設計図書等(PDF:167.1KB)

市長
副市長
院長
副院長
※
※
※
※
局長
課長
副課長
主幹
※
※
精算
設計
平成28年度 加東市民病院院外検査業務委託(その4)(長期継続契約)
委 託 番 号
加病第72号
委 託 場 所
加東市家原85番地
委 託 内 容
臨床検査業務の外部委託
実施設計書
兵庫県 加東市
内 訳
実施
設計額
(内消費税額)
請負額
(内消費税額)
執行方法
( 起工理由 )
(
今回変更
円
(
委託
概 要
増減額
円
円
円
) (
) (
)
円
円
円
) (
) (
)
契約期間
平成28年7月1日から
平成30年3月31日まで
院外検査業務委託(その4)
業務内容: 登録衛生検査所における血液検体等
の検査委託 (特殊検査)
委託検査項目及び予定件数
No
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
検査項目名称
HCV群別
HCG-β-サブユニットS
ソマトメジン C
TRAb(3世代)
特殊染色標本追加 低カルボキシル化オステオカルシン(ucOC)
水痘.帯状ヘルペスウイルス (IAHA)
麻疹ウイルス IgG (EIA)
結核菌 DNA (リアルタイムPCR)
MAC DNA (リアルタイムPCR)
血清抗p53抗体
バルプロ酸
HCV RNA コアジェノタイプ
フォン・ウィルブランド因子抗原定量
UGT1A1遺伝子多型解析
標本診断
女性 AICS(6種)
男性 AICS(5種)
特異的IgE(MAST33アレルゲン)
HBcrAg(B型肝炎ウイルスコア抗原)
小計
消費税
合計
検査方法
EIA法
RIA法
RIA法
ECLIA法
EIA法
ECLIA法
IAHA
EIA法
PCR (リアルタイムPCR)
PCR (リアルタイムPCR)
ECLIA法
EIA法
RT-PCR
ラテックス凝集反応
インベーダー法
LC/MS
LC/MS
EIA法
EIA法
予定件数
34
8
13
8
150
806
227
218
218
210
183
40
7
10
10
10
10
10
10
10
単価
合計
8%
1
仕
1
様
書
総則
(1)この仕様書は、加東市(以下「市」という。)が委託する加東市民病院の検体検査業務
に関し、必要な事項を定める。
(2) 受注者は、契約にあたり、この仕様書を承認し、不明な点については市担当者に質問
し、十分に熟知した上で契約すること。
2
業務名
平成28年度加東市民病院院外検査業務委託(その4)
3
委託期間
平成28年7月1日から平成30年3月31日まで
4
履行場所
兵庫県加東市家原85番地
5
加東市民病院
業務の概要
この業務は、加東市民病院において生ずる一般検査、病理学的検査、血液検査、生化学検
査、免疫・血清検査、細菌検査等の検体検査業務、検体受付業務、検体回収業務、検査結果
報告業務、インフォメーション業務、統計資料等作成業務を実施するものとする。
(1)検体検査業務
別紙「委託検査項目及び予定件数」に定める検査項目について測定を行うものとする。
なお、件数については実績に基づく予定件数である。
(2)検体受付業務
①病院内システムからの外注分依頼情報抽出及び電子媒体への取り込みを行うこと。
②検体と依頼リストの照合作業(不具合、不明等については随時確認し報告する。)を
行うこと。
③検体を指定保存条件にて保管すること。
(3)検体回収業務
①検体の回収及び搬送を行うこと。
(4)検査結果報告業務
①病院内システムへの電子媒体による検査結果の取り込みを行うこと。
②紙報告書を配布すること。
③緊急依頼分、異常値等の至急報告業務を行うこと。
(5)インフォメーション業務
①各種問い合わせ(検査項目、採取容器、検査結果等)への対応を行うこと。
②資料、パンフレット等の配布を行うこと。
(6)統計資料等作成業務
①調査及び報告資料を作成すること。
6
検査データ
(1)別紙「委託検査項目及び予定件数」に示したものについて、病院が指定する測定方法、
を厳守し検査を施行すること。
(2)委託検査の検査方法などに変更が生じた場合は、速やかに病院関係部署に連絡し、
診療への混乱が生じないように対処すること。
(3)検査結果に疑義があるときは、受託者は必要に応じて再検査を行うこと。その場合、
検査にかかる費用は受託者の負担とする。
7
院内システムとの整合性
(1)院内検査オンライン報告システムとの整合性を有すること。
(2)データフォーマットを検査部システムと合わせること。
(3)依頼情報、結果情報については電子媒体で行うこと。
(4)業務開始前に病院検査システムにデータを取り込める体制を整えること。また、病院
システムへのマスター登録・変更・紐付けなどのメンテナンス費用及び電子カルテとの
調整・全項目確認テストを行い、その結果を提出すること。その際に必要な費用は全て
受託者が負担すること。
8
受託体制についての遵守事項
(1)受託者は病院からの問い合わせに対し、迅速な対応ができる体制であること。また、
検査結果に対する質問に検査実施者が詳細に返答できる体制があること。
(2)検体の収集は、月曜日から金曜日までの毎日を基本とする。ただし、祝日や年末年始
等の外来休診日は除くものとする。
(3)受託者は、原則として本検査業務を第三者に委託してはならない。ただし、やむを得
ず受託検査の再委託をする場合は、事前に病院の許可を得ること。
9
業務実施についての遵守事項
(1)受託者は業務を実施するにあたり、医療法及び医療法施行令諸法並びに厚生労働省そ
の他関連省庁の定める関連法規及び通知等を遵守すること。
(2)受託者は、指定された検査項目に関し、倫理指針に対応した受託ができること。
(3)受託者は、業務上知り得た秘密を第三者に漏らしてはならず、契約の解除及び契約期
間が終了した場合においても同様とする。なお、受託者は、研修等を通じて業務従事者
に対し、プライバシー保護の重要性を十分に認識させるなど、個人情報の保護に万全を
期すること。
(4)検体の収集は、温度別(冷蔵・冷凍・室温)に管理されたBOXによる温度管理を行
い、検査過誤及び変質の防止に配慮した方法で実施すること。
(5)受託に必要な容器等は、誤採血、看護業務の負担を避けるため、受託者において現状
のものを用意すること。ただし、衛生検査所業公正競争規約に基づき、無償提供が禁止
されたものはこの限りではなく、販売が必要な容器については協議の上、提供すること。
(6)検体が極めて少量の場合は、病院関係者に検査の優先順位を確認し、診療への混乱を
起こさないこと。
10
検査結果報告体制についての遵守事項
(1)受託者は、決められた日数以内に、検査結果を病院臨床検査科に配置している検査シ
ステムへ電子媒体を用いて取り込むと同時に、病院が指定した条件で臨床検査科に報告
すること。
(2)病院のシステムに電子媒体を用いて検査結果を格納する場合は、コンピュータウイル
ス対策等、十分に危機管理がなされたものであること。
(3)病院の事情により緊急に検査結果を求められた場合は、電話又はFAX等により指定
の場所に指定された時間までに迅速な報告ができる体制をとること。
(4)受託者は、病院が指定した受託検査実績の集計表・検査結果一覧表等を、病院の求め
に応じて提出すること。
(5)受託者は、事故などのやむを得ない理由により、検査結果を指定期日までに報告でき
ない場合は、口頭又は文書により、その理由を示して指定期間満了までに病院の了承を
得ること。
(6)検査にかかる検体及びその他の資料等の整理・仕分け・運搬は受託者の責任で行うも
のとし、その費用はすべて受託者の負担とする。
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検査結果の保証体制基準
検査成績を保証するため、受託者において下記の品質保証が適切に実施されていること。
①衛生検査所の登録を受けているものであること。
②医療関連サービスマーク認定を取得していること。
③ISO15189の認定を取得していること。
④プライバシーマークを取得していること。
⑤外部精度管理:公益社団法人日本医師会、公益社団法人全国労働衛生団体連合会、一般
財団法人日本臨床衛生検査技師会、一般社団法人衛生検査所協会、CAP(College of
American Pathologists)Survey の精度管理を実施していること。
⑥精度確認のための定期的なブラインドテストに応じること。その結果において疑義が生
じた場合、直ちに原因を追究し是正すること。
12
契約の解除及び損害賠償
受託者に契約の不履行及び違反又は不正が認められたときは、契約期間中であっても委託
者は契約を解除し、損害賠償を請求することができる。
13
賠償責任
受託者は、業務の遂行に関し、故意又は過失により損害を与えたときは、その賠償の責に任
ずる。
14
その他
この仕様に定めの無いことは、受託者、市担当者により十分協議のうえ定めることとする。