【公募型】佐賀市食品リサイクル実証試験事業 実施要領 1 事業名 佐賀市食品リサイクル実証試験事業 2 概要及び目的 佐賀市の事業系ごみの排出量は平成24年度から増加傾向を示しており、将来見込み は平成26年度の32,719トン/年から平成36年度推計では35,745トン/ 年と増加する現状推計となっています。 このことから、平成27年3月に作成した「佐賀市一般廃棄物処理基本計画」におい て、事業系ごみの排出量を「平成36年度までに平成25年度比で15%削減」すること を目標としています。 このような状況下、本市に搬入される事業系の燃えるごみのうち、約65%を占める 「生ごみ」についても、減量化を図るとともに、循環型社会の推進に向けた更なる取組 みが必要となっています。 これらを踏まえ、佐賀市は、「事業系生ごみ」について堆肥化等のリサイクル(資源化) 実証試験を行い、事業化の可能性を検証する事業者を公募し、新しいバイオマス産業の 創業に向けた取組みを支援します。 なお、本事業は、平成27年10月に策定した「佐賀市まち・ひと・しごと創生総合 戦略」に基づく、創業支援を目的に実施するものです。 3 対象事業 事業系生ごみについて、事業者自らが次に定める生成物の原材料として利用する事業 (1)肥料 (2)飼料 (3)その他、食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律(平成十二年六月七日法律 第百十六号)に定める製品 4 事業実施期間 協定書締結日から平成29年3月31日(金)まで ただし、当該期間を変更する必要が生じた場合は、本市と協議のうえ対応を決定 します。 5 事業者選定方法 バイオマス資源である「事業系生ごみ」のリサイクルに係る事業計画を公募し、応募 のあった事業計画の中から実証試験を行う事業者(候補者)を選定します。なお、選定 方法は「佐賀市食品リサイクル実証試験事業審査委員会」の審査結果によります。 1 6 事業費の負担区分 本事業に係る経費等の負担区分は下記のとおり。 事業系生ごみ(原材料)の調達、収集・運搬および保管に関すること リサイクル機器等(本体機器、付属設備、原材料・生成物ヤード)の設 置及び借損料に関すること(電源引き込み等の付帯工事費を含む) リサイクル機器等の運転及び維持・管理に関すること(電気・水道・ガ 事業者 ス等の用役費を含む。) 生成物の試験使用等に関すること(ただし、本市の負担区分を除く。 ) 生成物の最終処分に関すること(ただし、分析や試験使用に関するもの および本市が受入れを認めたものを除く。 ) リサイクル機器等の撤去および原状回復に関すること 生成物の成分分析等、組成・性状を調査するための経費、外部分析機関 等への委託料 佐賀市 注1)参照 リサイクル機器等の設置場所の提供(ただし、事業者側にて設置場所の 確保が困難な場合に限る。) 注2)参照 注1)委託料は本市平成28年度予算(上限:1,035 千円)の範囲内とし、分析機関へ の発注は本市が行います。 注2)提供できる設置場所の概要は以下のとおりです。 (1)施設名称・所在 施設名称:佐賀市清掃工場南部中継所(旧川副・東与賀清掃センター) 所 在:佐賀市川副町大字犬井道5727 (2)現地説明会 設置場所の現況等を確認していただくため、現地説明会を開催します。日程は 6月3日(金)を予定していますので、前日までにお申し出下さい。 (3)目的外使用の許可申請 設置場所を使用する場合は、当該土地・建物について使用許可申請をしていただ きます。 ※ 佐賀市公有財産規則第26条に基づく行政財産の目的外使用の許可申請 7 応募対象者 (1)参加資格 本事業に応募できる者は、次に掲げる要件を全て満たすものとします。 下記の要件を満たす佐賀市一般廃棄物(ごみ)収集運搬許可業者であること。 2 また、複数の事業者(うち1社以上は佐賀市一般廃棄物収集運搬許可業者であること。) による共同提案も可能です。ただし、全ての事業者が下記の要件を全て満たすとともに、 原則として、その主たる業務を行う事業者が代表事業者として一括して受託することと します。 ① 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当しない 者であること。 ② 会社更生法(平成14年法律第154号)又は民事再生法(平成11年法律第22 5号)に基づき更生手続き開始又は民事再生手続き開始の申し立てがなされていない 者であること。 ③ 佐賀県及び佐賀市より指名停止措置又は指名回避措置(以下「指名停止等の措置」 という。 )のいずれも受けていない者であること。 ④ 参加表明の日から過去3月以内に、佐賀市から契約解除されていないこと。 ⑤ 国税及び地方税の滞納がないこと。 ⑥ 自己又は自社の役員等が、次の各号のいずれにも該当する者ではないこと及び次の 各号に掲げる者が、その経営に実質的に関与していないこと。 ア 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77 号)第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。) イ 暴力団員(同法第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。 ) ウ 暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者 エ 自己、自社若しくは第三者の不正な利益を図る目的又は第三者に損害を与える目 的をもって暴力団又は暴力団員を利用するなどしている者 オ 暴力団又は暴力団員に対して資金等を提供し、又は便宜を供与するなど、直接的 若しくは積極的に暴力団の維持運営に協力し、又は関与している者 カ 暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有している者 キ 暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれらを利用している者 (2)複数参加の禁止 参加者は、1つの事業提案のみとします。 (3)他の参加者の構成員になることの禁止 既に参加している者又は参加者の構成員となっている者が、他の参加者の構成員にな ることはできないものとします。 8 選定スケジュール 応募受付開始 平成28年5月30日(月) 質問受付 平成28年5月30日(月)~平成28年6月6日(月)ま で(電子メールにて受付) 3 9 現地説明会 平成28年6月3日(金)を予定(市有地を使用する場合) 質問の回答 平成28年6月9日(木) 参加表明書の提出 平成28年6月13日(月)まで 提案書等の提出 平成28年6月17日(金)まで 1次審査結果通知 平成28年6月下旬(書類審査) 2次審査 平成28年6月下旬~7月上旬 ※日程は別途通知 結果通知 平成28年7月上旬 協定書の締結 平成28年7月中旬 参加申込み 本事業への参加を希望する者は、次により参加表明書を提出して下さい。 (1)提出書類 参加表明書(様式第1号) 正本1部 (2)参加表明書提出期限 平成28年6月13日(月) 17時まで (3)提出方法 郵送または持参による。 (郵送の場合は6月13日消印まで有効) 10 提案書等の提出について 本事業への参加を希望する者は、次により提案書等を提出して下さい。 (1)提案書(様式第2号) 正本1部 (2)事業計画書(自由様式)正本1部、副本 6部 ① A4版の両面とし、様式は特に定めないものとする。 ② ページ数は図表を含め6ページ以内とする。 ③ 事業の特色が分かりやすいものとすること。具体的には以下の項目について記載 すること。図表を用いることも可とする。 ア 実証試験の概要 イ リサイクルフロー、物質収支計画(原材料の調達、収集・運搬、再生利用、最終 処分に関すること) ウ 主要機器の外形図、仕様書(機器寸法、処理能力等) エ 計画平面図 オ 収集運搬計画(原材料の調達および生成物に関するもの) カ 運転計画(騒音、臭気、病害虫等の環境・衛生対策を含む。) キ 実証試験工程(業務スケジュール) ク 事業収支計画(実証試験段階および本稼動段階の見込み) ケ その他の自由項目等(本業務の目的に合致していれば、項目は問いません。) 4 (3)付属書類 正本各1部 ① 会社概要書(様式第3号) ② 業務実施体制(様式第4号) ③ 法人登記全部事項証明書(提出日の3か月以内の原本) ④ 法人税、法人事業税、消費税及び地方消費税に滞納がないことの証明書 ⑤ 市区町村税に滞納がないことの証明書 ⑥ 暴力団排除に関する誓約書(別紙) (4)提案書等提出期限 平成28年6月17日(金)17時まで (5)提出方法 郵送または持参による。 (郵送の場合は6月17日消印まで有効) 11 審査方法および審査基準 審査方法および審査基準は次のとおりです。 (1)審査方法 ① 1次審査及び2次審査により審査する。 ② 1次審査は、書類審査により実施する。1次審査の結果は確定後直ちに参加者全て に対して文書にて通知する。 ③ 2次審査は、1次審査に合格した者を対象としてヒアリングにより実施する。提案 者による提案説明を含み、1社につき30分を予定し、順次個別に行う。 ④ 2次審査の結果について順位付けを行い、順位が1位の提案者を優先交渉権者とす る。 ⑤ 詳細については、別途連絡することとする。 (2)審査基準 ア 1次審査項目 区分 事業者の能力 審査項目 実施体制 審査内容 ・適切な人員配置、管理体制 ・事業者の技術的能力 実施計画の 事業の目的および計画性、公募要領の理解度、 考え方 循環型社会への貢献度 事 業 計 画 書 の 実施工程 内容 スケジュールが具体的かつ実現可能か。 実証規模の妥当性、実証試験終了後の出口戦略 事業の実現性 事業採算性の見込み、将来への展望(経済的、技術的 な側面) 5 事業費の収支 計画 費用対コスト 施設規模に対する経費の妥当性、事業採算性、積算の 妥当性 イ 2次審査項目 区分 審査項目 審査内容 事 業 計 画 書 の 1次審査と同 1次審査と同程度の項目について、ヒアリングの 内容 程度 内容により、再評価する。 業務遂行能力 事業計画書の履行確実性 ・分かりやすさ ヒアリング 説明能力 ・説得力 ・質疑に対する回答の明確さ 業務に対する 意欲 業務に対する取組意欲、熱意 12 質問の受付および回答方法 質問の受付および回答方法は次のとおりです。 (1)質問受付方法 質問書(様式は任意)により、下記まで電子メールで送付すること。 メールアドレス:[email protected] (2)質問受付期限 平成28年6月6日(月)17時まで(期限を過ぎた質問には回答しない。 ) (3)回答方法 6月9日(木)に電子メールにて回答する。 ※質問書の送付があった全ての者に全質疑応答集をメールにて送付する。 13 失格 次のいずれかに該当するときは、失格とすることがある。 (1)本実施要領で定めた提出方法、提出先、提出期限等に適合しないとき。 (2)本実施要領で定めた条件及び様式に適合しないとき。 (3)提出書類に記載すべき事項が記載されていないとき。 (4)提出書類に虚偽の記載があったとき。 (5)提案企画書の提出から協定締結までの間に、7(1)③の措置を受けることとなった とき。 6 (6)審査結果に影響を与えるような不正行為を行ったとき。 (7)その他本実施要領に違反すると認められたとき。 14 協定書 (1)優先交渉権者選定後は、事務局と事業詳細について協議を重ねた上で、事業内容に関 する協議が整ったときは、協定書を締結することとする。 (2)事業内容に関する協議が成立しないとき又は協定書の締結までに優先交渉権者若しく はその構成員のいずれかが参加資格の要件を欠いたときは、佐賀市は審査結果の次点の 者と順次協議を行うことができるものとする。 15 その他留意事項 (1)応募に際しての必要な費用は、応募者の負担とする。 (2)原則として、提出された書類等は返却しない。 (3)提出された書類は、本公募に係る審査の目的外には使用しない。 (4)提出された書類は、本公募に係る審査の目的の範囲で複製することがある。 (5)審査結果についての異議申立ては、一切受け付けない。 (6)事業を行うに当たっては、事務局と密接に連絡を取り合い、この要領に記載のない事 項については、事務局の了承を受けた上で実施するものとする。 16 事務局(書類の提出先) 佐賀市環境部 循環型社会推進課 3R 推進係(担当:田中和、山口、羽立(はたて)) 所在地 〒849-0917 佐賀市高木瀬町大字長瀬2369番地 TEL 0952-30-2430(直通)/FAX 0952-30-2494 メールアドレス: [email protected] 7
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