円山川大規模氾濫減災対策協議会の 幹事会を開催しました。

円山川大規模氾濫減災対策協議会の
幹事会を開催しました。
H25.11.23
H28.5.24
~豊岡河川国道事務所~
~豊岡河川国道事務所~
~ハード対策とソウト対策の一体的、計画的な実施を目指して~
平成27年9月の関東・東北豪雨を受けて、円山川における堤防決壊等の大規模な浸水被害が発生した場合に
備え、国、県、市等が連携・協力して、減災のための目標を共有し、ハード対策とソフト対策を一体的、計画的に推
進することにより、社会全体で常に洪水に備える「水防災意識社会」を再構築することを目的とした「円山川大規模
氾濫減災対策協議会」の幹事会を開催しました。
準備会では「水防災意識社会再構築ビジョン」に基づく取組、現状の水害リスク情報や取組状況の共有、円山川
における減災のための目標(案)について意見交換を行いました。
概要
■日 時:平成28年5月24日(火)15:00~16:30
■場 所:豊岡河川国道事務所
■構成メンバー:神戸地方気象台、兵庫県但馬県民局、
兵庫県豊岡土木事務所、豊岡市、
豊岡河川国道事務所
■委員の方の主な発言
①平成16年10月台風23号の浸水では、内水氾濫の
孤立者がいたため、避難計画、誘導においては、
外水氾濫だけでなく、内水氾濫も考慮する必要が
ある。
②行政間の河川防災情報を、住民の避難を直接的
にあるいは間接的に促すようにしていく必要がある。
③円山川沿川(豊岡市)における避難実施を考える
と内水被害へのハード・ソフト対策も重要な事項と
なる。このことから、今後の施策の一つとする。
④住民自身による避難経路の事前確認は重要であ
る。防災マップ等を用いて住民自ら避難経路を検
討するなど、防災意識を持っていただけるよう、国
県市が共同して情報提供を実施する必要がある。
⑤大規模水害時の安全な避難実施と早急な復旧対
応を実施できるよう、国県市等が共同で、事前防災
行動計画(タイムライン)を検討していく必要がある。
⑥本協議会規約の施行日の遡りが生じるため当幹
事会を準備会に改名する。
【今後のスケジュール】
① 5月31日 第1回協議会 :協議会・幹事会の設置、現状の水害リスクや取り組み状況の確認
減殺対策目標を達成するための各主体の取り組み事項の検討と合意
② 6月中旬 第1回幹事会 :今後の取組みに関するフォローアップ方法の検討・協議
取り組み方針(案)の検討・協議
③ 7月上旬 第2回協議会 :今後の取り組みに関するフォローアップ方法の合意、取組み方針(案)の承認
【問い合わせ先】
国土交通省 近畿地方整備局 豊岡河川国道事務所 調査第一課
〒668-0025
兵庫県豊岡市幸町10-3
TEL 0796-22-3126(代表)