住民基本台帳法別表第一から別表第六までの総務省令で定める事務を定める 省令(平成 14 年総務省令第 13 号)の一部改正について 自治行政局住民制度課 第1 改正理由 個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番 号の利用等に関する法律の一部を改正する法律(平成 27 年法律第 65 号。以下「改正番 号法」という。)の施行により、住民基本台帳法(昭和 42 年法律 81 号)別表第一が改 正されることに伴い、住民基本台帳法別表第一から別表第六までの総務省令で定める事 務を定める省令(平成 14 年総務省令第 13 号。以下「別表省令」という。)の一部につ いても改正する必要がある。 第2 改正概要 ○ 改正番号法第 20 条による住民基本台帳法別表第一の改正により、住民基本台帳ネ ットワークシステム(以下「住基ネット」という。 )を活用する事務について、以下 の事務が追加されたところ。 別表第一 提供を受ける国の機関又は法人 十三 預金保険機構 事 務 預金保険法(昭和四十六年法律第三十四号) による同法第五十五条の二第一項の預金等に 係る債権の額の把握に関する事務であつて総 務省令で定めるもの 十四 険機構 農水産業協同組合貯金保 農水産業協同組合貯金保険法(昭和四十八年 法律第五十三号)による同法第五十七条の二 第一項の貯金等に係る債権の額の把握に関す る事務であつて総務省令で定めるもの ○ 預金保険制度の下では、金融機関の破綻時に、預金保険機構が、原則として一定 額までの預金(債権)の払戻しを行うことにより預金者等を保護することとしてい る。債権額の確保を行う際には、預金保険機構は、預金者等に係る情報を金融機関 から入手し、把握(名寄せ)する必要がある(預金保険法第 55 条の2第1項)。 この名寄せ作業において、金融機関から入手した預金者等に係る情報に相違(預 金者の住所が変わっている場合、預金口座に付番された個人番号に誤りがある場合 等)があり、作業に支障が生じる場合があるため、住基ネットを通じて当該者の本 人確認情報を照会し、正しい情報を入手できるようにするもの。 ※ 農水産業協同組合貯金保険法第 57 条の2第1項に規定する農水産業協同組合貯 金保険機構による債権の把握についても同様。 ○ 住基ネットを利用できる事務の詳細については、総務省令に委任されているため、 以上に基づき、別表省令の改正を行うもの。 第3 施行期日 改正番号法附則第1条第6号に掲げる規定の施行の日
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