JUDI 公募型プロジェクト2015・歩行者空間による中心市街地の構成-イタリア、ドイツの事例を参考に日本の可能性を探る I 公募型プロジェクト2015・歩行者空間による中心市街地の構成-イタリア、ドイツの事例を参考に日本の可能性を探る 「歩行者空間による中心市街地の構成」 蓑原 敬 さん 中心市街地の活性化に大きな役割を果たした歩行者空間の整備。 イタリア、ドイツの事例を参考に我が国の可能性を探る、 蓑原敬さんに率直に語って頂くセミナー型式のインタビューです。 日時 : 2016年6月30日(木) 13:30~15:30 会場 : 富山市立図書館・本館 3階セミナールーム 富山市西町5番1号 JUDI 公募型プロジェクト2015・歩行者空間による中心市街地の構成-イタリア、ドイツの事例を参考に日本の可能性を探る インタビュアー(敬称略): 井口勝文(INOPLΛS都市建築デザイン研究所主宰、JUDI会員) 千葉桂司(Kまち工房、JUDI 会員) 山名清郷((株)東京建設コンサルタント技術顧問、JUDI会員) 京田憲明((株)富山市民プラザ支配人、前富山市都市整備部長) 山下裕子(NPO 法人GPネットワーク副理事長、全国まちなか広場研究会理事) 木谷 弘司(金沢市 都市整備局 定住促進部長 JUDI 会員) 埒 正浩(㈱日本海コンサルタント 専務取締役 JUDI会員) 主催:井口勝文、千葉桂司、山名清郷、栗原裕 連絡先 090 6203 4423 / [email protected] 共催:富山市都市整備部 都市政策課 全国まちなか広場研究会 富山市総郭曲輪三丁目6番15‐23号 NPO 法人 GP ネットワーク内 JUDI(都市環境デザイン会議)北陸ブロック 1 今回の「蓑原敬さんインタビュー」は JUDI インタビュープロジェクトの最終回として開催します。イン タビューの主旨をご理解の上参加をお願いします。 【JUDI インタビュープロジェクトの主旨】 イタリア、ドイツの事例を参考に、 我が国の「歩行者空間による中心市街地構成」の可能性を探る、 実務経験者 8 名の方(下記)に率直に語って頂くセミナー型式のインタビューです。 1960 年代後半からヨーロッパ諸都市の中心市街地で歩行者空間の整備がすすめられた。その成 果が今ヨーロッパの多くの都市で確認できる。それは単なる歩道や広場の整備にとどまらない、都市 全体の構造を歩行者優先の思想で再構築する総合的な都市計画の一部だった。近年はさらに CO² 削減を進める EU の政策のなかで、自動車に依存しない都市を実現する手法として重視されている。 一方 1970 年代後半から始まった我が国の歩行者空間整備は多くの成果を得ながらも、結果的に 都市の部分的な整備にとどまった感が否めない。中心市街地の歩行者空間を最優先することで自動 車依存を削減するという、都市の基本的なビジョンは我が国では確認されていない。むしろ中心市街 地の自動車の通行は不可欠と考えられており、一方で自動車依存の都市の郊外化が進んでいる。 我が国とヨーロッパの歩行者空間整備には大きな差異があった。その経緯を振り返り、我が国の 中心市街地はヨーロッパのような歩行者優先の街を目指すことが妥当なのかそれとも別の方向を目 指すべきなのか、単純にヨーロッパモデルを目指す希望的な展望ではなく、経験を踏まえた現実的 な展望を語って頂く。 インタビューの対象は以下の方々を予定している(敬称略)。 *は実施済み。 鳴海邦碩(旭川買物公園他)* 高橋志保彦(横浜馬車道他)* 梅本正紀(福岡天神モール他)* 栗原 裕(越谷駅東口駅前交通広場他)* 南條洋雄(狭山市駅スカイテラス他)* 中野恒明(門司港レトロ他)* 服部圭郎* 蓑原 敬 インタビュー主催者:井口勝文(INOPLΛS都市建築デザイン研究所、京都造形芸術大学客員教授) 千葉桂司(Kまち工房) 山名清郷((株)東京建設コンサルタント技術顧問) 栗原 裕((有)ユー・プラネット代表取締役) Franco Mancuso(パドバ大学教授、建築家) 本インタビュープロジェクトは、2014,2015 年度 JUDI(都市環境デザイン会議)公募型プロジェクトの助成を受けて実施しています。 2
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