大腸菌における染色体完全性の維持と複製現象

2016年度 物質生命理工学科コロキウム
上智大学 理工学部 物質生命理工学科 主催
理工学部・理工学振興会 共催
大腸菌における染色体完全性の維持と複製現象
講師 海藤 晃弘 先生
東海大学生物学部 生物学科 准教授
2016年6月24日(金)16:20~18:00
場所:2-509
大腸菌などの原核生物は環状染色体を有し、複製時のトラブルは種々の反応
により修復される。この反応により染色体完全性や環状染色体のトポロジーも
影響を受け、結果として細菌の生存に影響する。原核生物では修復反応の鍵
因子は、組み換え遺伝子recAである。しかし、細菌のモデル系として長らく使わ
れている大腸菌においても、未だ不明の点は多い。それらを遺伝的組み換え反
応の点から新たな知見も踏まえ討論したい。
学外の方の聴講歓迎・申込不要・参加無料
問い合わせ:牧野 修 o-makino[at]sophia.ac.jp