動を 実施したりするなど市民等とのネットワークを生かした連携を行い、特色ある学校づくりを一層推進していく。 【生き方を考え、社会のために役立とうとする意識を育む教育の充実】 ①保護者、地域と連携して、集団生活や社会生活のルールやマナーを身に付け、社会の一員としての規範意識を醸 成し、公共心を育成する。 ②様々な体験学習を通して社会に参画し、貢献する精神を育み、自ら考える力や実践力を育成する。 ③豊かな人間性や社会性・郷土を愛する心を育てるため、進んで地域の行事や活動に参加するとともに、郷土や地域を 愛する心情や態度を養う。 ④学校評議員制度・学校関係者評価等を生かし、学校・家庭・地域社会との連携・協力体制の一層の強化を図り、開か れた学校づくりに努める。そのために、学校授業公開や道徳授業地区公開講座、各学校行事への参加を呼びかけたり、 ホームページを定期的に更新し情報を発信したり、はなまるメールによる学校教育活動の情報を発信したりしていく。
© Copyright 2024 ExpyDoc