2. 管理ファイル・電子成果品の 作成について 1 2-1. 管理ファイルについて 2 管理ファイルとは 管理ファイルは、その工事や業務の概要等を管 理したり、電子納品された書類の内容等を管理 したりするためのものです 電子成果品を保管管理する際、膨大なデータの 山の中から目的のデータを探し出す手助けとす るためのものです 電子納品チェックシステムで電子成果品のチェッ クをする際にも必要となります 3 電子納品の構成(例:土木の設計業務) 電子成果品 CD-R) XML INDEX_D.XML 業務管理ファイル DTD INDE_D03.DTD REPORT このファイルで、電子成果品の基礎情 報や業務件名、場所情報、受発注者情 報、業務内容等を管理します。 XML REPORT.XML 報告書管理ファイル DTD REP03.DTD PDF REPORT01.PDF 報告書ファイル01 報告書フォルダ ORG DRAWING REP01_01.XXX 報告書オリジナルファイル01_01 CAD製図基準 案 図面フォルダ PHOTO デジタル写真管理情報基準 案 写真フォルダ 測量成果電子納品要領 SURVEY 測量データフォルダ BORING このファイルは、報告書名や報 告書のファイル名、報告書のオ リジナルファイルの情報を管理 します。 案 図面フォルダ、写真フォルダ、測 量データフォルダ、地質データフ ォルダにも同じように管理ファイ ルがあり、そのフォルダに格納さ れているファイルを管理していま す。 地質・土質調査成果電子納品要領 案 地質データフォルダ 4 例)図面管理ファイル 5 管理ファイルの作成 工事管理ファイル(INDEX_C.XML)、図面管理 ファイル(DRAWINGS.XML)等を作成する方法 は、メモ帳などのテキストエディタで作成する方 法と、電子納品支援ソフトを活用する方法があ ります。 メモ帳などのテキストエディタで作成する 方法 ・ソフトが不要 ・管理ファイル等の作成、修正が比較 的容易 ・XMLの知識がなくても修正可能 ・XMLの知識が必要 ・管理項目の入力作業が煩雑 ・ソフトが必要(費用がかかる) ・ソフト毎に操作方法や機能が違う メリット デメリット 電子納品支援ソフトを活用する方法 6 2-2.電子成果品の作成方法 ここでは、委託業務の電子成果品を例に 説明します。 7 日常的な電子成果品の作成・管理 オリジナルファイル作成 (書類・図面・写真) PDFファイルの作成 最終成果品をイメージして作成 CADソフトなどを利用 PDF作成ソフトを利用 電子成果品の作成 フォルダ作成、ファイル名変更、 PDFファイル作成 管理ファイル・電子成果品作成 PDF作成ソフト、電子納品作成 支援ツール等を利用 電子媒体の作成 電子成果品のチェック 電子納品チェックシステム ウイルスチェックソフト CD-Rにコピー 電子媒体のチェック チェック ラベル・ケース作成 8 報告書フォルダの格納イメージ REPORT REPORT PDF PDF PDF PDF XML 報告書ファイル REPORT01.PDF~REPORTnn.PDF REPORT.XML ORG DTD REP03.DTD 報告書 オリジナル ファイル オリジナルファイル (WORD,EXCEL 等)に貼 り付けた、写真・グラフ 等 の元ファイルは納品対象外 です。 REP01_01.XXX~REPnn_mm.XXX 9 図面フォルダの格納イメージ DRAWING DRAWING XML DRAWING.XML DTD P21 P21 P21 図面データの CADオリジナル ファイル D0PL001Z.P21~D0XXnnnZ.P21 DRAW03.DTD 10 写真フォルダの格納イメージ PHOTO PHOTO PIC XML PHOTO.XML DTD 写真は「PIC」フォルダへ 格納します。 JPG JPG JPG P0000001.JPG Pnnnnnnn.JPG DRA 参考図 PHOTO03.DTD JPG or TIF(G4) D0000001.○○○ 参考図は「DRA」フォルダ へ格納します。 Dnnnnnnn.○○○ 11
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