四国中央市チームしこちゅ~移住・定住好循環促進業務委託仕様書 (案) 1 業務名 四国中央市チームしこちゅ~移住・定住好循環促進業務 2 業務の目的 四国中央市では、人口減少問題の克服に向け、「四国中央市まち・ひと・しごと創生総合戦略」 に盛り込まれた各種施策をより効果的に推進し、本市の社会基盤及び経済活動を維持強化してい く必要がある。そのため、本事業では、若者の UIJ ターン支援や本市の強みを生かしたシティプ ロモーションなどの取組により、本市の認知度及び知名度の向上と若者の移住及び定住の好循環 を促進することを目的とする。 3 履行期間 契約締結日の翌日から平成 29 年 3 月 24 日(金)までとする。 4 業務内容 業務内容については、概ね以下のとおりを想定しているが、プロポーザルの提案内容等により委託契 約時に市と事業者双方の協議により確定することとなる。 (1)「あったかしこちゅ~キックオフ交流会(仮称)」の開催(東京・大阪) 首都圏に営業所等を有する本市の企業、本市に縁があり首都圏で活躍している方々等と、都市部 で暮らす本市又は近隣市出身の若者が集う交流会の定期的開催に向けたキックオフイベントを 開催し(本市の企業情報や特産品、強みや魅力の PR 及び参加者との交流)ふるさと回帰の機 運を醸成する。 ①日 程 平成 28 年 12 月~平成 29 年 1 月(予定) ②場 所 東京都内及び大阪府内(各1回)計 2 回 ③参加者 首都圏に営業所等のある本市の企業(東京) 関西圏での交流会に参加できる本市の企業(大阪) 本市又は近隣市出身の学生 その他、四国中央市関係者 など 約 200 名 (2)「あったかしこちゅ~会員サイト(仮称)」のシステム構築と登録促進 ICT を活用した本市情報・交流サイトを構築。上記交流会参加者や大学等との連携による都 市部の若者の登録を拡大。地元高校生には卒業前にサイトへの登録を促し、進学後も本市の情 報を積極的に発信することで、ふるさとの魅力を再確認してもらう。将来的には県や近隣市と の連携を図り、県域及び市域を超えた四国のまんなか地域への UIJ ターンを促進する。 ①日 程 平成 28 年 8 月にプレサイトオープン、10 月に本サイトオープン(予定) ②内 会員登録システムとし、採用募集企業情報、就職アドバイザー掲示板、イベント 容 告知、U ターンノウハウ等の発信やイベント予約受付管理等を行う。 (3)戦略的プロモーション活動の実施 都市部の若者が多く里帰りする時期(お盆・正月)に、大手情報ポータルサイト(yahoo/google) や県内主要民間放送局、ケーブルテレビ、新聞折込等を効果的に活用し、 「あったかしこちゅ~ キックオフ交流会(仮称)」 「あったかしこちゅ~会員サイト(仮称)」「紙のまち魅力体験バス ツアー」の集中的な周知及び広報活動を行うことで、市民をはじめ県や近隣への認知度を高め る。また、都市部で開催される移住フェアでの PR や、都市部の大学への積極的な広報活動を 通じ、戦略的な本市のシティプロモーションを展開し、若者の UIJ ターンを促進する。 ①日 程 平成 28 年 8 月から平成 29 年 2 月まで(予定) ②内 容 大学に対してのチラシ及びポスターの配布、イベント紹介(全国)及び定期訪問 (西日本中心)を実施 地元企業及び市民に対し、CM、新聞折込等での広報活動や情報・交流サイトで のCM公開により集中的な広報活動を実施 (4)就労支援に向けた若者と企業の意向調査 若者の就労支援に向けて、主に本市出身者の大学生や専門学校生などと、市内企業のさまざ まな意向調査を行い、ミスマッチなどによる若者の離職の抑制を図るとともに、働き方の改革 や職場環境の整備を促進する。双方のリアルな情報を吸い上げ、傾向調査することにより、受 け入れ側の準備や環境整備、学生側の情報や志向の把握についてより精度高く行っていき、今 後の本市の取り組みに多くの企業及び学生の賛同を図れるような企画立案及び運営のための現 状把握を行う。 ①実施期間 平成 28 年 7 月から 8 月まで(予定) ②回収方法 ウェブ、メール、郵送、FAX等 ③内 企業向け-若者の受入れ、インターンシップ、自社採用課題等に関する調査 容 学生向け-UIJ ターン、地元情報の理解、情報・交流サイト活用等に関する調査 (5)紙のまちの魅力体験バスツアーの実施 本市からの転出人口が多い地域の若者を対象に体験バスツアーを実施し、本市の基幹産業で ある紙関連企業の工場見学や愛媛県紙産業技術センターにおける研究開発(夢の新素材「セル ロースナノファイバー」 )の説明などを通して、紙のまちの魅力を発信するとともに、現在 6 次 産業化を進めている里芋「伊予美人」や「新宮茶」などの特産品の販路拡大に向けた PR などを 行う。 ①日 程 平成 29 年 3 月(予定) ②内 容 大阪発、松山発及び高松発のバス 3 台を利用し、同日に実施 四国中央市内の企業見学の実施、学生、企業採用担当者及び四国中央市関係者等 との交流会 移動車中-四国中央市プロモーション、就職活動講座等 5 成果品 以下の成果品を印刷物各5部及び電子データ各1部納品するものとする。 (1)「あったかしこちゅ~キックオフ交流会(仮称)」開催報告書 (2)「あったかしこちゅ~会員サイト(仮称) 」ホームページデータ、マニュアル等冊子 (3)「戦略的プロモーション活動」実施報告書 (4)「就労支援に向けた若者と企業意識調査」集計・調査・分析結果報告書 (5)「紙のまちの魅力体験バスツアー」開催報告書 ※電子データのファイル形式は Word 又は Excel データ及び PDF データとする。 また、電子データは CD-R 若しくは DVD にまとめて保存する。 6 成果品の納品場所 本業務の成果品の納入先は、四国中央市役所総務部企画課地方創生推進室とする。 7 留意事項 本仕様書は、本市が想定する一定の業務概要を示すもので、受託者の提案内容を制限するもの ではない。 ただし、提案については、 「地方創生加速化交付金実施計画」に掲げる本事業における重要業績 評価指標(KPI)の目標達成【別紙】に向けた提案内容とすること。 8 その他 (1) 受託者は、業務着手前に本業務にかかる作業方針を提示し、本市の承諾を得ること。 (2) 受託者は、本業務に関する文献等資料を収集し、十分な調査をすること。 (3) 受託者は、業務遂行に際し技術論文等の文献その他の資料を引用した場合には、その出典を 報告書に明記すること。 (4) 受託者は、本業務で調査収集した文献等資料を本市に提出すること。 (5) 業務に必要な資料の収集に要する証明書及び申請書の交付は、受託者の申請による。 (6) 受託者は、四国中央市個人情報保護条例(平成 17 年四国中央市条例第 4 号)を遵守し、本業 務の処理上知り得た秘密を他人に漏らしてはならない。業務完了後もまた同様とする。 (7) 本業務の執行等に伴う費用は、本仕様書等に明記のないものであっても、原則として受託者 の負担とする。 (8) 本業務で得られた成果品の所有権、著作権及び利用権は、ホームページへの掲載を含め本市 に帰属する。 【別紙】 本事業における重要業績評価指標(KPI)と地方版総合戦略における基本目標と数値目標 本事業終了後 数年後(参考) ① 本事業における重要業績評価指標(KPI) 指標値 年月 指標値 年月 交流会への参加者(学生/企業/社会人) 100人/50社/50人 平成31年3月 累計500人/250社/250人 平成32年3月 サイト情報掲載企業数 200社 平成31年3月 220社 平成32年3月 サイト登録者数(本市出身/近隣出身) 500人/150人 平成31年3月 600人/300人 平成32年3月 就労支援による市内就職者数 5名 平成31年3月 累計20名 平成32年3月 ② 地方版総合戦略における基本目標と 数値目標 【基本目標】産業活力の創造と魅力的な職場環境の整備 【数値目標】移住・定住に関する年間相談件数 200件【現状(平成26年度)-件】 【基本目標】地域の宝(ひと・もの・こと)の情報発信による交流人口の拡大 【数値目標】ホームページの年間アクセス件数 100,000件【現状(平成26年度 97,694件】 移住相談会での年間相談件数 100件【現状(平成26年度)-件】 就労支援サポート件(社)数 30件【現状(平成26年度) 20件】
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