平成28年度信州大学農学部公開講座 赤果肉リンゴを科学する! -魅惑の色彩の秘密と食材としての活かし方- 日時:平成28年9月24日(土) 10:00~16:00 会場:信州大学農学部 (長野県上伊那郡南箕輪村) ◆スケジュール・内容: (9:40- 受付) 10:00-11:00 赤果肉リンゴの特性と産業化に向 けた展望 11:10-12:10 赤果肉リンゴの成分と食品機能性 (昼食 ※各自) 13:00-14:00 実習1:赤果肉リンゴの果実品質を 測る 14:10-16:00 実習2:家庭でできる赤果肉リンゴ を使った調理と加工 近年,わが国におけるリンゴ生産は,担い手の高齢 化や後継者不足により,栽培面積,生産量ともに減少 しています。一方,省力化栽培に適した栽培技術や新 たな仕立て方が開発され,新品種が次々に育成される とともに,消費や加工の形態も多様化しています。 このような状況下で,従来の白果肉のリンゴとは異 なった「赤果肉リンゴ」が育成され,注目をあびています。 赤果肉リンゴには,その原因遺伝子の異なる2種類の タイプがあり,これらの特性もそれぞれ異なっています。 本公開講座では,信州大学で育成された品種を含め, 県内外で育成された「赤果肉リンゴ」品種の特性を紹介 しながら産業化に向けた取り組みや展望を探ります。ま た,「赤果肉リンゴ」が有する注目される化学成分や食 品機能性について紹介します。さらに,「赤果肉リンゴ」 の果実品質を調べながら,家庭で簡単にできる調理と 加工を体験していただきます。 ◆講 師: 伴野 潔 濵渦 康範 濵渦 亮子 信州大学学術研究院(農学系) 教授 信州大学学術研究院(農学系) 准教授 日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエ 伊那市食生活改善推進員 ※スケジュール・内容は一部変更になる場合がありますのであら かじめご了承ください。 ◆対 象:生産者・加工関係者・一般市民・ 高校生等 (定員:50名) ◆受講料:5,400円 ◆お申込み方法: 下記の必要事項をFAXまたはメールにご記入いただき,信州大学 農学部学務グループ公開講座担当宛てにお送りください。(※受講 料は講座当日の受付時に徴収します。おつりがないようご準備くだ さい。) ・氏名(よみがな) ・性別 ・年齢 ・住所 ・電話番号 ・メールアドレス(FAXでお申込みの方はFAX番号) ・職業(学生の方は,「高校生」「大学生」等とご記入ください) ※メールまたはFAXのタイトルには【農学部9月公開講座申込み】と 必ずご記入ください。 ※お申込み受付後,3日以内(土日祝日除く)に折り返しのメールま たはFAXをお送りします。届かない場合にはお電話にてご連絡くだ さい。 ◆申込期限:8月31日(水) ※定員になり次第締切 ◆内容に関するお問い合わせ:信州大学学術研究院(農学系)教授 伴野 潔 TEL: 0265-77-1412 e-mail: [email protected] ◆申込みに関するお問い合わせ:信州大学農学部学務グループ 公開講座担当 TEL:0265(77)1339 FAX: 0265(77)1313 e-mail: [email protected] 〒399-4598 長野県上伊那郡南箕輪村8304 ★信州大学農学部ウェブサイト http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/agriculture/ 伴野 潔 ばんの きよし 信州大学学術研究院(農学系)教授・農学博士 1979年京都大学大学院農学研究科修了,専門分 野は果樹園芸学。 ナシやリンゴ等の落葉果樹の栽培生理,ホルモン 生理,育種の研究に従事。近年,とくに ‘ハニールー ジュ’,‘カラムナールージュ’,‘レッドセンセーショ ン’,‘レッドパール’等の赤果肉リンゴ品種を育 種。主な著書には,「果樹園芸学の基礎」(農 文協,共著),「新版果樹栽培の基礎」(農 文協,共著),「最新果樹園芸学」(朝 倉書店,共著)等がある。 濵渦 康範 康範 はまうず 濵渦 はまうずやすのり やすのり 濵渦 亮子 はまうず りょうこ 信州大学学術研究院(農学系)准教授・博士(農学) 信州大学学術研究院(農学系)准教授 大阪府立大学大学院農学研究科修了,専門分野は 研究分野:食品科学・園芸科学 園芸利用学。 主な研究テーマ:果実・野菜の機能性成 果実・野菜の品質に関係する成分や機能性成分の 含量・組成の変化を調べる研究に従事し,特にカリ 分の調査と利用性研究,果実・野菜の機 ンやマルメロなど薬用果実の加工利用や抽出物 能性成分を活かした加工法の開発,収 の活用に関する研究を実施。主な著書には, 穫後の果実・野菜の機能性成分の制御 「園芸作物保蔵論 –収穫後生理と品質保全–」 (建帛社,共著),「食と緑の環境科学」 (信濃毎日新聞社,共著),「健康を考 えた食品学実験」(アイ・ケイ コーポ レーション,共著)等がある。 信州大学教育学部卒業 日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエ 伊那市食生活改善推進員 野菜果物の魅力を五感で追求する元高校家庭科教 諭。海外旅行現地手配会社勤務,青年海外協力隊 家政隊員として派遣されるなど海外の食文化にも 魅了されるも,最近は地元の伝統野菜の栽培・ 利用や食文化の継承を我が子とともに生活の 中で実践中。平成27年度「ソルガムキビ健 康食品コンペティション」料理部門賞受 賞。現在,信州大学農学部技能補 佐員。 交通のご案内 ●高速バス利用の場合 「伊那インター前」または「伊那インター」で下車。大学まで徒歩10分程度です。 ●JR利用の場合 ・路線バス JR飯田線伊那市駅を出て,駅正面(80m先)の信号機のある交差点(伊那市駅前交差 点)を左へ曲がると徒歩1分あまり(100m)で伊那バスターミナル(停留所名は「伊那営 業所」)が左手にあります。ここで「西箕輪線」 に乗車(17分)し,「大学入口」で下車。 バス停のすぐ近くにある農学部正門があります。 ・タクシー JR飯田線伊那市駅または伊那北駅からタクシー乗車(約10分)。 ●自家用車 利用の場合 中央高速伊那インターを出て,インター正面の交差点を右折。その先約600mの信大 前交差点を左折すると120mで農学部正門が右側にあります。 信州大学農学部(伊那キャンパス)案内 ※お車でお越しの際は こちらの駐車場をご利用ください 会場はこちら F棟(総合実験実習棟) (こちらの1階にお越しください)
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