月 1 日 - 広島修道大学

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日 時
講演
概要
2016 年
6月11日 土
2 時限(10:45 -12:15)
3号館 3201 教室
国際法(学)からみたEUは国際組織(多数国間条約に基づく
設立、国が構成単位、常設的な機関を設置)である。一般に国際
組織は、一定の目的のためにさまざまな機関を設置し、それらの
機関は一定の任務を遂行する。そのために権限が与えられ、権限の
行使は決議の採択という形をとる。国際組織の目的は、多くの場合、国
家間の協力の促進であるが、EUの場合は統合であるといわれる。そのよ
うな目的の違いが機関、任務、権限、決議のありようにどのような影響を
与えているだろうか。
講師:川崎 恭治(成城大学法学部・教授)
専門は、国際法。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位修得。広島修道大学法学部に 1988 年
講師
略歴
から 1998 年 3 月まで在職。一橋大学法学部教授などを経て 2016 年 4 月より現職。主な研究業績と
して、
「国家の国際責任法におけるサブ・システム」修道法学 18 巻 2 号(1996 年)
、19 巻 1 号(1996
年)、「国際組織の国際法主体性 : いくつかの懐疑論」一橋論叢 92 巻 5 号(1984 年)、State
Responsibility and Terrorist Activities, in Andrea de Guttry ( a cura di), Oltre la reazione:
Complessita e limiti nella guerra al terrorirsmo internazionale dopo l'11 settembre, Edizione
ETS(2003 年)などがある。
主
催
注意事項
広島修道大学
法学部
この講演会は、
「法律基礎A(EUとEU法入門)」の授業の一環として開催するものですが、
受講者以外の皆さんへも公開します。