プログラム - 静岡大学

静岡大学超領域研究推進本部
日 時:平成28年6月30日(木)13:30~17:25
会 場:浜松キャンパス佐鳴会館ホール
13:30~13:40
開会挨拶(伊東幸宏学長)
13:40~13:55
全体説明及び6年間の目標
(木村雅和超領域研究推進本部長/理事(研究・社会産学連携担当))
基調講演
13:55~14:25
間瀬暢之教授/工学領域
「静岡大学で生き抜くには?
-若年寄の思い込み-
」
第3期若手重点研究者による研究発表
14:25~17:20
狩野芳伸准教授/情報学領域
「自然言語処理による文解析と文生成およびその応用」
成川 礼講師/理学領域
「長波長の光を利用する光合成微生物の光応答機構の解明とその応用利用」
真田俊之准教授/工学領域
「分散性混相流の微細構造解明と洗浄技術への応用」
新谷政己准教授/工学領域
「複合微生物系における可動性遺伝因子の挙動解明に向けて」
鳴海哲夫准教授/工学領域
「アルツハイマー病に関連する凝集性タンパク質の機能解明に資する
ペプチド結合等価体の創出」
グリーン
バイオ科学
光応用
・
イメージング
安富啓太助教/工学領域
「計測分野に向けた高距離分解能Time-of-Flight撮像素子の開発」
環境・エネル
ギーシステム
加藤竜也准教授/農学領域
「カイコに感染するバキュロウイルスを基盤としたバイオテクノロジー」
中塚貴司助教/農学領域
「花色を決める分子機構」
17:20~17:25
閉会挨拶(齋藤隆之統括)
(17:45~18:45)情報交換会
※生協北館食堂
[教職員3千円、学生無料]
参加申込方法
(参加費無料(情報交換会のみ有料))
申込書に必要事項を記入の上6月17日(金)までにEメールまたはFAXでお申込
ください。
申込書はホームページの開催案内からダウンロードできます。
多くの皆様のご参加をお待ちしています!※申込のない場合も当日参加歓迎※
申込先:静岡大学超領域研究推進本部事務局
http://www.shizuoka.ac.jp/disciple/
E-mail: [email protected]
(13:55~14:25)基調講演 間瀬暢之教授/工学領域
「静岡大学で生き抜くには? -若年寄の思い込み- 」
1999年4月に赴任してから静岡大学で学んだことを伝えたいと思います。講演中に
「それは違う」「何を言っているんだ」と思うかもしれませんが、「思い込み」ですので
ご容赦ください。では、「若年寄の思い込み」をお楽しみください。
(14:25~14:45)狩野芳伸准教授/情報学領域
「自然言語処理による文解析と文生成およびその応用」
「人工知能」が注目を浴びる中、関連分野のうち自然言語処理は最も難しい分野の
ひとつといえます。「ロボットは東大に入れるか」「人狼知能」プロジェクト、対話
システム、電子カルテ処理、テキストマイニングなどの研究内容を紹介します。
(14:45~15:05)成川 礼講師/理学領域
「長波長の光を利用する光合成微生物の光応答機構の解明とその応用利用」
光合成生物は光をエネルギーとしているが故に、光を重要な情報として感知する
高度な光応答機構を備えています。本講演では、遠赤色光を利用する光合成微生物
からの新規の遠赤色光受容体の発見とその応用利用についての現状を概説します。
(15:05~15:25)真田俊之准教授/工学領域
「分散性混相流の微細構造解明と洗浄技術への応用」
空から降る雨やビールの中の泡など、液滴や気泡を含んだ流れを分散性混相流と
呼びます。このような流れの奥深い物理とそれらの特性を使用した安心・安全な
洗浄技術について紹介します。
(15:25~15:45)新谷政己准教授/工学領域
「複合微生物系における可動性遺伝因子の挙動解明に向けて」
微生物は、可動性遺伝因子とよばれる遺伝子の「乗り物」を使って、遺伝子の交換を
行うことで、急速に進化し、過酷な環境に適応しています。我々は、これら遺伝因子の
「振る舞い」から、微生物たちの「生き様」を学ぼうとしています。
(16:00~16:20)鳴海哲夫准教授/工学領域
「アルツハイマー病に関連する凝集性タンパク質の機能解明に資するペプチド結合等価体の創出」
アルツハイマー病に関連するタンパク質は多数の水素結合を介して不溶性凝集体を
形成します。本発表では、これら水素結合を解析する新たなケミカルツール「クロロ
アルケン型ペプチド結合等価体」について紹介します。
(16:20~16:40)安富啓太助教/工学領域
「計測分野に向けた高距離分解能Time-of-Flight撮像素子の開発」
ToF(Time-of-Flight)距離イメージセンサは、光の飛行時間から距離計測を行う
手法で、新たな3次元イメージング技術として注目されています。本講演では、計測
分野に向けた高精度なTOF距離イメージセンサ技術について紹介します。
(16:40~17:00)加藤竜也准教授/農学領域
「カイコに感染するバキュロウイルスを基盤としたバイオテクノロジー」
カイコに感染するバキュロウイルスは、カイコを用いた組換えタンパク質発現に利用
されていますが、それ以外にも幅広く利用可能なウイルスです。そのウイルスに
ついて自身の研究を含めて紹介したいと思います。
(17:00~17:20)中塚貴司助教/農学領域
「花色を決める分子機構」
花を特徴付ける花色は、長い育種の過程で選抜されてきましたが、植物種によっては
作り出せない花色や模様が存在します。私たちは、花色や花模様の形成機構を明ら
かにすることで、新たな花色の創出を目指して研究しています。