別添1 アルコール健康障害対策基本法普及啓発業務委託仕様書 1 業務の名称 アルコール健康障害対策基本法普及啓発業務 2 委託上限額 4,025千円(消費税及び地方消費税の額を含む。) ※また、当初契約に定められた業務内容の遂行に当たって追加の費用負担が生じた場合にお いても原則として受託者の負担とする。 3 委託期間 契約締結日から平成29年3月31日(金)まで 4 業務の概要 酒類は国民の生活に豊かさと潤いを与えるものであるとともに、酒類に関する伝統と文化が 国民の生活に深く浸透している。 一方で、アルコール依存症を始めとする、不適切な飲酒(多量の飲酒、未成年者の飲酒、妊 婦の飲酒等)の影響による心身の健康障害(以下「アルコール健康障害」という。)は、本人 の健康やその家族に深刻な影響を及ぼすとともに、重大な社会問題を生じさせる危険性が高い。 平成25年12月に「アルコール健康障害対策基本法」(以下「法」という。)が成立し、平 成26年6月に施行された。法に基づき鳥取県では、平成28年3月に全国に先駆け「鳥取県 アルコール健康障害対策推進計画」(以下「計画」という。)を策定した。 法の理念及び計画に基づき、法及びアルコール関連問題(※1)について県民に広く周知し、 県民の関心と理解を深めるため、フォーラムを開催する。 ※1:アルコール関連問題 アルコール健康障害及びこれに関連して生ずる飲酒運転、暴力、虐待、自殺等の問題を いう。 5 業務の内容 フォーラム等の企画・運営・広報 (1)講演等の内容 ア 医師による基調講演 ・アルコール依存症に精通している県外の医師が望ましい。 イ アルコール依存症当事者や家族による体験談発表 ・鳥取県断酒会員等の体験発表(3名程度) ウ 著名人による講演 ・知名度があり、アルコール関連問題に係る当事者、家族又は支援者等とすること。 ex)東ちづる氏、西原理恵子氏等 エ 絵本朗読 ・「ボクのこと忘れちゃったの?-お父さんはアルコール依存症-」の朗読実施。 プルスアルハ×ASK アルコール啓発週間コラボ企画ハルくん全国プロジェクト http://pulusualuha.p2.bindsite.jp/haru.html (2)開催日時 アルコール関連問題啓発週間内である平成28年11月12日(土)、13日(日)が 望ましいが、フォーラムの内容を重視し、困難な場合は、平成28年11月以降で出演 者等との日程の調整がつく土曜日・日曜日、祝日(平成28年11月5日(土)以外) のうち、何れか1日に開催すること。 なお、当該年度中に開催することとし、時間は、午後1時から午後4時までの間の3 時間程度とすること。 (3)開催場所 鳥取県倉吉市内(200名程度の収容ができる会場を利用すること) (4)委託内容 業務内容は、次のとおりとする。(準備から終了までの業務) ア 実施計画の策定(実施計画書作成) 次に記す内容が記載されたものを作成し、発注者に提出すること。 a 会場の手配(会場使用料も委託費に含む)、配置及び装飾計画 b 実施計画(日時、内容、タイムスケジュール等) c 広報計画 d その他実施計画に関する業務(打ち合わせへの出席等) イ 企画・運営業務 a 講師等への謝金・交通費等の支払 b 講師以外の出演者の謝金・交通費等の支払 c イベントの進行管理 d その他イベント企画・運営に関する業務全般 ウ 会場の設営・撤去業務 会場のレイアウト及び会場設営・撤去に係る一切の業務を行う。(備品の借り上げ 料も含む。) a 全体装飾 b 各種看板、受付、案内所 c 障がい者等に配慮した会場設営 ・手話通訳及び要約筆記等の配置 ・託児スタッフの配置 等 d 清掃及び会場の現状回復、ごみ収集・処分に関すること e その他会場の設営全般 エ 来場者に関する業務 a 駐車台数の確保、場外整理 b 会場内の来場者誘導 c その他来場者の誘導に必要な業務 d 来場者に対するアンケートの実施及び集計業務 オ 広報に関する業務 a フォーラム開催を周知するためのチラシ及びポスターの作成及び関係機関等へ の配架 b 新聞広告(半5段以上)を1回以上行うこと。 c 新聞への折込チラシを行うこと。 カ 諸物品の作成・調達 a 運営マニュアルの作成 b スタッフ証(名札)の作成及び配布 c 進行台本、来場者配布資料 d その他必要な諸物品の作成及び調達 (5)その他 ・フォーラムのメインタイトルは、「アルコール健康障害対策基本法推進の集い in 倉吉アルコール健康障害を考えるフォーラム」とすること。 6 留意事項 (1)本業務を進める過程において、障がい福祉課と十分協議の上、作業を進めること。 (2)本業務を確実に遂行するための必要人員は、受注者において配置するものとする。この際、 人件費・交通費・宿泊費・食事代その他必要な費用は、特に指示がない限り、全て契約金額 に含めるものとする。 (3)設備・機材は、特に指示がない限り、受注者が調達するものとし、その費用は全て契約金 額に含めるものとする。 (4)本業務に係る物品・役務等の調達の際には、県内の障がい者就労系事業所への発注を検討・ 実施すること。 なお、障がい者就労系事業所の製品等に関する情報については、当課ホームページ上の『は ーとふるTOTTORI』に掲載しているので、活用すること。 (http://db.pref.tottori.jp/heartful.nsf/index.htm) 7 著作権及び肖像権などの権利関係 (1)この業務に係る著作権及び肖像権などの権利関係の処理については、受注者が行うこと。 (2)成果物の著作権(著作権法(昭和45年法律第48号)第27条及び28条に基づく権利 を含む。)は、成果物の引き渡しにより全て発注者(鳥取県)に帰属するものとする。 (3)発注者は、受注者の承諾を得ずに、成果物の全部又は一部を上映し、公共放送し、展示し、 頒布し、二次的著作物を創作し、若しくは利用させること等ができるものとする。 (4)成果物の用途上、受注者は、成果物に係る著作者人格権を将来にわたって行使しないもの とする。 (5)受注者は、発注者に対し、成果物が第三者の著作権その他第三者の権利を侵害しない物で あることを保証するものとする。 8 再委託の制限 (1)発注者は、委託業務の全部を第三者に委託(受注者から委託を受けた第三者(以下「再受 注者」という。)が別の第三者に委託する場合を含む。以下「再委託」という。)してはなら ない。 (2)受注者は、委託業務の一部を再委託するときは、あらかじめ文書による発注者の承認を得 なければならない。ただし、契約の主要部分ではなく、再委託することが合理的なものとし て軽微なもの及びこれに準ずると認められる再委託については、この限りでない。 9 完了報告及び検査 受注者は、委託業務を完了したときは、その日から30日以内に完了実績報告書(別添様式) を発注者に提出し、発注者の検査を受けるものとする。本業務の報告書の内容は次のとおりと する。 (1)事業報告書(A4版、カラー) 1部 (2)作成資料・参考資料一式 (3)記録映像・画像電子データ(CD-ROM 1枚) (4)収支決算書 (5)その他必要資料 10 かし担保責任 発注者は成果物の引き渡しを受けた後において、当該成果物にかしがあることを発見した ときは、受注者に対して相当の期間を定めてそのかしの補修を請求し、又は、補修に代え若 しくは補修とともに損害の賠償を請求することができる。 11 仕様書遵守に要する経費 本仕様書を遵守するために要する経費は、全て受注者の負担とする。 12 その他 本仕様書に定めのない事項又は本仕様書について疑義の生じた事項については、発注者と 受注者が協議して定めるものとする。 様式 完 了 実 績 報 告 書 年 鳥取県知事 平 井 伸 治 月 日 様 所在地 商号又は名称 代表者氏名 電話番号 アルコール健康障害対策基本法普及啓発業務について、下記のとおり報告します。 記 1 委託業務に関する事業報告書(様式任意) 2 委託業務に関する収支決算書(様式任意) 3 その他 ㊞
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