平成28年熊本地震セルフケア講習会のご案内 一再舅 ご自身達も被災しながらの支援・援助活動お疲れさまです。災害時の ストレスは時間が解決してくれることも多いといわれますが、適切な 対応を学ぶことも大事といわれます。 この度、支援者のセルフケアに、簡便で有効と思われる方法 (IIFT:裏面参照)を学べる講習会を企画いたしましたのでご案内いた します。ふるってのご参加お願い申し上げます。 〆 主催:国立病院機構熊本医療センター「平成28年熊本地震に かかわる二の丸ストレスケアチーム」 支援者のセルフケアサポートチーム:熊本 協力:日本EMDR学会人道支援プログラム,日本TFT協会 対象:対人援助職.それを支援する職種の方 場所:国立病院機構熊本医療センター 2階研修センターホール 日時:平成28年5月21日(土) 午前10:00~午後12:00 上 備考:参加費無料です。事前申し込みは不要ですが,参加数把 握のために希望人数をメール頂けますと幸いです。 問い合わせ: stcder_kumamed. jpアンダーバー「_」を@に入替 国立病院機構熊本医療センター代表電話096-353-6501(内線 5816)精神科橋本まで お願い: 当日ご相談さしあげることとなりますが、 セルフケア講習(支援者ケア)についてネットワーク作りも考えております。 セルフケア講習などの情報を随時提供し、皆さま方のニーズを取りまとめて 〃 いくためです。趣旨にご賛同頂けます各施設の部門長・職場リーダーの方 ● 一 におかれましては、 「支援者のセルフケアサポートチーム:熊本」事務局橋本までご一報くださ いますようお願い申し上げます。 〃 ~ TFT(思考場療法)の活用について 【解説】 一般社団法人日本TFT協会 理事長森川綾女(心理士) l . TFT(思考場療法)とは? 特定の体験や記憶に対して起きるストレスや不安、疲労感、体の痛みやコリなどを鍼のツボを指でタッ ピングすることで改善する心理療法です。子どもから大人まで自分でできること、言葉がなくてもできる こと、副作用がないことが特徴です。 2. TFTの効果 米国政府機関に以下の点に効果があるプログラムとして登録されています。 。 個人のレジリエンス・自己概念 ・ 自律 ・ トラウマ・ストレス関連の障害と症状 ・ 抑うつとうつ症状 ・ 一般的な機能と健康 ・ 恐怖症、パニック、全般性不安障害とその症状 ・ 特定不能およびその他のメンタルヘルスの障害と症状 3. TFTの活用 TFTは不快感を焦点にして、タッピングでツボを刺激することで脳に信号を送り、過剰な警戒状態や不 安を軽減すると考えられており、就寝前に行うことで睡眠の質を改善します。l~2分ほどの完結型の手順 で即効性があるため、「心のマキロン」のように用いることができ、一度覚えていただければ自分で継続 的に行えます。また、コミュニティで共有できるテクニックですので、家族や学校でも行え、援助者自身 もセルフケアしながら、より多くの人に支援を届けられます。頭ではわかっていてもコントロールしにく い感情や体に起きる不快感に作用するので、早期の段階で用いることで、特に子どもでは潜在化しやすい 不安やストレスを軽減でき、自己コントロール感、レジリエンス(回復力)を高めます。 4.災害。医療への人道支援活動 ・紛争(コソボ、ルワンダ、ウガンダ) ・人災(ロシア・ベスラン学校占拠事件、佐世保銃乱射事件) ・水害(米国ハリケーンカトリーナ、メキシコ、チリ) ・地震(ハイチ・東日本大震災・チリ) ・マラリア治療(タンザニア) 5.参考サイト http?"www.iat代org/stress-cal・ing.html (一般社団日本TFT協会:災害時に使える手順を図と動画で公開し ています。) https://tfttraumal・eliefcom/ http:"www.tfifbundatioll.orQ/ (世界15カ国語で手順が公開されています) (TFT財団公式サイト)
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