説明文（患者向け）

経皮的冠動脈形成術(カテーテル治療)を受けられた患者様へ
1．地域連携パスとは？
【専門病院】と【病院・診療所(かかりつけ医)】が治療経過を共有していくための
【診療計画書】のことです。
【専門病院】
・専門的な手術、検査、診療
・救急時の対応
【病院・診療所（かかりつけ医）】
・日常の診療、健康管理
・専門的治療や入院の必要性の判断
2．退院時にお渡ししている診療情報提供書について
退院時にお渡ししている「かかりつけ医」宛ての診療情報提供書には、入院の
診療経過、今後の投薬内容、血液検査・心電図・心エコーの結果、患者様が当院を
再診して頂く時期などの診療計画を患者様ごとに担当医が記載しております。
3．退院されてから
1) カテーテル治療後は、血栓をできにくくするための薬(抗血小板薬)を服用する
必要がありますので、指示どおり忘れずに服用してください。
2) 動脈硬化が進行しないように、高血圧、高脂血症、糖尿病など動脈硬化の
危険因子をお持ちの方は、それらの治療も継続していく必要があります。
3) 生活習慣の改善(塩分制限・禁煙・適度な運動など)も重要です。
具体的な改善内容について、医師に相談しましょう。
4) 心筋梗塞や狭心症は、再発することがあります。その場合、できるだけ早く治療を
受ける必要があります。定期的に検査を受けて頂くとともに
日頃から患者様ご自身も自覚症状には注意をしてください。

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