浦安市高齢者等実態調査、介護保険事業計画策定に伴う基礎調査 及 び

浦安市高齢者等実態調査、介護保険事業計画策定に伴う基礎調査
及 び日常 生活圏 域ニー ズ調査 実施業 務委託 仕様 書
1.件名
浦安市高齢者等実態調査、介護保険事業計画策定に伴う基礎調査及び日常生活圏域ニーズ調
査実施業務委託
2.目的
浦安市(以下「市」という。)では、3年を1期として作成することとされている高齢者保
健福祉計画及び介護保険事業計画策定の基礎資料とするため、浦安市高齢者等実態調査、介
護保険事業計画策定に伴う基礎調査及び日常生活圏域ニーズ調査を行い、高齢者等の状況の
実態、介護サービスの利用量及び評価等を調査し、その集計及び分析を実施し、平成29年度
に策定する高齢者保健福祉計画及び第7期介護保険事業計画の策定展開への活用を図ること
を目的とし、本業務を委託する。
3.履行場所
千葉県浦安市猫実一丁目1番1号
浦安市 健康福祉部
高齢者福祉課、介護保険課、猫実地域包括支援センター
4.履行期間
契約締結日の翌日から平成29年3月31日まで
5.支払条件
業務完了後、支払う
6.主担当課
浦安市 健康福祉部 高齢者福祉課
7.業務の内容
(1) 浦安市高齢者等実態調査は、無作為抽出した高齢者及び40~64歳の方を対象とし、郵便調査
を行う。
(2) 介護保険事業計画策定に伴う基礎調査は、介護認定を受けている方及び介護サービス提供事
業者を対象とし、郵便調査及びケアマネジャーによる聞き取り調査を行う。
(3) 日常生活圏域ニーズ調査および要介護者の家族調査については、国が示すもの(9月頃予定
されている)を利用し、浦安市高齢者等実態調査及び介護保険事業計画策定に伴う基礎調査と
合同で行うこととする。
(4)
(1)から(3)までの調査について、調査票の作成等の準備及び回収した調査票の集計、調査結
果の分析、報告書の作成等を行う。
1
(5) 調査対象者、調査数及び調査方法
区分
調査対象
A
B
C
65歳以上の単身で生活している方
要介護認定を
受けていない方
D
I
65歳以上の方のみ世帯に属している方
65歳以上の方でAもしくはB以外の方
4,000
郵送
無作為
4,000
抽出
2,000
約200
のうち単身世帯、高齢者のみ世帯の方
要介護認定を
介護保険サ-ビスを利用している方
受けている方
のうちE以外の方
悉皆
ケアマネに
よ る 訪 問
約1,000
郵送
調査時点で1か月間介護サ-ビスを
約500
利用しなかった方
要介護認定を受けている方と同居している家族の方
調査方法
約4,000
介護保険サ-ビスを利用している方
G
H
悉皆
40歳以上65歳未満の方
E
F
調査数
悉皆
約1,500
郵送
約50
郵送
平成28年6月末日現在で浦安市内に事業所(営業所)を有し、
介護保険サ-ビスを提供する事業者
※要介護認定・サービス提供事業者については、平成28年6月末日現在
(6) 調査業務の詳細内容
①
各種調査票内容の作成
(5)で示した区分(以下「調査区分」という。)ごとの調査票案を作成する。調査票作成
にあたっては、担当者と綿密な打合せ及び協議を行い作成すること。各調査票の設問項目
は概ね100問を予定しているが、設問項目には、日常生活圏域ニーズ調査および要介護者の
家族調査票の内容を含んでおり、今後、国から示される内容によって変更が生じる可能性
がある。また、設問項目に対する回答選択肢は調査区分ごとに変わるため調査票の枚数は
異なる。調査票の枚数の目安は20枚から30枚とし、調査票の重さはすべて100g以内とする。
なお、調査票の第1案については、9月30日までに提出とする。
②
調査票及び調査依頼文書の作成・印刷
17,250部、完成品納品は10月中旬とする。
③
周知用ポスタ―の作成・印刷
100枚、カラー、A3、上質紙
④
調査対象者の抽出
調査区分AからGについては、65歳以上の全住民名簿、介護認定者名簿、介護サービス
利用者名簿(いずれもエクセル形式)を市より受託者へ提供し、それらを、調査区分ごと
に対象者を分類すること。調査区分B、C、Dについては、区分ごとの対象者の一覧を作
成後、無作為抽出を行うこと。なお、無作為抽出を行う際には、字(居住地域)および年
齢についても考慮し対象者を抽出すること。
⑤
調査票の封入・ラベル作成・ラベル貼り・並べ替え
2
調査票封入封緘する。宛名ラベル作成後、宛名ラベルを貼り、調査区分ごとに整理し、
字丁目順に並べ替えを行い納入すること。また、調査区分については、居宅介護支援事業
者ごとに区分けすること。
郵送は市内特別郵便とし郵送経費は市から支出する。(委託料に含めない。)郵便局への
持込は市で行う。
ケアマネジャーへの謝礼については、1件1,000円とし委託料に含めること。
⑥
封筒の印刷
発送用、返信用ともに、角2
17,500枚(予備を含む)とする。なお、封筒は対象者の
目につきやすいよう、カラー封筒を基本とする。
⑦
調査票の回収・仕分け
回収された調査票は、受託者が適宜回収するものとする。市から受託者への送料は委託
料に含めること。
⑧
調査データ点検・入力
約12,000件(見込み)
[算出根拠]対象者数17,250件×70%(回収率)=12,075件≒12,000件
⑨
調査データ単純集計
⑩
調査データクロス集計
年齢別、対象者別、属性別クロス集計、及び設問間クロス集計を実施する。設問間クロス
集計を行う設問については、市からの指示及び協議に基づくものとする。
⑪
データ分析
各集計結果を踏まえ、分析を行う。
⑫
考察
高齢者保健福祉計画及び第7期介護保険事業計画の策定に向け、各設問項目及び設問分野
ごとにまとめた考察を行う。なお、考察にあたっては、集計・分析結果からの特徴のほか、
浦安市の都市特性や高齢者の動向など、高齢者を取り巻く諸状況を踏まえた上で行い、浦
安市の実情を踏まえた課題認識など、計画策定に活かすことのできるよう多角的に考察を
行いまとめること。
⑬
浦安市高齢者等実態調査、第7期介護保険事業計画に伴う基礎調査及び日常生活圏域ニー
ズ調査報告書の作成・印刷・納品
※
詳細については項目6成果品を参照すること
(7) 浦安市介護保険運営協議会への出席
①
浦安市介護保険運営協議会への出席、事務局との調整(6回程度)
②
浦安市介護保険運営協議会への資料提供
③
浦安市介護保険運営協議会出席後の議事録作成(要約)
3
8.成果品
成果品は次の表の通りとする。
納期
(1)対象者一覧
作成部数(出力物)
平成28年8月31日
1部
A4
300頁程度
第1稿
(3)第7 期介護 保険事業 平成29年2月10日
200部
計画策定に伴う基礎調査
A4
報告書
(4)日常 生活圏 域ニーズ
Excel形式
200部
(2)浦安 市高齢 者等実態
調査報告書
データ
完成品
200頁程度
平成29年3月20日
200部
A4
調査報告書
<報告書内容>
表紙
Word形式
レザック
および
PDF形式
全頁一色
CD-ROM
2枚
<結果集計用>
Excel形式
100頁程度
報告書の校正は3回以上行うこととする。また、結果集計用のデータについてはAccess等により、
市側でも設問間のクロス集計が作成できるものとすること。
9.協議・打ち合わせ
本事業に係る作業方法、作業スケジュールについては、本仕様に定めるほか、市と受託事業者
の綿密な協議のうえ決定するものとする。
10.受託者の主担当者
本事業の受託者について、ヒアリング(第2次選考)時のプレゼン担当者が業務担当者となる
とともに、担当者の経歴書を市に提出すること。なお、ヒアリング時の質疑応答は業務の主担当
者が行うものとする。
ただし、本事業実施途中で、担当者の力が不十分であった場合、市は担当者を変更することが
できることとする。
11.その他
(1) 調査に関しては、調査対象者のプライバシー保護に万全を期すとともに、得られたデータや
情報を許可なく複製したり、他に漏らしてはならない。
(2) 個人情報については、別記「個人情報取扱特記事項」を遵守し、取扱いには十分注意を払う
こと。また、契約期間終了後、個人情報が含まれる資料(調査票、対象者データを含む)は市
に速やかに返却すること。
(3) 監督職員は、浦安市 健康福祉部 高齢者福祉課の本業務監督を命ぜられた職員及びその補助
者(以下「監督員」という。
)とする。
(4) 本仕様書及び市から提供する資料等に明記のない場合、また疑義が生じた場合は、監督員と
協議し、その指示に従うこと。
4
(5) 本業務実施に当たって、関係諸法規等を厳守すること。
(6) 業務の実施により知り得た一切の事項については、契約履行中だけでなく、契約履行後も秘
密を厳守すること。
(7) 本事業の実施に伴って取得した物品、特許権及び著作権等はすべて市に帰属する。
5
別
記
個人情報取扱特記事項
(基本的事項)
第1
受託者は、個人情報(個人に関する情報であって、特定の個人を識別することができ
るもの。以下同じ。)及び特定個人情報(行政手続における特定の個人を識別するための
番号の利用等に関する法律(平成25年法律第27号。)に規定する個人番号をその内容に含
む個人情報をいう。以下同じ。)の保護の重要性を認識し、この契約による事務の実施に
当たっては、個人の権利利益を侵害することのないよう、個人情報及び特定個人情報(以
下「個人情報等」という。
)の取扱いを適正に行わなければならない。
(秘密の保持)
第2
受託者は、この契約による事務に関して知り得た個人情報等をみだりに他人に知らせ、
又は不当な目的に使用してはならない。この契約が終了し、又は解除された後においても
同様とする。
(収集の制限)
第3
受託者は、この契約による事務を行うために個人情報等を収集しようとするときは、
その事務の目的を明確にし、当該目的を達成するために必要な範囲内で、適法かつ適正な
手段により収集しなければならない。
(適正管理)
第4
受託者は、この契約による事務に関して知り得た個人情報等について、漏えい、滅失、
改ざん又は毀損の防止その他の個人情報等の適正な管理のために必要な措置を講じなけ
ればならない。
(特定個人情報を取り扱う従事者の明確化)
第5
受託者は、この契約による事務に関して、特定個人情報を取り扱う場合は、当該特定
個人情報を取り扱う従事者を指定しなければならない。
(目的外利用及び提供の禁止)
第6
受託者は、この契約による事務に関して知り得た個人情報等を、契約の目的以外の目
的のために利用し、又は第三者に提供してはならない。ただし、委託者の指示がある場合
は、この限りでない。
(複写又は複製の禁止)
第7
受託者は、この契約による事務を行うため委託者から提供を受け、又は自らが収集し、
若しくは作成した個人情報等が記録された資料等を複写し、又は複製してはならない。た
6
だし、委託者が承諾したときは、この限りでない。
(持ち出しの禁止)
第8
受託者は、この契約による事務を行うため委託者から提供を受け、又は自らが収集し、
若しくは作成した個人情報等が記録された資料等を、委託者の指定する作業場所から持ち
出してはならない。ただし、委託者が承諾したときは、この限りでない。
(再委託の禁止)
第9
受託者は、この契約による個人情報等を取り扱う事務については、第三者に委託して
はならない。ただし、委託者が承諾したときは、この限りでない。
(再委託の条件)
第10 受託者は、この契約による個人情報等を取り扱う事務を再委託する場合には、受託者
及び再受託者がこの規定を遵守するために必要な事項並びに委託者が指示する事項につ
いて、再受託者と約定しなければならない。
(資料等の返還等)
第11 受託者は、この契約による事務を行うため委託者から提供を受け、又は自らが収集し、
若しくは作成した個人情報等が記録された資料等は、この契約の終了後直ちに委託者に返
還し、又は引き渡すものとする。ただし、委託者が別に指示したときはその指示に従うも
のとする。
(従事者の監督)
第12 受託者は、この契約による事務に従事している者に対し、在職中及び退職後において
も当該事務に関して知り得た個人情報等をみだりに他人に知らせ、又は不当な目的に使用
しないよう必要かつ適切な監督を行わなければならない。
(教育の実施)
第13 受託者は、この契約による事務に従事している者に対し、当該事務に関する個人情報
等を取り扱う場合に遵守すべき事項について、研修等の教育を実施しなければならない。
(報告)
第14 委託者は、受託者が、この契約による事務を行うに当たり、個人情報等に関する契約
内容の遵守状況について、報告を求めることができる。
(調査)
第15 委託者は、受託者がこの契約による事務を行うに当たり、取り扱っている個人情報等
の状況について、必要があると認めるときに実地調査を行うことができる。
7
(事故報告)
第16 受託者は、この契約による事務に係る個人情報等の漏えい、滅失、改ざん又は毀損そ
の他の事故が生じ、又は生じるおそれのあることを知ったときは、速やかに委託者に報告
し、委託者の指示に従うものとする。
(漏えい等が発生した場合の責任)
第17 受託者は、この契約による事務に係る個人情報等の漏えい、滅失、改ざん又は毀損そ
の他の事故が発生した場合において、その責めに帰すべき理由により、委託者又は第三者
に損害を与えたときは、その損害を賠償しなければならない。
8