(仮称)代々木公園原宿門保育施設 設置・運営事業者募集要項 1 事業実施の趣旨及び計画の概要 渋谷区では、待機児解消を区の最重要施策に位置付け、平成25年度から27年度ま での3年間に1,100人以上の定員拡大を図りました。しかし、近年の出生数や子育 て世代の転入者の増により、保育施設の新規入園申込みが大きく増えている状況の中、 さらにスピード感を持って一層の施設整備に取り組む必要があります。 このたび、国家戦略特別区域法が改正され、都市公園内における保育所などの社会福 祉施設の設置が解禁されました。区では、この国家戦略特別区域制度を活用し、都立 代々木公園内の原宿門付近において、都の公園占用許可を受け、民設民営の保育施設を 設置・運営する事業者を募集します。 事業者の選定にあたっては、以下に示す応募資格、応募条件を満たす事業者からの具 体的な提案を募集し、企画提案(プロポーザル)方式により、総合的に評価し、施設の 運営事業者を決定します。 なお、本事業は平成28年6月開会予定の渋谷区議会定例会における補正予算の成立 が事業実施の前提条件であり、予算の状況によっては、内容等が変更になることもあり ますので、あらかじめご承知おきください。 2 予定施設の概要 (1)開設施設 (仮称)代々木公園原宿門保育施設(以下、「園」という) (2)施設の類型 「児童福祉法」(昭和22年法律第164号。以下「法」という。)第39条第1 項に基づく保育所、保育所型認定こども園 (3)場 所 渋谷区代々木神園町2番(別紙図面参照) (4)占用面積 約870㎡ 3 応募資格 次の要件をすべて満たす法人とする。 (1)認可保育所又は認定こども園を運営していること。(選定においては運営している 保育施設を視察するので、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県のいずれかの地域で運 営していることが望ましい。) (2)平成28年4月1日現在、認可保育所又は認定こども園の運営実績が3年以上ある こと。 (3)生後57日からの保育を実施している認可保育所又は認定こども園を運営してい ること。 (4)直近3年間の会計年度において、債務超過になっていないこと。 (5)税・社会保険料の滞納をしていないこと。 (6)事業者が現に運営している認可保育所又は認定こども園において、直近の監査・実 施指導等で重大な指摘を受けていないこと。 (7)区の保育・教育行政をよく理解し、積極的に協力する事業者であること。 4 応募条件 応募にあたっては、以下の応募条件のほか、都立代々木公園の立地条件及び周辺の利用 状況等を踏まえ、提案すること。 (1)開設予定 平成29年10月1日 (2)定 員 2号・3号認定子ども(保育を必要とする児童) 1号認定子ども(それ以外の児童) 122人程度 事業者の企画提案による <参考>歳児別定員 2号・3号認定子ども 0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 計 12人 20人 22人 24人 22人 22人 122人 - - - 1号認定子ども 事業者の提案による (3)敷地の使用方法 ①園の整備・運営にあたっては、国家戦略特別区域法及び関係法令の規定に基づく手 続を経て、事業者が都市公園法(昭和31年法律第79号)に基づき東京都より、 同法第6条第1項の規定に基づく公園の占用の許可を受ける必要がある。 ②占用の許可期間は原則10年とする。ただし、期間中良好かつ安定的な園運営が行 われた場合は、区と協議を行い、占用の許可を更新の上、継続して事業実施がで きるものとする。 ③占用の許可を受けた区域は、占用許可事項以外の目的に使用することはできない。 なお、目的以外に使用した場合、占用許可は取消となる。 ④占用の期間が満了したとき、又は占用の許可が取り消されたときは、事業者は自ら の費用負担により、同法第10条の規定に基づき原状回復すること。ただし、園の 占用敷地境界までの電気、水道等インフラ撤去は除く。 (4)関係法令等の遵守 園の整備・運営に当たっては、以下の法令等の基準を満たすこと。 ・国家戦略特別区域法及び関係法令等 ・都市公園法及び関係法令等 ・建築基準法 ・児童福祉法 ・子ども・子育て支援法 ・消防法 ・その他関係法令等 (5)基本協定の締結 事業者の決定後、「提案内容」を確実に履行するために、区と事業者との間で基本協 定を締結する。 (6)整備にあたっての条件 園の整備にあたっては以下の事項を遵守すること。 なお、敷地内の既存施設の移設及び整地は区が実施し、事業者に引き渡すものとする。 ② 建物の外観は公園の景観と調和するものとし、事業期間を通じて美観を保つこと。 ②構造が倒壊、外壁等の落下を防止する措置を講じる等、公園施設の保全又は公衆の 及び都市公園の利用に支障を及ぼさないものであること。 ③工事の施工にあたっては、次の事項について東京都東部公園緑地事務所長(以下、 東部公園という。)、東京都立代々木公園指定管理者(以下、指定管理者という。) の指示に従うこと。 *防音対策 *公園利用者の安全な動線の確保と交通安全対策 *工事車両の搬出入経路 *工事騒音や振動 *その他必要となる事項 ④工事に際しては、事業者の責任において近隣等を対象とした説明を実施すること。 ⑤電気、水道等インフラ施設は、事業者が各企業者と調整の上、直接引込工事を行う こと。 ⑥各インフラの引き込みは地下管路にて行うこと。敷設ルートは既設施設への影響を 最小限とすること。 ⑦地下埋設物や地中障害物が発見された場合においても、その取扱い及び調査撤去等 を事業者の費用負担にて行うこと。 ⑧工事にあたり支障となる樹木の伐採は必要最小限に止め、伐採した場合においては、 代替樹木を補植すること。なお、樹木を剪定、伐採する場合においては事前に東部 公園の了承を得ること。 ⑨工事実施の際には、公園利用者への影響を最小限にすること。 ⑩公園内の工事車両の通行ルート、通行方法については、指定管理者の指示に従うこ と。工事車両には警備員を付け、車両を誘導させること。通行ルートは必要により 養生等を行い、施設等の破損を防止すること。なお、養生の有無に係らず施設等を 破損した場合には、事業者の費用負担により原状回復させること。 (7)運営にあたっての条件 園の運営にあたっては以下の事項を遵守すること。 ①基本開園日 月曜日から土曜日までを開園日とし、日曜日、国民の祝日に関する法律(昭和23 年法律第178号)に規定する休日及び12月29日から翌年の1月3日までは休園 日 と す る 。 た だ し 、 ④ の (ウ )に 記 載 し た 年 末 保 育 の 実 施 に つ い て は 留 意 す る こ と 。 ②基本開園時間 2号・3号認定子どもの利用は、午前7時30分から午後6時30分までの11 時間とする。1号認定子どもの利用は、午前9時から午後4時30分までの時間帯で 事業者が設定すること。 ③産休明け保育 産後休暇明けにより保育を必要とする乳児について、生後57日からの保育を行 うこと。 ④特別保育事業等の実施 (ア )2 号 ・ 3 号 認 定 子 ど も に つ い て は 、 満 1 歳 か ら 2 時 間 以 上 の 延 長 保 育 を 実 施 す ること。 (イ )統 合 保 育 を 実 施 す る こ と 。 (ウ )1 2 月 2 9 日 及 び 3 0 日 に 年 末 保 育 を 区 と 協 議 の う え 実 施 す る こ と 。 (エ )区 教 育 委 員 会 が 実 施 す る 「 就 学 前 オ ー プ ン ス ク ー ル 事 業 」 に 協 力 す る こ と 。 ⑤幼児教育プログラムによる運営 (ア )区 で は 、 「 渋 谷 区 幼 児 教 育 プ ロ グ ラ ム 」 ( 以 下 「 プ ロ グ ラ ム 」 と い う 。 ) を 作 成しており、園の運営に当たっては、このプログラムを導入し、区の教育・保 育行政と一体的な園運営を行うこと。 (イ )プ ロ グ ラ ム に 基 づ く 運 営 状 況 に つ い て 、 年 2 回 以 上 、 区 及 び 区 教 育 委 員 会 に 対 し報告すること。 ⑥子育て支援事業(認定こども園の場合) (ア )全 て の 子 育 て 家 庭 を 対 象 と す る 地 域 子 育 て 支 援 事 業 を 実 施 す る こ と 。 ( 例 : 一 時保育、子育てひろば等) (イ )保 護 者 か ら の 相 談 に 応 じ 、 必 要 な 情 報 提 供 及 び 助 言 を 行 う 相 談 事 業 を 実 施 す る こと。 ⑦入園児童の選考方法 2号・3号認定子どもの入園選考については、認可保育所の利用調整と一体的に行 うものとし、1号認定子どもを含めて詳細については基本協定で定める。 ⑧職員配置 (ア )園 長 は 、 幼 児 教 育 及 び 児 童 福 祉 に 熱 意 の あ る 者 で 、 幼 児 教 育 及 び 児 童 福 祉 の 理 論と実践について知識と経験を有する者であること。また、園長は、保育士資 格を有する専任の正規職員とし、保育実務経験が10年以上あること。 (イ )看 護 師 又 は 保 健 師 を 正 規 職 員 と し て 配 置 す る こ と 。 (ウ )福 祉 施 設 条 例 第 4 3 条 、 又 は 、 認 定 こ ど も 園 条 例 第 5 条 及 び 第 6 条 に 規 定 す る 保育従事職員を配置すること。また、配置に当たっては、経験年数の長短のバ ランスに配慮すること。 (エ )調 理 業 務 は 園 内 調 理 と し 、 調 理 員 に は 栄 養 士 の 資 格 を 有 す る 者 を 1 名 以 上 配 置 すること。また、調理業務を他事業者に委託する場合は、区と協議すること。 ⑨保育料 (ア )2 号 ・ 3 号 認 定 子 ど も の 保 育 料 に つ い て は 、 「 渋 谷 区 保 育 料 等 徴 収 条 例 」 ( 平 成9年渋谷区条例第34号)に規定する保育料の額に準じること。 (イ )1 号 認 定 子 ど も の 保 育 料 に つ い て は 、 区 と 協 議 の う え 決 定 す る こ と 。 (ウ )保 育 所 型 認 定 こ ど も 園 の 場 合 、 保 育 料 徴 収 は 事 業 者 が 行 う こ と 。 ⑩第三者評価 開設後、1年以内に福祉サービス第三者評価を受けること。 ⑪その他 (ア )運 営 に あ た り 、 園 庭 な ど と し て 園 が 専 用 で 占 用 許 可 区 域 外 を 使 用 す る こ と は で きない(一般利用は可能)。 (イ )保 護 者 の 車 両 ( 自 転 車 、 ベ ビ ー カ ー を 除 く ) に よ る 送 迎 は 禁 止 と し 、 入 園 前 に 保護者に十分説明すること。 (ウ )運 営 に あ た り 車 両 で の 搬 入 等 が 必 要 と な る 場 合 は 、 ル ー ト 、 時 間 等 に つ い て 東 部公園及び指定管理者と協議すること。 (8)費用負担 ① 施設整備に要する経費 園敷地内の整備に要する経費は、事業者の負担とする。 ② 施設運営に要する経費 園運営に必要な備品類等、光熱水費、維持管理に関する経費は事業者の負担とする。 ③ 占用料 ・園敷地 東京都が行う公園占用許可処分時に決定された占用料の額とする。ただし、事業 者が負担する占用料の上限額は、月額730,800円とする。 東京都立公園条例施行規則(昭和32年東京都規則第37号。以下「規則」とい う。)の改正により、占用料が変更になった場合には、変更後の占用料により算出 される。 ・インフラ 園敷地まで上下水道・ガス・電気等の地下管路を敷設する場合、工事着手日の属 する月の1日から占用料が発生する。 ≪占用料の計算例≫ 水道、下水道、ガス、電気、電話の外径40cm未満の地下管路をそれぞれ10 m敷設した場合 占 用 料 額 ( 月 額 ) 1 7 1 円 ×1 0 m ×5 本 = 8 , 5 5 0 円 規則の改正により、占用料が変更になった場合には、変更後の占用料により算出 される。 ・工事区域 建築工事、インフラ敷設に当たり、各占用許可区域外の土地を作業ヤードなどで 使用する場合は、占用料が必要となる。占用料は面積に基づき下記の計算により算 出される。 ≪計算式≫ 占 用 料 額 ( 日 額 ) = 2 8 円 / 1 ㎡ ×使 用 面 積 ( ㎡ ) 規則の改正により、占用料が変更になった場合には、変更後の占用料により算出 される。 (9)区からの運営補助 ①施設整備費補助 施設の整備にあたり、区予算の範囲内において、現行の国、東京都の補助金制度 を前提とした補助を行う。ただし、制度改正等が行われた場合はそれに従う。 なお、園整備に伴う樹木の伐採等にかかる費用及び園敷地境界までの電気、水道 等のインフラ敷設に係る費用及び園開設までの各種占用料は区が全額補助する。 ②運営費補助 園の運営費は、2号・3号認定子どもについては、子ども・子育て支援法等関係 法令に基づく運営費のほか、「渋谷区保育扶助要綱」に準じて補助を行う。保育所型 認定こども園は保育料を事業者が徴収するため、運営費補助については、保育料を控 除した額とする。その他東京都認定こども園運営費等補助金に基づく教育機能事業費 の補助を行う。 (10)園建物の不動産登記等 事業者が建築した建物について、自己名義のみで所有権の登記をすることを妨げない が、第三者に転売・譲渡等名目の如何に関わらず、所有権の移転をしてはならない。ま た、抵当権、根抵当権等名目の如何に関わらず、担保権を設定できない。 5 提案内容 事業者の選定に当たり、以下の提案を行うこと。なお、園の運営については、事業者 決定後、提案内容を参考に区との協議のうえ決定する。 (1)園の名称 事業者の提案に基づき、区と協議のうえ決定する。 (2)定員 歳児別定員については、上記「4 応募条件」を踏まえて提案すること。 (3)運営方針 就学前児童の健全な心身の発達を図りつつ、教育、保育を展開するに当たり、その 目標、方法、環境など運営方針についての考え方を示すこと。 (4)施設整備計画 ① 施設整備計画の考え方を示すこと。 ② 配置図、平面図、立面図、パース図等の施設の概要がわかる図面を示すこと。 ③ 工事費見積(概算)を示すこと。 (5)教育・保育計画 法、保育指針及びプログラム又は、支援法、「幼稚園教育要領」(平成20年文 部科学省告示第26号)及びプログラムに基づく教育・保育計画(全体的な計画及び 歳児別年間指導計画)を示すこと。 (6)職員配置 園の定員に応じた職員数及び経験年数や年齢構成、雇用形態、賃金体系、既存園 からの異動の考え方を示すこと。 (7)職員の研修 職員の資質向上を図るための研修計画について具体的に示すこと。 (8)短時間利用 短時間利用の保育時間について示すこと。 (9)延長保育 延長保育及びスポット延長保育に係る職員配置、利用料金等についての考え方を 示すこと。 (10)特別保育事業の実施 上記4(7)④以外の特別保育事業の提案を行うこと。事業内容、具体的な方針、 留意点、特色、職員配置、利用料金等について示すこと。 (11)幼児教育事業 事業者が体操教室、音楽教室等の幼児教育事業を独自に行う場合には、事業内容、 具体的な方針、留意点、特色、職員配置、利用料金等について示すこと。 (12)子育て支援事業(保育所型認定こども園の場合) 子育て支援事業に係る地域子育て支援拠点事業、相談事業の実施についての考え 方を示すこと。 (13)小学校との連携 小学校への円滑な接続を行うための具体的な取組みについて示すこと。 (14)家庭、医療機関との連携 園児の生活、健康状態、事故の発生等について、家庭との連絡や医療・福祉関係 機関との連携についての事例及び具体的な取組みの考え方を示すこと。 (15)危機管理対策 安全管理の計画(危機管理対策を含めた具体的計画)、事故発生時の対応マニュ アル及び地震や火災に備えた防災計画を示すこと。 (16)統合保育 統合保育の理念と具体的な取組みについて示すこと。 (17)給食への対応 給食の提供について、昼食、延長保育における補食、食物アレルギーへの対応、 食育等についての考え方を示すこと。既存園における直近1か月分の献立表を示すこ と。職員配置や外部委託については、上記4の(7)の⑧を参照のこと。 (18)児童虐待等への対応 児童虐待の早期発見、保護者への対応、関係機関との連携等についての考え方を 示すこと。 (19)苦情対応の体制 苦情解決を図るための具体的な取組みについて示すこと。 (20)個人情報保護 個人情報保護に対する管理運営体制について具体的に示すこと。 (21)地域との関わり 園運営を通じた地域との関わりについて、具体的な取組みについて示すこと。 (22)資金計画 施設整備に伴う建築工事費、備品類等の整備費について、償還を含む資金計画を 示すこと。 6 選定までのスケジュール (1)募集情報掲載(ホームページ) 平成28年4月22日(金) (2)質問期間及び回答 ① 質問期間 平成28年4月27日(水)~4月28日(木)午後5時まで ② 回答 平成28年5月9日(月) (3)提出締切 ① 応募申込書(様式1)(下記「8提出書類」の「1応募申込書」が該当する) ② 企画提案書(様式2)(下記「8提出書類」の「2企画提案書」~「4法人の計 算書等」が該当する) ①、②とも、平成28年5月17日(火)午後5時まで なお、応募者多数の場合は、提出締切後、企画提案書の内容等で選考を行う場合 がある。 ※ 事前に電話連絡のうえ持参のこと。 渋谷区渋谷一丁目18番21号 渋谷区役所第一仮庁舎2階 子ども家庭部保育課保育計画主査 電話 03-3463-2503 (4)書類審査・ヒアリング・視察 平成28年5月下旬~6月上旬 日程は別途通知する。 (5)事業者の決定 平成28年6月中旬~6月下旬 7 事業者選定から工事着工までのスケジュール(予定) 事業者選定 ↓ 国家戦略特別区域法に基づく手続き ↓ 園設置に係る東京都の計画承認 ↓ 建築確認申請、公園占用許可申請 ↓ 工事着工 8 提出書類 提 出 書 類 1 応募申込書 所定様式「様式1」のとおり 2 企画提案書 上記「5提案内容」について記載したもので、A4版・両面印 刷・左綴じ・30ページ程度とすること。 3 事業者概要 (1)事業経歴・実績 (2)事業者の基本的事項 ① 法人の登記簿謄本又は登記事項証明書及び定款 ② 代表者の履歴書 ③ 役員(理事及び監事)の名簿、評議員会を置いている 場合は評議員の名簿(株式会社の場合は、取締役、会計参 与及び監査役) ④ 国税及び地方税の納税証明書…法人税・法人事業税・ 法人住民税(直近3年分) (3)事業者の概要(パンフレットでも可) (4)現在運営している施設又は事業に関する資料 ① 施設の運営形態 ② 規模、特色、施設の構成、敷地面積、建物の床面積 ③ 職員の構成(保育士については平均年齢、平均勤続年 数) ④ 事業内容 (5)運営している認可保育所及び認定こども園等一覧 (6)認可保育所及び認定こども園の施設調書(写) (7)保育所指導監査結果(写)直近の3年分 (8)第三者評価結果(写)(受審している場合)又は保護者 の満足度調査を実施している場合の結果(写) ※(1)~(5)は任意の書式で可とする。 ※(4)(6)(8)について複数の施設を運営している場合 は、上記「3応募資格(1)」に該当する施設で、法人の教 育・保育が最も反映され、実地審査の対象としたい施設につ いて提出すること。また、(7)については、施設ごとに直 近3年分を提出すること。 4 法人の計算書等 (1)社会福祉法人 (本部経理につい ① 資金収支計算書 ては3年分、その ② 事業活動収支計算書 ③ 貸借対照表 ④ 財産目録 他の施設について は各1年分) (2)学校法人 ① 資金収支計算書 ② 消費収支計算書 ③ 貸借対照表 (3)企業(株式会社) ※ ① キャッシュフロー計算書 ② 損益計算書 ③ 貸借対照表 企画提案書、事業者概要、法人の計算書等は、A4ファイルにまとめインデックスを 付けて正本1部、副本9部を提出すること。 9 事業者の選定方法 (1)事業者は、「事業者選定委員会」の審査に基づき決定する。 (2)審査方式 ① 1次審査(運営主体及び事業計画にかかる書類審査とヒアリング審査) ② 2次審査(1次審査通過事業者の運営する既存認可保育所・認定こども園の視察 審査) (3)審査の結果、適切な事業者がないときは、再募集する場合がある。 10 事業者の公表等 選定の結果、決定した事業者名及びその提案概要については公表を行う。また、落選 した事業者については、名称を伏せたうえで結果の公表を行う。 11 応募に関する費用 プロポーザルの応募に関し必要な費用は、応募者の負担とする。 12 応募書類等 (1)応募者から提出された書類については、事業者選定以外の目的には使用しない。 (2)選定の結果、決定した事業者名及びその提案概要については公表するが、選定され なかった事業者については、その名称をはじめ提出された書類や事業者が特定される ような情報及びその事業者が運営する既存認可保育所・認証保育所等についての評価 結果等の情報は非公開とする。 (3)応募に係る提出物は、区域計画の認定に係る手続きなどにより、国及び東京都がそ の内容等の使用や公表をするため、提出物の著作権等の主張はしないこと。 (4)提出された書類は、理由の如何にかかわらず返却しない。 (5)区が必要と認める場合は、追加書類の提出を求めることがある。 13 質疑及び回答 (1)応募に関する照会及び回答はファクシミリ又はメールで行う。質問票(様式3)に 質疑の要旨を簡潔にまとめ、下記へ送信すること。 (2)プログラムの全内容の閲覧を希望する場合は、下記まで連絡すること。 <担 当> 渋谷区子ども家庭部保育課保育計画主査 千葉、山﨑、堀江 14 TEL 03-3463-2503 ファクシミリ 03-5458-4907 注意事項等 (1)本件は国家戦略特区特別区域法(平成25年法律第107号)に規定する特定事業 として公園内に整備するものであり、事業者の決定後、特区法その他関係法令の規定 に基づく手続きが必要となる。そのため、特区法に規定する区域計画の認定を受けら れなかった場合及び認定から2年以内に占用申請しなかった場合には、事業者の決定 を取り消す。 (2)その他法令等に定めのない事項については、東京都との協議による。
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