ZULFADLY BIN HASSAN(マレーシア)

私のふるさと
和歌山工業高等専門学校
知能機械工学科
第5学年
ZULFADLY BIN HASSAN
私は和歌山工業高等専門学校の留学生です。知能
機械工学を学んでいるズルといいます。一年中夏の
暑い国のマレーシアから来ました。和歌山はとくに
冬の季節がとても寒くてびっくりしました。マレー
シアではいつでも服を一枚だけ着て過ごしていま
したが、和歌山では一枚で絶対耐えられません。最
初は体が慣れなくて本当に大変でした。でも、春の
桜と秋のもみじはきれいで大好きです。
これから私の故郷について紹介したいです。前に
言ったように、私はマレーシアから来ました。マレ
ーシアは14州に分けられています。私の故郷はプ
ルリス州と言います。マレーシアの地図を見ると、
プルリスはマレーシア最北端に位置し、
北側はタイ
(サトゥーン県、ソンクラー県)と国境を接し、南側
(ハリラヤでの服装です。ほとんどの男
性はこのように着ています。)
はケダ州と接します。プルリスは、州の中で最も小さな州です。人口はおよそ 20 万人です。
州都はカンガー(Kangar)です。ほかにクアラ・プルリス (Kuala Perlis) やパダン・
ブサール(Padang Besar)などの都市があります。
まずはプルリスの一番人気の食べ物を紹介したいです。それはラクサ(laksa)です。ラク
サの特徴は出汁が普通は肉ではなく魚やエビから
取られることです。ラクサはプルリス中で売られ
ていますが、最も有名な所はクアラ・プルリスで
す。なぜかと言えばクアラ・プルリスは港に近い
からです。海からの新鮮な魚やエビなどが手に入
りすいおかげで、毎日毎日美味いラクサを作るこ
とができます。もしプルリスを訪れる日が来たら、
ぜひプルリスのラクサを食べてみて下さい。
次はプルリスでの大切なイベントを紹介します。
毎年「ラマダン(断食)」と呼ばれるイベントがあ
ります!厳密にいうと「ラマダン」とは「断食を
する月」という意味になります。期間は 1 か月ほ
どで、その間は多くのムスリム(イスラム教徒)の
人々が飲食を止めます。しかし、断食といっても
1 ヶ月の間何も食べないわけではなく、日没から
日の出までの間(夕方以降から翌未明まで)に一日分の食事を摂るのです。ラマダンの特徴
は、夕方になるとたくさんフリーマーケットが開かれることです。そこでは色々な食べ物
があります。そして日が出ると毎日家族と集まって、一緒に食事をします。一か月に及ぶ
断食が終わると、待ちに待ったお祝いの日がやってきます。それが「ハリラヤプアサ」な
のです!
イスラム教徒であるマレー系の人々にとって、一年で最もおめでたい日の一つでもあり
ます。この日は、多くの人が新調した服装で出かけたりします。また、家の装飾替えや大
掃除などもするそうです。なんだか日本のお正月のようですね!
(友達と今年のハリラヤをお祝いしたときの写真です。みんなでBBQをして、
最後には花火を打ち上げました。)