仕様書 - 福岡県リサイクル総合研究事業化センター

平成28年度フードバンク活動モデル事業 仕様書
1 事業の目的
事業者が有する食品関連企業等との取引関係や配送・保管設備等を活用し、実際に企業等から無償提供
された食品を安全かつ衛生的に県内福祉施設等に提供するフードバンク活動を行って、その活動における
課題の検証等を行う。
2 業務委託期間
契約締結の日から平成29年3月31日まで
3 業務内容
フードバンク活動モデル事業に係る以下の業務
(1)食品を無償提供できる食品関連企業等を確保するとともに、食品関連企業等から食品の提供を受け
るにあたっては、あらかじめ「食品提供に関する合意書」を作成し、各食品関連企業等との間で取
り交わすこと。
(2)事業の実施にあたっては、
「品質管理規定」を定め、食品を適正かつ衛生的に取り扱い、保管し、
運搬するとともに、トレーサビリティ等の記録を作成し、事業の安全性を確保すること。
(3)食品の配付先は、
「福岡県自立相談支援事務所」
(下記)又は福祉施設等とする。
ただし、配付先は2ヶ所以上とする。
※福岡県自立相談支援事務所
①筑紫郡・粕屋郡
:糟屋郡粕屋町若宮 1 丁目 3-6 1F
②遠賀郡・鞍手郡・嘉穂郡
:遠賀郡水巻町頃末北 1 丁目 12-12 1F
③朝倉郡・三井郡・三潴郡・八女郡 :久留米市東和町 1-9 5F
④田川郡・京都郡・築上郡
:行橋市宮市町 2-8 1F
(4)食品の配付にあたっては、あらかじめ「食品受取に関する合意書」を作成し、配付先の運営団体等
との間で取り交わすこと。
(5)事業の開始にあたっては、食品関連企業等及び配付先の運営団体等と十分に協議の上、事業計画書
を作成し、公益財団法人福岡県リサイクル総合研究事業化センター(以下、
「当センター」とする。
)
に提出すること。
(6)フードバンク活動事業の実施期間は12ヶ月とするが、平成28年度はその内の6ヶ月を継続して
実施すること。
(7)事業の実施にあたっては、実施状況を定期的に当センターへ報告すること。
(8)モデル事業終了後は、以下の項目について事業報告書を当センターに提出すること。
①取扱食品の実績(食品提供企業ごとの食品の種類・数量、配送先ごとの食品の種類・数量)
②食品関連企業等から食品の提供を受けるにあたって提示された条件、留意事項、課題
③食品提供企業等の拡大の取組みと課題
④食品を取扱い・保管・運搬する上での課題
⑤その他フードバンク活動を実施する上での必要な取組みと解決すべき課題
⑥フードバンク活動を実施した上での今後の展望
4 留意事項
(1)事業の実施にあたっては、食品衛生関係法令及び福岡県の条例等を遵守すること。
(2)業務上知り得た個人情報や企業情報は適正に取り扱い、他の目的に使用しないこと。
(3)事業の実施にあたっては、必要に応じて当センターと十分な協議を行うこと。
(4)その他、本仕様書に定めのない事項については、当センターと別途協議するものとする。