コチラ - 回復期リハビリテーション病棟協会

各職種5カ条アンケートまとめ
◎
PT
①
⃝
△
*
空白
筋力、関節可動性、姿勢バランスなどの運動機能を回復させよう。
12
73
44
3
1
0
②
③
④
⑤
全身部位を観察し、不動による疼痛・虚血を予防・改善しよう。
13
53
53
14
0
0
呼吸・循環機能を高め、社会生活に必要な体力の向上を図ろう。
13
62
51
7
0
0
課題にそった運動学習を促し、実際的な基本動作能力を高めよう。
14
68
47
4
0
0
ADLの自立に向けて運動療法、物理療法、装具療法を駆使しよう。
13
61
55
3
1
0
◎
OT
①
②
③
④
⑤
⃝
△
*
◎
ST
空白
⃝
△
*
空白
ADLの実施状況を適切に評価し、生活機能向上につなげよう。
24
① コミュニケーション機能の改善をはかり、意思疎通の向上に努めよう。
27
66
41
2
0
0
69
37
0
0
0
生活行為に活かせる上肢機能の再建を最大限に行おう。
23
② 生活の場でコミュニケーション環境の調整を行ない、社会参加を促そう
28
48
46
12
4
0
65
39
1
0
0
認知・行為、心理的側面を包括的に評価し、生活行為との関連で介入しよう。
23
③ 嚥下機能を高め、経口摂取を目指そう。
26
60
43
7
0
0
67
37
3
0
0
適切な福祉用具等を活用し環境調整を行おう。
23
④ その人らしい食のあり方を提案し、安全で安心な食事条件を提示しよう。
26
56
46
7
1
0
60
40
7
0
0
退院後の生活機能を見据えて、個別性のある支援を行おう。
23
⑤ 高次脳機能障害を理解し、生活の安定に向けた介入をしよう。
29
63
43
3
1
0
50
48
6
0
0
PT5ヵ条
0% 10% ① 筋力、関節可動性、姿勢バランスなどの運動機
能を回復させよう。
20% 30% 40% 50% 60% ◎
70% 80% 90% 100% △ 空
白
⃝
② 全身部位を観察し、不動による疼痛・虚血を予
防・改善しよう。
③ 呼吸・循環機能を高め、社会生活に必要な体力
の向上を図ろう。
④ 課題にそった運動学習を促し、実際的な基本動
作能力を高めよう。
⑤ ADLの自立に向けて運動療法、物理療法、装具
療法を駆使しよう。
◎ ⃝ △ × * 空白
OT5ヵ条
0% 10% ① ADLの実施状況を適切に評価し、生活機
能向上につなげよう。
20% 30% 40% 50% ◎
60% 70% 80% 90% 100% 空
△ 白
⃝
② 生活行為に活かせる上肢機能の再建を
最大限に行おう。
×
③ 認知・行為、心理的側面を包括的に評価
し、生活行為との関連で介入しよう。
④ 適切な福祉用具等を活用し環境調整を行
おう。
⑤ 退院後の生活機能を見据えて、個別性の
ある支援を行おう。
ST5ヵ条
0% ① コミュニケーション機能の改善をはかり、
意思疎通の向上に努めよう。
② 生活の場でコミュニケーション環境の調
整を行ない、社会参加を促そう
③ 嚥下機能を高め、経口摂取を目指そう。
④ その人らしい食のあり方を提案し、安全
で安心な食事条件を提示しよう。
⑤ 高次脳機能障害を理解し、生活の安定
に向けた介入をしよう。
10% 20% 30% ◎
40% 50% 60% 70% 80% 90% 空
白
⃝
△
100% 各職種5カ条アンケート 記述意見PT
意見PT1
①
筋力、関節可動
意見PT2
意見PT3
②
③
全身部位を観察
意見PT4
呼吸・循環機能を高 ④
課題にそった運動
意見PT5
意見OT1
⑤ ADLの自立に向けて運動 ①
ADLの実施状況を
性、姿勢バランスなどの し、不動による疼痛・虚
め、社会生活に必要な体 学習を促し、実際的な基 療法、物理療法、装具療法を 適切に評価し、生活機能
運動機能を回復させよ
血を予防・改善しよう。
力の向上を図ろう。
「身体の不動」とした方が
良い。「全身部位」の「部
位」は不要。
機能面から見ると①にも含 「実際的な」は、「実用的
まれている印象ー身体機 な」の方が良い。
能
う。
「動作を通して」を頭に入
れてほしい
本動作能力を高めよう。 駆使しよう。
運動機能j回復に対しての 3と似ている。含めてもよい 呼吸・循環系を軸と考る→ 「実際的な」より「生活につ
目的がない。回復期リハ病 のでは?
体力の一要素なので、これ ながる」イメージ
棟の目的を踏まえた表現
が文章の中心となる印象
にしてもらいたい。
がある。
敢えて「廃用」という文言を 最後の一文に
タイトルに入れた方が、意
識を高められると思う。
ADLの自立だけでなく生活(病 「生活機能向上」→「生活
院、退院後)の方がトータルで考 機能と質の向上」
えられると思う(地域包括等も考
えて)。
ADLの中でも「トイレに行くため
の移動手段の確保」と、ADLに
繋がる移動機能の獲得がPTの
強みではないかと思う。
学習要素ということであれ ADLよりも「実用的な移動の獲
ば、理解面やフィードフォ 得」に向けての方が良い。
ワード、報酬効果等々も考
えるべきではないか。
看護師も多く関わっている 内容とタイトルと少しニュア 課題にそったとは、環境設 移動という項目をもっとアピール
と思います。
ンスのギャップがあるよう 定も入るのでしょうか。
した方が良い。
に感じた。
この中に、栄養etcの言葉 不動ではなく廃用?
も入れ、身体のベースライ
ンを整えることも役割として
入れてほしい。
基本動作が捉えづらい。
少し分かりづらい。
実際的な基本動作よりも、 手段が後半にあるのが気にな
ADLと明記した方が良い る。
か。
運動療法については重要項目
全身部位ではなく全身状
態?
病院施設のハード面での不足
があり、物量、装具などの提供
は難しいので、もう少し標準化し
た記述になるとよいかと思いま
した。
疼痛、虚血、と具体的すぎ
るのが気になる。「廃用」と
か...。
広い知識が必要だと思います
が、浅い知識技術は逆効果にな
ると思いますので、深める努力
が不可欠です。
どのようにして、が入っても
よいのでは。
福祉用具等が入ってもいいかと
思う。
表現をわかりやすくしたら
いいのでは。
他に比べて具体的なので
違和感があります。
向上につなげよう。
各職種5カ条アンケート 記述意見OT
意見OT1
意見OT2
①
②
ADLの実施状況を
意見OT3
生活行為に活かせる上 ③
認知・行為、心理
意見OT4
意見OT5
④
⑤
適切な福祉用具等を活用
し環境調整を行おう。
退院後の生活機能を見据え
適切に評価し、生活機能 肢機能の再建を最大限に行
的側面を包括的に評価
向上につなげよう。
おう。
し、生活行為との関連で
て、個別性のある支援を行おう。
「生活機能向上」→「生活
機能と質の向上」
「最大限」は不自然なので、
「再建に努めよう」で良い。
介入しよう。
「認知・行為」という意見が 「個別性」はあまり使っていない言 「就労支援」「移動能力」が入ってほし
理解しにくい
葉であり、「各個人に適した」の方 い。この優先度が⑤⁇もっと優先度上
が良い。
だと思います。
OT=上肢ではない。もしそう
だとしても重要度は②ではなく
⑤くらい。厚労省の村井氏もこ
れは挙げていないと思う。
障害受容という言葉は患 OTだけに責任を負わせる訳には 「生活機能」?STに「その人らしい」と
者視点の言葉ではなく、明 いきません。
いう文言があるのに、なぜOTにない
言を避けていただきたい
のか?ICFの生活機能とすれば、背
(表現を変えるなど)
景因子が含まれないのではないか
PTとの違いがわかりにくい
表現がわかりにくい
回リハにおいてOTのみの役割で ○○とはいつまでなのか。家族支援
はないと思います
の部分が弱い
PTも介入したいです。
回リハにおいてOTのみの役割ではな
いと思います
具体的な「ホームプログラム
の立案」や「代償方法の提案」
を加えたい。
患者の個性、ニード、身体機能に 具体性に欠ける。
合った。
最新の知見についても触れた
ほうがいいのではないか。
ここはPT,OT,ST全般に言える事 趣味活動等も入ってもいいかと思う。
柄なのでOTのみの項目に入れる
のはどうか?
姿勢バランストの関連も含む
のであれば、全身的に把握、
アプローチすべきではない
か。
退院後の生活を見据えた環境調 生活機能より生活行為が適当か。
整、上肢装具療法を加えたい。
詳細には再建だけでなく代償
もあると良い。
環境調整とあるが、家屋改修をイ
メージする。環境について、もう一
つの視点を加えてもらいたいと思
う。それは対象者が社会参加する
ための環境づくり(ユニバーサル
な地域づくり)を行なう。個人への
アプローチだけでなく、個人を取り
巻く環境へのアプローチも検討し
てほしい。
上肢機能=OTはちょっと...。
「巧緻」もしくは「生活行為」と
いうイメージを入れてほしい。
上肢のみでよいのか
生活期へ移行できるよう繋げることが
重要でも回復期リハでは完成できな
い。若い人は誤解しがちで将来を見
通せていない。ベースをしっかりと
行った上で進めていきたい所。
各職種5カ条アンケート 記述意見 ST
意見ST1
①
意見ST2
コミュニケー
②
意見ST3
生活の場でコ
③
意見ST4
嚥下機能を高
④
意見ST5
その人らしい食
⑤
高次脳機能障害
ション機能の改善をはか ミュニケーション環境の め、経口摂取を目指そ
のあり方を提案し、安全 を理解し、生活の安定に
り、意思疎通の向上に努 調整を行ない、社会参加 う。
で安心な食事条件を提示 向けた介入をしよう。
めよう。
を促そう
「コミュニケーション、意思 OTと重なりすぎではない
疎通に努めよう」とした方 か
が良い。
しよう。
「∼、満足のゆく経口摂取 機能向上を目指していな
の向上を∼」とした方が良 いのでは?
い。
回復期リハでは限界があ 嚥下障害の合併として考 賛同はできますが、RDの
るのでは。
慮しなければならない肺 5ヵ条ではないんですか⁇
炎、脱水、低栄養、窒息等
の用語を導入できると具体
的になるかと思います
OTとSTで言葉の統一を
OTとの区分は?
回復期ではあまり無いかも 本当にSTの役割なのか⁉ OTとの個別性の違いは?
しれないが、生命維持のた
めのアプローチ(唾液処理
や喀出)の方が大事なこと
もあると思う。
賛同はできますが、STの リスクとQOLのバランスが 障害がある中で安定した
領域的に堂々とOKなんで 大切だと日々思っていま 生活を送れるよう環境など
すか?
す。
の調整をしていく必要があ
ると感じています。
摂食は含めないのか?
食事、コミュニケーションに
対しての高次脳機能障害
の捉え方で良いのか。
当院ではOTが関わること
が多い。
各職種5カ条アンケート 記述意見 全体
PTに関しては退院後再び入院し
てくる患者が増えている印象があ
り、今回の5ヵ条以外にも入院し
ている間の家族指導、自主トレー
ニング指導も大切な業務の1つと
感じています。
OT4に関して、ここに住宅改修も
含まれると思います。時折耳にす
るのが手すりのつけすぎや福祉
用具の過剰な導入ですので、「課
題を明確にして環境調整を行お
う」が適切かと思います。また、在
宅への環境調整の場合、そこに
同居人がいれば、その方たちも
生活を共にする生活者になりま
す。ですので、説明文の中に「そ
こに同居する生活者のことも考慮
して」の一文が必要でないかと思
います。
各職種の専門性を改めて見直
す、確立する部分で考えると賛同
ですが、PTとOTの壁にも感じま
す。PTもOTもオールマイティにリ
ハビリを提供できるのが理想だと
思っています。実際フワフワした
中でのリハビリ提供になってしま
うのが先の理想ですので、全体と
しては賛同します。
委員の皆さま大変な作業をあり
がとうございます。アンケートをい
ただきましたので意見させていた
だきます。OT⑤について、ICFで
いる参加には個人的な意味や社
会的背景はが含まれておらず、
そういった意味では⑤の文面に
は役割や○向性が盛り込まれて
おり矛盾を感じます。背景因子が
含まれてこその「参加」支援が重
要であり「生活機能」とするよりは
「その人らしい生活」などのほうが
無難であるように思いました。
OTへの全般的意見:テーマとし PT,OT,STそれぞれの文体、表現 PT=身体機能、動作機能upと
PT5か条は賛同できるのです
ては良いと思うが、PTに比べてど の仕方が違うことが気になった。 いった印象ですが、回リハにおい が、基本的動作(床上動作も含
れも具体性がないように思う
てPTも家屋や自主トレなどOTの む)を自立するための環境調整
③∼⑤の項目は行うと思いまし の項目があっても良いと思いま
た。
す。
御講義いただいたように10ヵ条
が組織、5ヵ条が各論と考えます
が、その結びつきを十分に考えて
いかないと、各論が軸になってし
まうことも予測される。そのくらい
「 しよう」という指針は、私たち
のようの(急性期、総合を中心と
した病院の回復期病等)縦割り組
織では、より「10ヵ条に立脚した」
と強調して使っていきたい。
PTでは介入手段が明確になって
いるが、OTでは難しいのでしょう
か?(幅が広すぎて)。作業を手
段として使わないOTがいることへ
の疑問を感じる。
ST5ヵ条に対し、「正しい評価をし ST⑤の「高次脳機能を理解し、」 Th10ヵ条のようにそれぞれの
OTの項目は、とても分かりやすく 移動レベルに関してPTが中心と
て多職種と成績を共有しよう」を は、わざわざ入れなければならな チェックリストを作っていただきた て良いと思います。部門で使わせ なって関わることが多いが、認知
要望
いのか?家族にも理解していた い。より具体的に評価していきた ていただきたいと思います。
機能や福祉用具にどう関わって
だくこと?
い
いくか。理学と作業に分けて、基
本動作やADLの向上を目指すセ
ラピスト、機能と能力に分けてセ
ラピーを行なう人など、好みでバ
ラバラに分かれるので、そこが統
一できると良いと考える。
患者さんからPT、OT、STの違い
を聞かれることが多いため、この
5か条が役立つのではないかと
思う。
患者さんの能動性をいかに引き
出すか、情動面へどう介入する
かは大切であるが、療法士の患
者教育能力面も取り上げていき
たい。
項目は全体として賛同できます。
生活行為に活かせる機能改善と
いうのが各職種共通の考えだと
思います。その中で回復期リハ
病棟における機能評価ツールの
作成と共通のアウトカムがあると
良い。
それぞれの文言に統一性がない 退院時には多様な課題に対する 地域へつなぐ視点、方向性が見
ように感じる。OTの「∼すべきで 適応力等も必要になると思う。入 えづらい。
ある」の表現はやや強すぎるか。 院(病院内)だけのADLでは、実
際の在宅ADLの幅とに差を感じ
る。どのような環境でも適応する
身体機能の獲得も必要だと感じ
ている。
高齢化、また生活習慣病による OTの項目にも「高次脳機能障
回復期対象者の若年化など、年 害」の表記がほしい。
齢を対象にした実践の必要があ
る。「5ヵ条の考え方」の中に、年
齢を考慮した表現(文言)を追加
してはどうかと思う。
特にPTの項目で思うのだが、移 どの職種に関わらず、より活動、
動とその延長線上の活動参加に 参加など生活を考慮していくべ
本人・家族支援といった視点を織 き。機能や能力にこだわりすぎ
り込んで頂けると、と思う。
高次脳はOT分野だと思っていた 三職種で内容のボリュームが異 セラピスト10ヵ条との関連性をも セラピストの違いが明確になり、 退院後のリアルな姿をイメージし
が、5ヵ条中にワードが出てこな なっているのが気になります。
う少し分かりやすく説明してほし 結果がともなうものになることに たり、それにアプローチしようと
いのに少し戸惑った。
い。
期待したい。
思ってくれる若手があまりにも少
ないので、生活に根ざすという考
えももっと目に見えるといいと思
う。
5ヵ条にそれぞれ細項目かチェッ 各職種明文化しているのは良い 活動性の向上、生活・場の役割 当然ですが、主語の患者を明記 全体的な文体の不統一が気にな
クリストがあると良い。
と思います。しかし10ヵ条、5ヵ条 や社会事業への参加促進を入れ する項目があってもいいと思う。 る。
と多いのも気になります。
てほしい(目標、視点として)勝手 (OTの⑤)
なことを書いてすみません。
PT,STにも「退院後に向けて」とい STの項目は、3つでも良いと思い STの食事条件を安全・安心で提 OT項目の「べき」という表現を変 OT項目は、入院生活で必要な全
う視点があってもいのではない ます(1+2、3+4)。
示しても、その人らしい、でうまく 更。
てのことが獲得できた後のイメー
か。
いかないことは臨床の場面でみ
ジなのかと思ってしまいました。
られる。指針通り行なうのは難し
若いセラピストの多い回復期リハ
いことだと感じた。
病棟では難易度が高いような気
がしました。
各職種5カ条アンケート 記述意見 全体
各職種5カ条アンケート 記述意見 全体2
PTは考え方もかなり具体的でよ
いと思うが、POSの表現の統制を
してほしい。OT③ST⑤がうまくつ
ながるとよいと思うのですが。た
だSTにとって大切なのはやはり
コミュニケーションと嚥下(特に前
者が大事と思います。他職種に
はできないので)なので、そこに
重みづけがされているのは良い
と思います。まだまだ抽象的で
す。これを見てセラピストたちが
さっと動けるかといえば難しいの
では。
恐らく5ヵ条項目は日頃から若手
スタッフも課題として臨床業務に
あたっていると思います。頭では
わかっているのだけれどどのよう
に動けばいいのか、どのような手
順を踏んでいけばよいのかわか
らないと悩んでいたり、指導する
ことも多いので、具体的ステップ
や、チェック項目を設けていただく
と(10ヵ条のチェックポイントのよ
うな)よいツールになると思いま
す。
OTは「生活行為向上マネージメ
ント」を取り上げてなくてよいの
か?
PTに地域包括ケアに関する項目 PTの具体的内容に対して、OTの PTは可能な最良な移動能力を予
があったほうがよいと思う
具体性が乏しい。
測し、実現を図ることが大事。そ
の意味で移動能力という表現を
入れては。例えば、⑤の「ADLの
自立」→「最良な移動能力の獲得
に向けて」
いろいろなご意見があるなかで
はあるが、限定的な表現ではな
いところが広がりにつながり良い
のではないのかと思う。人の生活
再建を支援するには広がりが必
要と思うから。
もっと絞ってもよいと思う。1つか
あっても3つ(3ヵ条)くらいでもよ
いのではないか。つまり、それぞ
れの専門職種は担当になった以
上責任をもってこれをやれ、これ
は専門職種の責任で達成してく
れくらいの強いメッセージがほし
い。PTの私としては PTは移動
手段を獲得せよ くらいのほうが
よいのではないでしょうか。
回復期リハ病棟内での具体的な 各職種が重なる部分について分
役割分担は大変重要なことだと かりにくく、施設によって担当する
思います。
部分が異なる場合もあると思う。
最終的な結果、どうなればよいと 作業=上肢機能、OT=上肢機能 質的なもの、他、具体性がわから
いうイメージが見えていると、教 のイメージになってしまうのでは ない
育にも非常に使えると思います。 ないか
OTの「 すべき」というのは違和 10カ条のみでは若手スタッフに 10ヵ条のように小項目があると分
感がある。
指導していくにあたり職種らしさ かりやすく使用しやすい。
に欠けていたため指導しにくい点
があったので、非常に進めやすく
なりそうです。
10ヵ条との兼ね合いを新人に分 PTも「生活というキーワードを
かってもらう工夫が必要と思っ
使っても良いのでは。
た。
全体的に良いと思うが、機能回
復のみに注目されているように思
う。回復期にどう在宅に帰るかが
重要と思うので。
スローガンとしての言葉だけでは
十分な主旨が伝わらないため、こ
の程度の説明は必要だと思う
が、含まれる内容は広く大きく、
単純明瞭な分かりやすいもので
はないので、浸透させるためには
研修が必要な印象。
PT領域の重要なキーワードと思
われる「移動」の文言がどこにも
ないことが気になる。
それぞれ1条から5条に関連を持 アウトカム評価を、という話もあっ
たせた方がわかりやすいのでは たが、各項目の下位項目を設け
ないでしょうか?1条では心身機 てはどうか。
能に対してPTは何をする、OTは
何をする等
OTの「認知・行為」とSTの「高次 OTの5ヵ条は機能回復でなく、生 OTの項目順番が5.1.4.2.3だと、社
脳機能障害」の表現に対する説 活行為に目を向けた包括的な関 会的不利、活動制限、身体機能
明が必要か
わりが多い。理解はできるが、訓 となることで、予後を意識した取り
練場面で「単位の取り方」が難し 組みに期待したい。
い。特に新人OTなど。