落札者決定基準について(PDF:160.0 KB)

落札者決定基準について
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が発注する、
「Tokyo 2020 ブラ
ンドデザイン開発に係る業務委託」に関する落札者決定基準については、次に掲げる方法
による。
1 審査機関
(1) 本委託業務の審査については、Tokyo 2020 ブランドデザイン開発に係る委託事業
者選定審査会(以下、
「審査会」という。
)において実施する。
2 落札者決定基準
(1) 落札者の決定方法
(ア)3 に定める評価方法により算出された技術点と価格点の合計点が最も高い者を
落札者とする。
(イ)最高得点者が二社以上ある時は、別日程を設け、委員に対して再度プレゼンテ
ーションを行った後、委員が落札者を決定する。
(2) 技術点、価格点の配分
点数については100点満点とし、得点配分については、技術点80点、価格点
20点とする。なお、技術点については80点満点とし、内訳は次のとおり。
評価項目
技術点
(80点)
1
過去の実績
10
2
ブランド戦略策定手法
10
3
デザイン開発手法
20
4
組織体制
40
合計
80
3 委託業務の技術点及び入札価格の評価方法
委託業務の推進・遂行力・技術並びに入札価格の評価については、技術提案書に基づき
次のとおり行うこととする。
(1) 評価基準については、次の 4 に示す。
(2) 評価基準に記載している評価項目(1)~(4)を必須の評価項目とし、評価基準
に記載している項目を評価する。
(3) 各提案会社の技術点については、審査委員会の委員の採点を平均した点をもってそ
の技術点に係る得点とする。
(4) 入札価格については、その入札価格に応じ、点数化するものとする。点数化の方法
については、次に示す方法による。
「価格点:満点の価格点-(入札価格÷予定基準価格)×満点の価格点」
(5) 技術点及び価格点はいずれも小数第2位を四捨五入し、小数点第1位までを有効と
する。
4 評価基準
技術提案書の評価基準は、以下のとおりとする。記載する事項が無い場合は当該箇所
について記載する必要はないが、得点は0点となる。
(1) 過去にブランド戦略開発において請け負ったことがある業務経験について
(合計10点)
(ア)国内外で開催された国際的なスポーツ大会、国際的な博覧会イベントのブランド戦
略開発の業務経験について
なお、国際的なスポーツ大会とはオリンピック、パラリンピック、FIFA ワールド
カップ又はオリンピック競技における国際競技連盟所管の世界大会であり、国際
的な博覧会とは BIE(博覧会国際事務局)の承認のもと、国際博覧会条約に基づき
開催される複数の国が参加する博覧会をいう。
(2) ブランド戦略策定の対応について(合計10点)
(ア)大会ビジョンに基づいたブランド戦略策定の手法、考え方について
(3) ブランド戦略開発以降のデザイン開発の対応について(合計20点)
(ア)マスコットの作成手法、考え方
(イ)OCOGマーク、ノンコマーシャルマークの作成手法、考え方
(ウ)各部署からデザインの依頼を受けた場合の作成手法、考え方
(4) 本事業を実行する組織体制(合計40点)
(ア)詳細な組織体制図について
(イ)担当者が過去に担当した類似した業務について
(ウ)デザイン決定プロセスに係る国内外関係機関との調整について
(エ)組織委員会へ業務上常駐できる人材(日本語、英語が対応可能な人材も含む)と、
本事業を実行するための備品(パソコン等)の持ち込みについて
(オ)本事業の全体的なスケジュールについて
加点項目の採点基準について
・評価は1~5までの5段階とする。
・評価タイプ(10 点、5 点)により段階ごとに加点を行う。
・評価は、以下の別表のとおりとする。
【別表】
評価
段階
評価タイプ
内容
10 点
5点
5
非常に優れている提案
10
5
4
ややすぐれている提案
7
3
3
標準的な提案
4
2
2
やや劣っている提案
2
1
1
非常に劣っている提案または未記載
0
0