「学びの変革」アクションプラン ~主体的な学びを促す支援

平成 28 年度
広島県立広島特別支援学校版「学びの変革」アクションプラン
~主体的な学びを促す支援~
応用(Extensions)
障害種や学齢を超え, 児童生徒の「主体的な学び」を促す支援(IICEモデル)とは。
児童生徒を「学びたいタネ」に例えて考えると・・・
つながり(Connections)
自立や社会参加に向けた主体的活動
を促す支援
知識や情報を活用し目的をもった行動・思考・判断を促す支援
適切な指導環境
考え(Ideas)
興味(Interests)
思考を促す支援
■発問の工夫
■言葉かけ・支援の量とタイ
興味を促す支援
■これまでの学習の成果を発表する
場面設定
■つながりのある授業計画
■日常生活や他の教科のつながりを気づかせる発問の工夫
■体験的活動の実施
■自己肯定感を育み,達成感をもてる活動内容・場面の設定
■地域の関係機関との連携
■一人一人が役割を担い,仲間との協力・協働できる活動
■余暇活動への参加
■他者との比較・意見交換・活動の振り返り
ミング
■題材の設定
■具体物等による選択・体験
■教材教具の工夫
場面の工夫
■モデルの提示
■結果の期待による動機づけ
知識・情報
友だちや教員との
かかわり
「友だちや先生とやっ
てみよう。」
動機づけ
学習の過程におけ
る知識のつながり
「私とは違うなぁ。」
これまで身につけてきた
知識・情報
的確な実態把握
今の活動
他の教科
「どうしたらいいかな。」
「これはなに。
」
「やってみたいな。
」
「おもしろそうだな。
」
「どうなるだろう。
」
「これは○○と同じようなことだな。」
「どれにしようかな。
」
「前よりうまくできたな!」
「こうしてみよう。」
「うまくいかなかったな。じゃあ次はこうしてみよ
う。」(課題解決への意欲)
社会生活で
・自分の力を発揮する。
・他者に伝える・支援を求める。
・周りの人と協働する。
・いろいろな人の支援を受け入れる。
「ここでもできた!」
「いろいろな人にも頼んでみよう。」
「いろいろな人と一緒にできた。」
「できたらいいな。」
(達成感から責任感,役割意識へ)
コンピテンシー(資質・能力)の育成
「できる」「できない」ではなく,児童生徒が「やりたい」「なりたい」という気持ちをもてるよう支援していく