神戸市(以下「甲」という。)と株式会社三井住友銀行(以下「乙」という。)は

神戸市と株式会社三井住友銀行との産業振興にかかる連携協力に関する協定書
神戸市(以下「甲」という。)と株式会社三井住友銀行(以下「乙」という。)は、神戸市の産業振興
に関する取組を、連携・協力して行うことに合意したため、次のとおり協定を締結する。
(目的)
第1条 この協定は、甲及び乙が、神戸市の産業振興に関し、連携・協力が可能な分野における取組を共
同して進めることにより、神戸市における産業経済の成長等を促進し、もって神戸市の活性化に資する
ことを目的とする。
(協力事項)
第2条 甲及び乙は、前条の目的を達成するため、神戸市における次の各号に掲げる事業について、法令
に反しない限り、連携・協力するものとする。
(1)企業の成長支援やベンチャー企業の育成、企業誘致、神戸ブランドの向上等、神戸経済の活性化・
市民の雇用拡大に資する事業
(2)国際都市・観光都市としての神戸市の魅力向上に資する事業
(3)神戸市における最先端の医療や科学技術の発展に資する事業
(4)三宮駅周辺の再整備等、都心部のにぎわいづくり推進に資する事業
(5)その他産業振興に資する事業
(取組方法)
第3条 甲及び乙は、前条の規定による取組が円滑に行われ、連携・協力の効果が上がるよう、継続的な
意見交換を行うとともに、具体的な事業の実施に当たっては、その都度、必要な協議を行う。
(有効期限)
第4条 この協定の有効期問は、協定締結の日から平成29年3月31日までとする。ただし、期間満了
の1ヶ月以上前までに甲、乙いずれからも特段の申し出がなければ、有効期限はさらに1年間延長され
るものとし、以後も同様とする。
(その他)
第5条 この協定に定めのない事項又は本協定書の条項に疑義があるときは、甲及び乙は、誠実に協議し、
誠意をもってこれを処理するものとする。
2 甲及び乙は、この協定の締結が、甲が乙以外の金融機関とこの協定に類する提携をすることを妨げる
ものではないことを、また、乙が甲以外の団体等とこの協定に類する提携をすることを妨げるものでは
ないことを確認する。
3 甲及び乙は、この協定の合意内容について、一切の法的な責任を負わないことを確認する。
4 乙は、この協定の合意内容が、乙の営業活動において、甲から優先的な地位を与えられているような
誤認を第三者に与えることのないよう配慮するものとする。
この協定を証するため、本書2通を作成し、甲及び乙が署名の上、それぞれ1通を所持する。
平成28年5月23日
甲 神 戸 市 長
乙 株式会社 三井住友銀行 頭取