募集要項 - 渋谷区

(仮称)幡ヶ谷二丁目公園保育施設設置・運営事業者募集要項
1
事業実施の趣旨及び計画の概要
渋谷区では、待機児解消を区の最重要施策に位置づけ、保育施設の拡充を図っており
ます。しかしながら、保育施設の新規入園申し込みが大きく増えているため、一層の施
設整備に取り組む必要があります。
このたび、下記概要の保育施設を新たに開設することとし、施設の設置・運営を行う
事業者を募集します。
施設の運営事業者の選定にあたっては、以下に示す応募資格、応募条件を満たす事業
者からの具体的な提案を募集し、企画提案(プロポーザル)方式により、総合的に評価
し、施設の運営事業者を決定します。
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施設の状況
(1)開設施設
(仮称)幡ヶ谷二丁目公園保育施設(以下、「園」という)
(2)施設の類型
「児童福祉法」(昭和22年法律第164号。以下「法」という。)第39条第1
項に基づく保育所
(3)場
所
渋谷区幡ヶ谷二丁目42番7他(地名地番)
幡ヶ谷二丁目複合施設(仮称)(平成30年1月しゅん工予定。鉄筋コンクリート
造、地上4階建)の地上1階部分
(4)面積
①
園の延べ床面積
918.0㎡(予定)<別紙図面参照>
0歳児保育室
65.0㎡
1歳児保育室
54.5㎡
2歳児保育室
45.8㎡
3歳児保育室
49.3㎡
4歳児保育室
49.7㎡
5歳児保育室
48.7㎡
ほか遊戯室、事務室、厨房など
②
園庭
114㎡(予定)
③
複合施設全体の敷地面積
約2,295㎡
3
応募資格
次の要件をすべて満たす法人とする。
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(1)認可保育所又は認定こども園を運営していること。(選定においては運営している
保育施設を視察するので、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県のいずれかの地域が望
ましい。)
(2)生後57日からの保育を実施している認定こども園又は認可保育所を運営している
こと。
(3)平成28年4月1日現在、3年以上の認可保育所運営実績を有すること。
(4)直近3年間の会計年度において、債務超過になっていないこと。
(5)税・社会保険料の滞納をしていないこと。
(6)事業者が現に運営している認可保育所又は認定こども園において、直近の監査・実
施指導等で重大な指摘を受けていないこと。
(7)区の保育・教育行政をよく理解し、積極的に協力する事業者であること。
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応募条件
応募に当たっては、以下の応募条件を踏まえ、提案すること。
(1)開設予定
平成30年4月1日
(2)定
員
2号・3号認定子ども
102人程度
<参考>歳児別定員
2号・3号認定子ども
0歳児
1歳児
2歳児
3歳児
4歳児
5歳児
計
9人
15人
18人
20人
20人
20人
102人
(3)土地及び施設の貸与等
①
区は、この建物の地上1階部分の一部を園用として運営事業者と使用貸借契約を
締結し、5年毎の更新による10年間は無償貸与する。ただし、施設を目的外に
利用することは不可とする。
②
契約期間終了後、契約を更新する際においては、制度変更や社会情勢の変化等に
より、契約内容を変更することがある。
③
契約を終了するときは、事業者の負担で現状復帰の上、施設を返還すること。
④
園運営に必要となる備品類等については事業者が整備すること。
⑤
園運営に必要な光熱水費、使用部分(一部共用部分を含む)の維持管理に関する
経費は事業者の負担とする。なお、共用部分の経費負担については、区と協議し
決定するものとする。
⑥
近隣への騒音等に配慮し、近隣住民等への説明、調整については、事業者の責任
において、誠意をもって対応すること。
(4)園の設置認可
園は事業者が自ら運営する認可保育所として設置することとし、東京都知事の認可
を得ること。
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(5)事業実施期間
①
10年間継続して安定的に運営すること。
②
上記期間中、良好かつ安定的な運営が行われた場合は、原則として区と協議のう
え、継続して事業実施ができるものとする。
(6)基本協定の締結
事業者の決定後、「提案内容」を確実に履行するために、区と事業者との間で基本
協定を締結する。協定に違反した場合は、施設の使用貸借契約を解除することがある
ので注意すること。
(7)事業の廃止
事業者が事業を廃止しようとするときは、相当の期間をおいて区に申し出ること。
詳細については基本協定で定めることとする。
(8)法令等の遵守
①
園運営に当たっては、東京都児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例
(平成24年東京都条例第43号。以下「条例」という。)、同条例施行規則(平
成24年東京都規則第47号)、保育所設置認可等事務取扱要綱(平成19年9福
子推第1047号)を遵守すること。
②
法、「保育所保育指針」(平成20年厚生労働省告示第141号、以下「保育指
針」という。)等の関係法令を遵守し、安定した質の高い教育・保育を提供するこ
と。
(9)基本開園日
月曜日から土曜日までを開園日とし、日曜日、国民の祝日に関する法律(昭和23
年法律第178号)に規定する休日及び12月29日から翌年の1月3日までは休園
日とする。ただし、(12)の③に記載した年末保育の実施については留意すること。
(10)基本開園時間
午前7時30分から午後6時30分までの11時間とする。
(11)産休明け保育
産後休暇明けにより保育に欠ける乳児について、生後57日からの保育を行うこ
と。
(12)特別保育事業等の実施
①
満1歳から2時間以上の延長保育を実施すること。
②
統合保育を実施すること。
③
区と協議のうえ12月29日及び30日に年末保育を実施すること。
④
区教育委員会が実施するオープンスクールに協力すること。
(13)幼児教育プログラムによる運営
①
区では、「渋谷区幼児教育プログラム」(以下「プログラム」という。)を作成
しており、園の運営に当たっては、このプログラムを導入し、区の教育・保育行政
と一体的な園運営を行うこと。
②
プログラムに基づく運営状況について、年2回以上、区及び区教育委員会に対し
-3-
報告すること。
(14)入園児童の選考方法
入園選考については、認可保育所の利用調整と一体的に行うものとし、詳細につい
ては基本協定で定める。
(15)職員配置
①
園長は、幼児教育及び児童福祉に熱意のある者で、幼児教育及び児童福祉の理論
と実践について知識と経験を有する者であること。また、園長は、保育士資格を有
する専任の正規職員とし、保育実務経験が10年以上あること。
②
看護師又は保健師を正規職員として配置すること。
③
条例第5条及び第6条に規定する保育従事職員を配置すること。また、配置に当
たっては、経験年数の長短のバランスに配慮すること。
④
調理業務は園内調理とし、調理員には栄養士の資格を有する者を1名以上配置す
ること。また、調理業務を他事業者に委託する場合は、区と協議すること。
(16)保育料
保育料については、「渋谷区保育料等徴収条例」(平成9年渋谷区条例第34号)
に規定する保育料の額とする。
(17)その他
5
①
区の保育・教育行政をよく理解し、積極的に協力する事業者であること。
②
開設後、1年以内に福祉サービス第三者評価を受けること。
区からの運営補助
園の運営費について、法に基づく施設型給付費のほか、「渋谷区保育扶助要綱」
に基づく補助を行う。
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提案内容
事業者の選定に当たり、以下の提案を行うこと。なお、園の運営については、事業者
決定後、提案内容を参考に区との協議の上、決定する。
(1)園の名称
事業者の提案に基づき、区と協議のうえ決定する。
(2)定員
歳児別定員については、上記「4
応募条件」を踏まえて提案すること。
(3)運営方針
就学前児童の健全な心身の発達を図りつつ、教育、保育を展開するに当たり、その
目標、方法、環境など運営方針についての考え方を示すこと。
(4)教育・保育計画
「幼稚園教育要領」(平成20年文部科学省告示第26号)、保育指針及びプロ
グラムに基づく教育・保育計画(全体的な計画及び歳児別年間指導計画)を示すこと。
(5)職員配置
園の定員に応じた職員数及び経験年数や年齢構成、雇用形態、賃金体系、既存園
-4-
からの異動の考え方を示すこと。
(6)職員の研修
職員の資質向上を図るための研修計画について具体的に示すこと。
(7)延長保育
延長保育及びスポット延長保育に係る職員配置、利用料金等についての考え方を
示すこと。
(8)特別保育事業の実施
上記4(12)以外の特別保育事業の提案を行うこと。事業内容、具体的な方針、
留意点、特色、職員配置、利用料金等について示すこと。
(9)幼児教育事業
事業者が体操教室、音楽教室等の幼児教育事業を独自に行う場合には、事業内容、
具体的な方針、留意点、特色、職員配置、利用料金等について示すこと。
(10)子育て支援事業
子育て支援事業を実施する場合には、その考え方を示すこと。
(11)小学校との連携
小学校への円滑な接続を行うための具体的な取組みについて示すこと。
(12)家庭、医療機関との連携
園児の生活、健康状態、事故の発生等について、家庭との連絡や医療・福祉関係
機関との連携についての事例及び具体的な取組みの考え方を示すこと。
(13)危機管理対策
安全管理の計画(危機管理対策を含めた具体的計画)、事故発生時の対応マニュ
アル及び地震や火災に備えた防災計画を示すこと。
(14)統合保育
統合保育の理念と具体的な取組みについて示すこと。
(15)給食への対応
給食の提供について、昼食、延長保育における補食、食物アレルギーへの対応、
食育等についての考え方を示すこと。既存園における直近1か月分の献立表を示すこ
と。職員配置や外部委託については、上記4の(15)の④を参照のこと。
(16)児童虐待等への対応
児童虐待の早期発見、保護者への対応、関係機関との連携等についての考え方を
示すこと。
(17)苦情対応の体制
苦情解決を図るための具体的な取組みについて示すこと。
(18)個人情報保護
個人情報保護に対する管理運営体制について具体的に示すこと。
(19)地域との関わり
園運営を通じた地域との関わりについて、具体的な取組みについて示すこと。
(20)資金計画
園新設に伴う備品類等の整備費について、資金計画を示すこと。
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選定までのスケジュール
(1)募集情報掲載(ホームページ)
平成28年6月1日(水)
(2)質問期間及び回答
①
質問期間
平成28年6月6日(月)~6月8日(水)午後5時まで
②
回答
平成28年6月10日(金)
(3)提出締切
①
応募申込書(様式1)(下記「8提出書類」の「1応募申込書」が該当する)
平成28年6月15日(水)午後5時まで
なお、応募者多数の場合は、「応募申込書」提出締切後、認可保育所又は認定こ
ども園の運営実績等で予備選考を行う場合がある。予備選考の有無にかかわらず、
応募者全員に企画提案書提出についての可否を通知する。
②
企画提案書(様式2)(下記「8提出書類」の「2企画提案書」~「4法人の計
算書等」が該当する)
平成28年6月28日(火)午後5時まで
※
①、②とも事前に電話連絡のうえ持参のこと。(03-3463-2503)
渋谷区渋谷1丁目18番21号
渋谷区役所第一仮庁舎2階
子ども家庭部保育課保育計画主査
(4)書類審査・ヒアリング・視察
平成28年7月上旬~7月中旬
日程は別途通知する。
(5)事業者の決定
平成28年8月上旬
8
提出書類
提
出
書
類
1
応募申込書
所定様式「様式1」のとおり
2
企画提案書
上記「6提案内容」について記載したもので、A4版・両面印
刷・左綴じ・30ページ程度とすること。
3
事業者概要
(1)事業経歴・実績
(2)事業者の基本的事項
①
法人の登記簿謄本又は登記事項証明書及び定款
②
代表者の履歴書
③
役員(理事及び監事)の名簿、評議員会を置いている
場合は評議員の名簿(株式会社の場合は、取締役、会計参
与及び監査役)
④
国税及び地方税の納税証明書…法人税・法人事業税・
法人住民税(直近3年分)
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(3)事業者の概要(パンフレットでも可)
(4)現在運営している施設又は事業に関する資料
①
施設の運営形態
②
規模、特色、施設の構成、敷地面積、建物の床面積
③
職員の構成(保育士については平均年齢、平均勤続年
数)
④
事業内容
(5)運営している認可保育所及び認定こども園等一覧
(6)認可保育所及び認定こども園の施設調書(写)
(7)保育所指導監査結果(写)直近の3年分
(8)第三者評価結果(写)(受審している場合)又は保護者
の満足度調査を実施している場合の結果(写)
※(1)~(5)は任意の書式で可とする。
※(4)(6)(8)について複数の施設を運営している場合
は、上記「3応募資格(1)」に該当する施設で、法人の教
育・保育が最も反映され、実地審査の対象としたい施設につ
いて提出すること。また、(7)については、施設ごとに直
近3年分を提出すること。
4
法人の計算書等
(1)社会福祉法人
(本部経理につい
①
資金収支計算書
ては3年分、その
②
事業活動収支計算書
③
貸借対照表
④
財産目録
他の施設について
は各1年分)
(2)学校法人
①
資金収支計算書
②
消費収支計算書
③
貸借対照表
(3)企業(株式会社)
※
①
キャッシュフロー計算書
②
損益計算書
③
貸借対照表
企画提案書、事業者概要、法人の計算書等は、A4ファイルにまとめインデックスを
付けて正本1部、副本7部を提出すること。
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事業者の選定方法
(1)事業者は、「事業者選定委員会」の審査に基づき決定する。
(2)審査方式
①
1次審査(運営主体及び事業計画にかかる書類審査とヒアリング審査)
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②
2次審査(1次審査通過事業者の運営する既存認定こども園・認可保育所の視察
審査)
(3)審査の結果、適切な事業者がないときは、再募集する場合がある。
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事業者の公表等
選定の結果、決定した事業者名及びその提案概要については公表を行う。また、落選
した事業者については、名称を伏せたうえで結果の公表を行う。
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応募に関する費用
プロポーザルの応募に関し必要な費用は、応募者の負担とする。
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応募書類等
(1)応募者から提出された書類については、事業者選定以外の目的には使用しない。
(2)選定の結果、決定した事業者名及びその提案概要については公表するが、選定され
なかった事業者については、その名称をはじめ提出された書類や事業者が特定される
ような情報及びその事業者が運営する既存認可保育所・認証保育所等についての評価
結果等の情報は非公開とする。
(3)応募申込書類等の著作権は、応募事業者に帰属するものとする。ただし、区が必要
とする場合には、応募申込書類等の内容を個人に関する情報を除き、無償で使用でき
るものとする。
(4)提出された書類は、理由の如何にかかわらず返却しない。
(5)区が必要と認める場合は、追加書類の提出を求めることがある。
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質疑及び回答
(1)応募に関する照会及び回答はファクシミリ又はメールで行う。質問票(様式3)に
質疑の要旨を簡潔にまとめ、下記へ送信すること。
(2)プログラムの全内容の閲覧を希望する場合は、下記まで連絡すること。
<担
当>
渋谷区子ども家庭部保育課保育計画主査
千葉
明、山﨑 清一、堀江 崇
TEL
03-3463-2503
FAX
03-5458-4907
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