TPM 優秀賞特別講演会 2016 ® 〜 モノづくりの進化と深化 〜 開催日時:2016 年 8 月 3 日(水) 10:00 ~ 16:30 会 場:大田区産業プラザPIO 4 階「コンベンションホール」 東京都大田区南蒲田1-20-20 京急蒲田駅下車徒歩 5 分、JR蒲田駅下車徒歩 13 分 開催にあたって TPM(Total Productive Maintenance「全員参加の生産保全」)は、「生産システム効率化の極限追求(総合 的効率化)をする企業体質づくりを目標にして、生産システムのライフサイクル全体を対象とした“災害ゼロ・不 良ゼロ・故障ゼロ”などあらゆるロスを未然防止する仕組みを現場現物で構築し、生産部門をはじめ、開発・営業・ 管理などのあらゆる部門にわたってトップから第一線従業員にいたるまで全員が参加し、重複小集団活動により、 ロス・ゼロを達成すること」と定義され、1971年の提唱以来、多くの企業で導入され大きな成果をあげています。 また、当会では1964年に「設備管理の近代化と設備管理技術の開発を促進することにより、企業の体質改善・ 強化を図り、もって産業界の発展に寄与する」ことを目的として「 PM賞(現:TPM賞)」を制定し、とくに、事 業場におけるTPM活動の成果を審査・表彰する「TPM優秀賞」は、制定以来、国内外3,249事業場が受賞し、グロー バルな審査・表彰制度となっております。 (1971年~ 2015年累計:国内1,804事業場、海外1,445事業場) 本講演会では、特別講演としてTPM優秀賞審査員でもある静岡大学・中村保名誉教授に「ものづくり企業の進む べき道」というテーマでご講演いただくとともに、2015年度にTPM優秀賞を受賞された4事業場に導入事例をご 講演いただき、皆さまの活動の一助としていただきたいと考えております。 TPM導入を検討している企業、推進中の企業ならびにTPM優秀賞受賞後、さらに上位賞を目指して活動を継続 している企業の経営幹部・管理者・TPM推進担当者の方々に、ぜひご参加いただきたくご案内申しあげます。 公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会 Japan Institute of Plant Maintenance TPMの商標、ロゴマークは、日本およびその他の国における社団法人日本プラントメンテナンス協会の登録商標または商標です ● TPM® 優秀賞特別講演会 2016 プログラム 2016 年 8 月 3 日(水)10:00 〜 16:30 (敬称略) 10:00 ~ 10:05 開催あいさつ 10:05 ~ 11:05 特別講演: 「ものづくり企業の進むべき道」~ 明日を創るイノベーション戦略 ~ 静岡大学 名誉教授 TPM 優秀賞審査員 中村 保 我が国の経済の屋台骨を支えてきたものづくり企業が、成長戦略をどのように遂行していったら良いか、先見のマネジメントが試されています。イノベーション が続かない企業は、遅かれ早かれ衰退する運命にあります。今日のオペレーションの改善によって、企業の経営体質を強化することはもちろん、明日を創るイノベー ションによって、新商品開発や画期的な技術革新を起こすことが、まさに、ものづくり企業の成長戦略にほかならないのです。ただし、新商品開発や画期的な技術 革新といっても一朝一夕に生まれるものではありません。今後 10 年、20 年先を見通した先見のマネジメントに基づいて、企業のコアテクノロジーを育てていかな ければならないのです。そこで、本講演では、トヨタとホンダの新商品開発戦略の考え方を参考にして、新商品開発の進め方について考察します。 11:05 ~ 11:15 休憩 11:15 ~ 12:15 講演 ❶: 「工場の改善活動の2Sとレベルアップに向けた TPM 活動」 日野自動車株式会社 羽村工場 常務役員 工場長 日野邦夫 2015年度 TPM優秀賞 カテゴリーA 羽村工場は、1963 年に稼働し、大型トラックのアクスル部品製作から開始し、1966 年のトヨタ自動車との業務提携以降は、トヨタ自動車の受 託車両の製作を中心に事業展開している。また、当工場では、工場の目標を達成すべく原価低減・生産性向上に向けた改善活動を続けている。自 主保全は、まずモデル職場で進め、効果が出ているのが確認された。しかし全職場導入するためには、新しい活動が追加になるような現場への負 担感を払しょくすることが大切であり、現状の改善活動の整理が必要であった。そこで、今回進めてきた TPM 活動では、これまで進めてきている TPS・TQM との活動の関連を学び、活動を見える化し、実際の現場へ導入し効果を上げてきている。 12:15 ~ 13:00 昼食・休憩 13:00 ~ 14:00 講演 ❷: 「全員参加の TPM で、新たな挑戦! 未来を創造!」 株式会社シーヴイテック 専務取締役 山下貴弘 2015年度 TPM 優秀継続賞 当社は、省燃費時代のニーズに応える自動車用無段変速機(CVT)用金属ベルトの国内唯一の専門メーカーとして、2002 年にアイシン・エィ・ダブリュとボッシュとの合弁会社として誕生した。 2006 年にボッシュとの合弁を解消し、新たにトヨタ自動車の資本参加を受け新たな体制で歩み出した。会社設立から急激な需要拡大が進み、供給量を確保するこ とに注力せざるを得ない状況が続き、人財育成をはじめ組織のしくみの弱さが課題として浮上してきた。また、自動車産業を取り巻く厳しい環境の中で、コスト競争力、 技術力を強化し環境変化に順応できる企業体質への改善が課題となり『TPM をツールにV 2015 ビジョンの具現化』という経営方針が打ち出され 2010 年に TPM を導入した。2012 年までの TPM パートⅠ活動においては、TPMの活動基盤の整備を進め、その過程で TPM 優秀賞も受賞することができた。2013 年からスター トした TPM パートⅡ活動においては、V 2015 具現化の最終フェーズと位置付け、 『製品競争力の強化』と『供給能力の強化』をテーマとし、これまでの活動の成 果の刈り取りを進めている。全社一丸となり生産システムの高効率化に取り組んだ TPM 活動は、 V 2015 に掲げた経営目標の達成に大きく寄与するものとなっている。 14:00 ~ 14:10 休憩 14:10 ~ 15:10 講演 ❸: 「グローバルで人と環境にやさしいものづくり」 株式会社ミツバ 鬼石工場 工場長 瀧澤 孝 2015年度 TPM アドバンス 特別賞 当社は、1968 年に操業を開始し、創業製品である自転車用発電ランプの生産を開始した。その後、二輪 ・ 四輪用ホーン・パワーリレー、ワイパーブレード、ウォッシャポンプ等を生 産している。TPM 活動は、1986 年から自己流で工場展開に入り、長い年月を経て 2000 年4月に活動を再スタートした。その後、2002 年に TPM チャレンジ賞、2004 年に優秀賞、 2006 年に優秀継続賞、2010 年には特別賞を受賞することができた。 今回の TPM アドバンスト特別賞では、一貫したものづくりの考え方「人と環境にやさしいものづくり」をより進 化させるため、「やさしさ」をキーワードに「お客様」・「従業員や地域社会」・「グローバル拠点」に新たな価値を提供することを特徴としている。TPM 活 動方針は「グローバルで人と環境にやさしいものづくり」を掲げ、3つのコンセプトを設定し活動を進めている。この活動の中で、『要の不要化』で新た なロスを発掘し徹底的なロス排除を行うことにより、QCD 競争力の高い商品づくりを行い、儲ける TPM 活動に結び付けてきた。活動スローガンを「全 員の知恵とやる気と行動で、良い設備から良い商品 目指すは世界に誇れる TPM 活動」とし、全従業員が全員主人公の心構えで真剣に取り組んでいる。 15:10 ~ 15:20 休憩 15:20 ~ 16:20 講演 ❹: 「一貫生産と技術の進化でグローバルに価値のある商品を提供する」 A.I.S 株式会社 代表取締役 鈴木康文 1953 年にアルミ鋳物加工を生業に鈴木鉄工所が設立されて以来、その担当領域を前後工程の塗装・鋳造・組立の全ての工程を取り入れつつ、主 要製品である2輪車構成ユニットの製品設計にも参画し 50 年にわたり2輪車・マリンエンジン・4輪車向け製品のアルミ合金一貫生産メーカーと して拡大と成長を遂げて来た。されどリーマン後の5年は未曾有の悲惨さと莫大なダメージを受けた。しかし足元を見つめ直し、一貫メーカーとし て真の自立を考える良き試練の時と捉え、今までにない社員参画型の中長期での成長戦略による復活を狙う「第4ステージ:G ー 70VISION を具現 化する TPM」を 2013 年からスタートし、その中心に一貫再構築を狙った6本の柱=6大づくり活動を据え、永続的な基盤構築をしつつ中期の構 造改革に取組む TPM 活動を展開し、グローバルに次なる成長に挑戦する活動を推進している。 16:20 ~ 16:30 まとめ 2015年度 TPM アドバンス 特別賞 ホームページからのお申込みはこちら 参加申込み規定 またはファクシミリで 会場案内 32,400円(税込み)/1名 大田区産業プラザPIO (東京都大田区南蒲田1-20-20) (本体価格30,000円+消費税2,400円) ※参加料には、テキスト(資料) ・昼食代が含まれております 会員ご入会の有無につきましては、下記HPにてご確認ください 日本プラントメンテナンス協会HP⇒http://www.jipm.or.jp/memberlist/ 日本能率協会HP⇒http://www3.jma.or.jp/jma-member/list_new/n_member_list.php/ 会員外の方は、この機会にぜひ当会への入会をご検討ください ◎京浜急行線京急蒲田駅から 新 川 徒歩約 5 分 ◎JR京浜東北線蒲田駅から 徒歩約 13 分 銀行 区役所 アプリコ 環八通り ●天変地異や伝染病の流行、研修会場・輸送等のサービスの停 止、官公庁の指示等の当会が管理できない事由により、発表会 の内容変更・中止のために生じたお客さまの損害については、 当会では責任を負いかねます 大田区産業プラザ 至川崎 ●開催の約2週間前より、派遣窓口担当者様に受付票と請求書を送 付いたします。請求書が届き次第、当会指定の銀行口座にお振 り込みください。なお、振込手数料は貴社にてご負担ください 至川崎 ●下記申込み書に必要事項をご記入のうえ、ファクシミリにてお 申し込みください。ホームページからもお申込みいただけま す。電話での申込みは受け付けておりません 第一京 浜 参加申込み方法・参加料支払い方法 京急蒲田 一 般 21,600円(税込み)/1名 (本体価格20,000円+消費税 1,600円) 蒲田 (公社)日本プラントメンテナンス協会 会員(正会員、事業所会員) 日本能率協会 法人会員 至品川 参加料 ⇨ http://www.jipm.or.jp ⇨ 048-470-2702 お願い・お断り ●録音・録画に使用する機材の持込みをお断りいたします ●参加予定の方が当日お越しになれない場合は代理の方がご参加くださ い。代理の方の参加も不可能な場合は、下記の規定によりキャンセル 料を申し受けますのであらかじめご了承ください ※キャンセルはファクシミリでのみ受け付けます 開催当日および前日の参加取消し ………………………………… 参加料全額 (参加料がすでに入金済の場合、返金しません) お申込みについての問合わせ先 株式会社 アイ・イーシー 通信教育・セミナー受付センター 開催の2日前∼7日前の参加取消し ……………………………… 参加料の30% (参加料がすでに入金済の場合、70%を返金します) 電話:048-470-3710 E-mail:[email protected] ※当会ではセミナーの申込手続きに関する業務を株式会社アイ・イーシーへ委託しております ※いずれも土日曜・祝祭日を含みません イベント内容についての問合わせ先 公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会 普及推進部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋 1-2-2 住友商事竹橋ビル 15 階 ファクシミリにてお送りください 電話:0120-451-466(または03-5288-5001) E-mail:[email protected] (注)太線の枠内をご記入ください 請求書と受付票は派遣窓口担当者様に送付します。それ以外をご希望の場合は備考欄にご記入ください TPM® 優秀賞特別講演会 MA1060 □ JIPM正会員・事業所会員/日本能率協会・法人会員 参加料 (税込み) □ 一 般 参 加 申 込 み 書 ふりがな ふりがな 会社名 事業場名 開催日:2016 年 8 月 3 日(水) 名 21,600 円 × ( ) 合計 名 32,400 円 × ( ) 円 備 考 欄 〒 所在地 TEL( ) − FAX( ) − ふりがな 派遣窓口 担当者名 (請求書送付先) メールアドレス ふりがな 参 加 氏 名 ふりがな 氏 名 者 ふりがな 氏 名 ■個人情報に関する取り扱いについて 所属 役職名 @ 所属 役職名 所属 役職名 受 付 登 録 発 送 所属 役職名 ご記入いただいた個人情報は、当セミナーの運営・管理・資料送付、出欠の確認等に利用いたします。また、後日、当会よりサービス・セミナー等のご案内を送付させていただく場合がございます。 当会は、ご提供いただいた個人情報を当会のプライバシーポリシーに則って安全対策を施し適切に管理いたします。当会のプライバシーポリシー、個人情報の開示・訂正・削除等の詳細につきましては、 当会ホームページ(http://www.jipm.or.jp/)をご覧ください。
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