私の留学生生活 近畿大学生物理工学部 人間工学科2年生 Prommatattanon Preeyanuch 私は日本に来て三年になりました。最初の一年半 はタイ人友達と一緒に東京で住んでいて、日本語学校 に通いました。 大学に入る前は日本語能力試験 N2 (2 級)を取りました。日本語能力試験とは外国人のみの 日本語検定試験のことです。大学に入るためには3級 以上が必要だが、大学によっては必要ないこともあり ます。そして、数学、物理など必要な専門知識をはか る EJU 試験も受けなければなりません。 大学に入学するには二つの方法があります。日本語 レベルと EJU の点数で入学するか、あるいは直接大 学での外国人のみの試験を受けて、入学します。どん な方法でも面接が不可欠です。私は約5大学に入学願 書を出しましたが、合格が出たのは3大学でした。そ のうちの一つが現在学んでいる近畿大学生物理工学 部和歌山キャンパスです。 ということで東京から和歌山に引っ越しすることになりました。たくさんの大学に入学 願書を出し、それぞれ地域も違うため、交通費や願書費などが高い金額まで使い込んでい て、引っ越し代やら、物件を見つけるためのお金やら、学費を支払うお金が足りません。 そのとき大使館の学生部をはじめ、タイ人の友達や不動産屋のおかげで、いま大学生にな りました。不動産屋が安い物件をみつけてくれて、そのうえ、礼金などただで、そして布 団やまくらなども車に乗せて、買いに連れて行ってくれました。大家さんや近所のおばさ ん、おじいさんも優しいです。私の自転車が壊れたとき、一所懸命自転車を直してくれま した。 私はタイ人なので、タイ料理(ニンニクと唐辛子も含む)を作るとき結構匂いがするの に文句を言われたことがありませんでした。申し訳ありません。それにあいさつしてくれ ました。少し話してくれました。バイト先のおばさんたちもよくかわいがってくれて、い ただきものもたくさんもらいました。私の生活を心配してくれて、ほんとに嬉しいです。 道がわからないときにもわざわざ遠くにあるバス停まで一緒に歩きました。夜ですから私 のことが心配だと思います。様々な人々に感謝します。"ほんとにありがとうございます"、 日本に来てほんとに良かったです。人も優しいし、犯罪もあまりありませんし、近い感じ がします。理解できないことや、あまりいい思い出ではないことがもちろんあります。そ の量に比べていい思い出がまだまだ強いと思います。しかし、タイ人である自分が、タイ へ帰りたい、お母さんに会いたい、そのようなことをいつも思っています。しかし、私は 勉強しに来たことと日本がいい国であることから卒業するまで長くいられる気がします。 卒業したあともまたお母さんと一緒に日本に来たいと思っています。
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