#9 熱伝導率 材厚 熱抵抗値 λ d R =d/λ (w/mK) (㎜) (㎡・k/w) 1 ;空気 0.020 — — 2 ;硬質ウレタンフォーム 0.025 50 ;高性能GW16K 3 CF・GW24K・綿 2.0 2.63 0.07 10 0.14 5 ;杉・桧・松 0.12 33 0.27 6 ;ALC ・合板 0.17 100 0.59 7 ;PB(石膏ボード) 0.22 12 8 ;水 0.60 — 9 ;レンガ・土壁・しっくい 0.62 150 0.24 10 ;ガラス 1.00 5 11 ;モルタル・大谷石 1.30 30 12 ;コンクリート 1.62 180 0.11 13 ;御影石 3.00 150 (雪/0.052) 4 ;ダンボール 0.76 ※1 1.0 ※5 0.05 ※2 容積比熱 γ Cr ※4 1.3 1000 — — 13.4 16.0 — — ※7 500 0.22 600 — 750 — 1000 ― ※3 0.1 1300 0.005 0.002 2500 0.023 0.009 — ※5 (J/kgK) 0.10 0.055 0.021 — 密度 (kg/m3) — 100 0.038 評 価 520 ※6 4200 ※8 1100 680 — ※9 0.04 2400 0.05 0.02 2700 - 7800 450 2000 ※10 570 14 ;鉄 53 5 0.0001 15 ;アルミ 237 5 2700 900 16 ;銅 370 5 8300 380 ※1 標準的断熱材のGW16㎏(ア)100 を基準値1.0に設定。厚み20㎝な らR=5.26で断熱性能も2倍になる (布団も厚い方が温い) ※2 木材も3.3cmでは断熱性能はGW の1/10だが、30cm厚さがあれば 断熱材と同じ。(ログハウスは温かい) ※3 レンガ積みや土壁は厚みが15cmあっ ても、断熱性能はGWの1/10。断熱 材の併用が必要。 ※4 ALC版(ア)100はGWの1/5しか断 熱性能が無い為、断熱材の併用 が望ましい。 ※5 内外打ち放しコンクリートの断熱性能 はGWの1/25。ホームレスの(ア)1.0cm のダンボールの住宅にも劣る岩窟住 宅である ※6 容積比熱(Cp)は水が最大、熱伝 導率(λ)も小さい為、温めるのに 時間は掛かるが、冷めにくい。蓄熱 材としては最適だが制御が難しい ※7 木材の蓄熱性能は水の1/8。蓄熱 効果より、厚材利用として断熱効果 を持たせた方が良い ※8 土の蓄熱性能は水の1/4。難しい 制御法も必要なく、λも小さいため 蓄熱材として適している ※9 コンクリートの蓄熱性能は水の約1/2。 制御方法も不要でλが比較的高い ため、適度に温め易く冷え易い。程 よい輻射熱が期待でき、蓄熱材とし て最適 ※10 御影石は蓄熱性能は良いがλが 高いため冷えるのも早く、蓄熱材と しては△ λ/熱伝導率 材厚1mの両表面の温度差が1℃のとき、1時間で材内部を伝わる熱量。 小さいほど熱を伝えない。λ≦0.05以下の材料を断熱材と呼ぶ 熱抵抗値 R は λが小さいほど R/熱抵抗値 熱抵抗値とは、材料の熱の伝わりにくさを表す値。λに材料の厚みを 考慮した数値。 厚さによって変化する・大きいほど断熱性能が良い。 Cr/容積比熱 単位質量の物質の温度を1℃上げるのに必要な熱量。容積比熱が大 きいほど温めにくく、冷めにくいので 蓄熱材として適する d(材厚)が厚いほど 大きくなる ちょっと一息 ⇒ 壁仕上げ別に見る熱貫流率比較 ※U=1/Rt 断熱材が入ると10倍暖かい 内外打ち放し仕上げは洞窟と同じ ・昔の家 ① ② ③ 木造 木造 180 RC ⇒断熱性能がUPする ALC版も断熱材が無いと寒い ⑤ 内側に断熱材を貼れば 8倍暖かい ALC ④ 100 12 RC 100 12 木造柱:断熱材なし U=4.35 ①:Rt = 0.175 + 0.012/0.22 =0.23 ∴ U = 1/0.23= 4.35 100 12 180 内外:コンクリート打放し 50 内部:PB(ア)15 U=3.50 U=1.20 ③:Rt = 0.175 + 0.18/1.62 木造柱:GW10㎏ (ア)100 = 0.286∴ U= 1/0.286=3.50 U=0.45 ②:Rt = 0.175 + 0.10/0.05 + 0.012/0.22 =2.23 ∴ U= 1/2.23= 0.45 ≦0.53 次世代省エネ・壁 RC造 +硬質ウレタンフォーム U=0.44 ④:Rt = 0.175 + 0.18/1.62 + 0.05/0.025 = 2.28∴ U = 1/2.28=0.44 ※ ②に同じ断熱となった! NPO法人 ①:Rt = 0.175 + 0.1/0.17 + 0.015/0.22 =0.831 ∴ U = 1/0.818= 1.20 断熱効果は②の約 1/3 栃木エコロジー設計協会 H28年 0429作成
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