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平成28(2016)年
市役所あれこれ便利電話
おしえてコールひろしま
年中無休8〜22時
☎082-504-0822
●担当課へは各課直通ダイヤルで
通巻1580号
元気の
広報紙は1日と15日に発行します
市役所あれこれ便利電話
年中無休 8~22時
「おしえてコールひろしま」☎504-0822
ホーム
ページ
http://www.city.hiroshima.lg.jp/
●担当課へは各課直通ダイヤルで
牛田小ブランド
食育の取り組み
元を学ぶ
牛
田小学校(東区)は、学校・家庭・
地域がつながる多様で豊かな
「学び」を実現し、魅力ある学
校づくりを推進しています。
子どもたち
は、
体験を通して食育もまちぐるみで楽
しく学んでいます。
学年に合わせて食を学ぶ
同校には栄養教諭が配置され、食べ
物や食べ方など
「食べる」
ことに関する
市は、市民が食育を通じて健やかな体と豊かな心を
育むために、さまざまな取り組みをしています。今回
は食育に力を入れている牛田小学校の取り組みを紹
介します。
問教育委員会健康教育課(T504-2490、F504-2328)
正しい知識を身に付けるために、各学
年ごとに目標を設定して食育について
学んでいます。
新1年生は、初めて食べる給食につい
て、人形劇やクイズなどで学びました。
給食のメニューや食材、栄養のことを
知って食べると、給食も学びと体験の
場になります。
前田君は
「授業を受けて、食べること
の大切さが分かりました。
給食は残さず
に食べたいです」
と元気に話します。栄
養教諭の三上先生(左写真)は
「給食は毎
日学ぶことができる食育の場です。食
べる体験を通して、知識やマナー、感謝
の心などを学んでほしいですね」
と話し
ます。
食物を育てる気持ちを知り
食の大切さをさらに理解
3年生は、昨年秋にJA広島市の職員
から栽培方法を教えてもらい、
小松菜を
育てました。
家でもよく食べる身近な小
松菜を自分たちの手で育てることで、
食
材に対する愛着が深まります。
1月には青々とした立派な小松菜が
でき、家族でその小松菜を使って料理
をしたり、
「牛田小ブランドの小松菜」
と
して地域の人などに配ったりしました。
学校での学びが家庭や地域へも広が
り、交流が生まれています。採れた小松
菜は給食でも提供され、自分たちが
作ったものを食べることで
「食」への関
心が高まります。栽培の苦労が分かる
ので、生産者への感謝の気持ちも湧き、
自然と給食の食べ残しも減りました。
家庭や地域とのつながりを大切にし
た
「食」
の学びを通して、
子どもたちは成
長します。
1
2
牛乳に含まれるカルシウムの量を、骨の
イラストの数で例えて分かりやすく説明
主な内容 P2 新たなゴミ埋立地を整備 P3 国民健康保険料率が決定
種から育てた小松菜をメッ
セージを添えてプレゼント
interview
牛田小学校区で登下校時に見守り活動をしている
木原さん。日頃、通学路の安全を守っているお礼に、
牛田小ブランドの小松菜をプレゼントされました。
「普段あいさつを交わしている子どもたちが一生懸
命育てた小松菜をいただき、とてもうれしかったで
す。1人暮らしの人が多い私たち見守り隊には、心温
まる交流でした。食育を通じて、地域と学校が心を通
わせ、距離が近付くのはとてもいいことですね」と笑
木原政弘さん(69) 顔で語ります。
P1−P6 編集・発行:広島市広報課(〒730-8586 中区国泰寺町一丁目 6-34
☎504-2117
504-2067)