介護の魅力発信フォーラム開催業務委託仕様書

別添1
介護の魅力発信フォーラム開催業務委託仕様書
1
業務の名称
介護の魅力発信フォーラム開催業務(以下「本業務」という。)
2
委託料の上限額
金3,662,000円(消費税及び地方消費税の額を含む。)
※また、当初契約に定められた業務内容の遂行に当たって追加の費用負担が生じた場合にお
いても原則として受注者の負担とする。
3
契約期間
契約締結日から平成29年3月31日(金)まで
4
業務の概要
介護人材は全国的に不足しており、生産年齢人口(15~64歳)の急速な縮小により、今
後ますます人材確保が困難な状況にある。
鳥取県においても団塊の世代が75歳以上になる2025(平成37)年には高齢化率は3
4.4%、また、要介護認定者数は平成24年から約1.2倍になると予想され、現在と同程
度の介護職の配置のものに介護を行うには、介護事業所に勤務する職員がさらに3,500名
必要になる。
しかしながら、介護分野は、離職率が高いことや負のイメージが先行しており、事業者団体
や職能団体、養成機関、行政等が連携し、人材定着のため労働環境や処遇改善はもとより、や
りがいにつながるスキルアップの支援とともに、介護の仕事の認知度向上、イメージアップを
図ることが急務である。
介護人材確保に向けて、特に若い世代の参入を図るとともに、若手職員のモチベーションア
ップ、定着を図るため、介護の魅力を広く発信するフォーラムを開催する。
5
業務の内容
フォーラム等の企画・運営・広報
(1)講演等の内容
(ア)著名人による基調講演
講師:未定 (発注者において調整中)
内容:
「仕事」に着目した、職業を問わず老若男女が受け入れられる内容の講演テーマ
を設定すること。
(イ)介護従事者による先進的取り組み事例発表(講演)
講師:①社会福祉法人愛川舜寿会ミノワホーム
常務理事
馬場
拓也
氏
※ジョルジオアルマーニのトップセールスから介護職へ転職された方
②株式会社ぐるんとびー
代表取締役
菅原
健介
氏
(ウ)パネルディスカッション
登壇者例:馬場拓也氏、菅原健介氏、鳥取県内の介護関係者2名程度
内容:県民に対し、介護の仕事に関心、興味を抱くような内容とし、鳥取県内の介
護関係者が介護現場の様子、取り組みをアピールできるようなテーマを設定
すること。
(エ)会場内ブースの設置
・来場者に「介護」を知る、感じる、体験できるようなブースを会場内に設置する。
例:最先端介護ロボットの体験、介護食の試食、介護福祉士養成校生徒による介護
体験コーナー等
(オ)フォーラム進行
・アナウンサーを含め、司会に適した人物を選定し、フォーラムのスムーズな進行
を図ること。
(2)開催日時
平成28年12月4日(日)に開催すること。
時間は、午後1時30分から3時間程度とすること。
(3)開催場所
鳥取市民会館(鳥取市掛出町12番地)※収容人数930人
(4)委託内容
業務内容は、次のとおりとする。(準備から終了までの業務)
ア
実施計画の策定(実施計画書作成)
次に記す内容が記載されたものを作成し、発注者に提出すること。
a
会場の手配(会場使用料も委託料に含む。)、配置及び装飾計画
b
実施計画(フォーラムタイトル、内容、タイムスケジュール等)
※フォーラムタイトルは、広く県民に参加意欲を抱かせるとともに、介護に関わる
フレーズも組み込むこと。
例:輝く仕事人から学ぶ!魅力発見・発信フォーラム
~介護の現場から「仕事」の魅力を再発見~
c
広報計画
d
その他実施計画に関する業務(打ち合わせへの出席等)
イ
企画・運営業務
a
講師等との派遣契約及び謝金・交通費等の支払(3人の講師謝金
1,700,000円程度及び交通費等も委託料に含む)
b
講師以外の出演者等の謝金・交通費等の支払
c
イベントの進行管理
d
参加者のとりまとめ
e
その他イベント企画・運営に関する業務全般(支払いも含む。)
ウ
会場の設営・撤去業務
会場のレイアウト及び会場設営・撤去に係る一切の業務を行う。(備品の借り上げ
料も含む。)
a
全体装飾
b
各種看板、受付、案内所
c
手話通訳及び要約筆記等の配置
d
清掃及び会場の原状回復、ごみ収集・処分に関すること。
e
会場使用料の支払い
f
その他会場の設営全般
エ
来場者に関する業務
a
駐車台数の確保、場外整理
b
貸切バス配車計画
c
会場内の来場者誘導
d
その他来場者の誘導に必要な業務
e
来場者に対するアンケートの実施及び集計業務
オ
広報に関する業務
a
フォーラム開催を周知するためのチラシ及びポスターの作成及び配架すること。
b
新聞への折込チラシを行うこと。
c
その他広く県民に対し、フォーラム開催の周知を図るため の広 報を 行う こと。
カ
6
諸物品の作成・調達
a
運営マニュアルの作成
b
スタッフ証(名札)の作成及び配布
c
進行台本、来場者配布資料
d
その他必要な諸物品の作成及び調達
留意事項
(1)本業務を進める過程において、長寿社会課と十分協議の上、作業を進めること。
(2)本業務を確実に遂行するための必要人員は、受注者において配置するものとする。この際、
人件費・交通費・宿泊費・食事代その他必要な費用は、特に指示がない限り、全て契約金額
に含めるものとする。
(3)設備・機材は、特に指示がない限り、受注者が調達するものとし、その費用は全て契約金
額に含めるものとする。
(4)本業務に係る物品・役務等の調達の際には、県内の障がい者就労系事業所への発注を検討・
実施すること。
なお、障がい者就労系事業所の製品等に関する情報については、当課ホームページ上の『は
ーとふるTOTTORI』に掲載しているので、活用すること。
(http://db.pref.tottori.jp/heartful.nsf/index.htm)
7
著作権及び肖像権などの権利関係
(1)本業務に係る著作権及び肖像権などの権利関係の処理については、受注者が行うこと。
(2)成果物の著作権(著作権法(昭和45年法律第48号)第27条及び28条に基づく権利
を含む。)は、成果物の引き渡しにより全て発注者に帰属するものとする。
(3)発注者は、受注者の承諾を得ずに、成果物の全部又は一部を上映し、公共放送し、展示し、
頒布し、二次的著作物を創作し、若しくは利用させること等ができるものとする。
(4)成果物の用途上、受注者は、成果物に係る著作者人格権を将来にわたって行使しないもの
とする。
(5)受注者は、発注者に対し、成果物が第三者の著作権その他第三者の権利を侵害しない物で
あることを保証するものとする。
8
再委託の制限
(1)発注者は、委託業務の全部を第三者に委託(受注者から委託を受けた第三者が別の第三者
に委託する場合を含む。以下「再委託」という。)してはならない。
(2)受注者は、委託業務の一部を再委託するときは、あらかじめ文書による発注者の承認を得
なければならない。ただし、契約の主要部分ではなく、再委託することが合理的なものとし
て軽微なもの及びこれに準ずると認められる再委託については、この限りでない。
9
完了報告及び検査
受注者は、委託業務を完了したときは、その日から30日以内に完了実績報告書(別添様式)
を発注者に提出し、発注者の検査を受けるものとする。委託業務の報告書の内容は次のとおり
とする。
(1)事業報告書(A4版、カラー)
1部
(2)作成資料・参考資料一式
(3)記録映像・画像電子データ(CD-ROM
1枚)
(4)収支決算書
(5)その他必要資料
10
かし担保責任
発注者は成果物の引き渡しを受けた後において、当該成果物にかしがあることを発見した
ときは、受注者に対して相当の期間を定めてそのかしの補修を請求し、又は、補修に代え若
しくは補修とともに損害の賠償を請求することができる。
11
仕様書遵守に要する経費
本仕様書を遵守するために要する経費は、全て受注者の負担とする。
12
その他
本仕様書に定めのない事項又は本仕様書について疑義の生じた事項については、発注者と
受注者が協議して定めるものとする。
様式
完 了 実 績 報 告 書
年
鳥取県知事
平 井
伸 治
月
日
様
所在地
商号又は名称
代表者氏名
電話番号
介護の魅力発信フォーラム開催業務について、下記のとおり報告します。
記
1
委託業務に関する事業報告書(様式任意)
2
委託業務に関する収支決算書(様式任意)
3
その他
㊞