詳細はこちら【PDF】

 日時:2016 年 6 月 11 日(土) 19:00〜20:30 会場:日本イエス・キリスト教団 御影福音教会 《 ア ク セ ス 》 阪 神 「 御 影 駅 」 下 車 。 駅 南 口 す ぐ の 薬 局 「 LIFORT」 を 南 下 し 、 同 ビ ル の ロ ー ソ ン の 角 を 西 へ 。 3 つ 目 の 信 号 を 南 へ 約 100m 。 左 手 に 教 会 が 見 え ま す 。 * 駐 車 場 は ご ざ い ま せ ん 。 公 共 交 通 機 関 を ご 利 用 く だ さ い 。 どなたでもお越し下さい。(入場無料) お問い合わせ TEL 078-811-5649 E-Mail [email protected] 日本イエス・キリスト教団 御影福音教会 〒658-0046 神戸市東灘区御影本町 8 丁目 8-3 「あなたは高価で尊い」
信じがたいことが次から次へと起こる、ある面いたんだ時代の中にあって、時に発言を求められる
義家弘介氏は、『不良少年の夢』(光文杜)の中で自分の人生を振り返りこう記しています。
(もうずいぶん前の話になりますが、俳優の竹野内豊さんが主演した TBS 系の学園ドラマ「ヤン
キー母校に帰る」は、この本に原案がありました。)
「しかし気が付けば私は、成長するときに無くてはならない大切なものを欠落させたまま幼少期を
送ってしまった。それは親という存在に『絶対的に愛され許された』という記憶である」。
複雑な家庭環境によって心に積もった寂しさと、大人の都合だらけの社会の矛盾によって道を踏み
外した彼は、高校を退学処分となります。しかし全国の中退者を受け入れる余市高校に居場所を見
いだし、やがて卒業後、決定的な経験をします。
それは、大学 4 年の時アルバイト帰りの道でバイクの運転を誤り、民家の壁に激突、複数の内臓は
破裂し、ICU での危篤状態。そんな彼を救ったのは北海道から横浜まで駆けつけてくれた母校の
女性教師だったのです。その時のことを義家氏はこう述懐しています。
「先生は、苦しむ私に涙を落としながら言った。『義家君、死んではだめ、死なないで。あなたは
私の夢だから……』。先生は枕元で、吐血する私の血を拭き、下血で汚れた私のオシメをかえた。
もう四年も前に卒業した、決していい子ではなかった孤独な不良少年。そんな私の事を、先生は『夢』
だと言ってくれた。そんな私のために、大切な生徒を北海道に残し、駆けつけて涙してくれた。こ
んなに『生きたい』と思ったことはなかった。こんなに『温かい』と思ったことはなかった。私は
もはや孤独な不良少年ではなかった」。
私たちは、誰でも心の奥底で、自分をそのまま受け入れてくれる存在を必要としています。ありの
ままの自分をかけがえのない人間であると言ってほしいのです。
「オンギジャンイ」とは韓国語で「陶器師」をあらわすことばです。神様は複雑な時代の中で傷つ
いた私たちを真に癒やし、たとえどんな状況であってもありのまま受け入れてくださり、明日につ
ながる希望を与えることのできるあなたの造り主です。この「オンギジャンイ」チームはそんな神
様を透きとおる歌声をもって紹介します。
教会に一度もお越しになったことのない方も大歓迎です。どうぞお気軽にお越しください。
心から歓迎いたします。
御影福音教会 牧師 森英樹