宇城市電子納品管理システム導入業務委託 業者選定評価基準 宇城市 宇城市電子納品管理システム導入業務委託業者選定評価基準 １ 概要 提案者の見積書及び提案書等に対して以下に定める基準に従った方法により評価す る。 ２ 評価方法 （１）評価者 市職員で構成する「宇城市電子納品管理システム導入業務委託に係る公募型 プロポーザル評価委員会」（以下「評価委員会」という。）を設置し、各委員が 各提案についてそれぞれ評価を行う。 （２）総合評価配点 金額に係る評価点（価格点）と価格以外の要素に係る評価点（技術点）を計 算した上で、これらを合計した得点を提案者の総合評価点とする。なお、価格 点と技術点の得点配分は次のとおりとする。 価格点 技術点 区分 配点 提案書 機能要件 見積書 ４５点 ３５点 ２０点 合計 １００点 （３）価格点 価格点の計算方法は次のとおりとする。 価格点 ＝ ２０×(最低提案見積額÷当該提案見積額)（点） 最低提案見積額とは、各提案者の見積額を比較し、最も安価な見積額とする。 価格点に小数点以下が生じた場合は、小数点第二位を四捨五入し、小数点一位 止めとする。 （４）技術点 技術点は、提案書、機能要件から構成される。提案者からの提案内容を、プ レゼンテーションを通じてそれぞれ次の基準により評価する。 ア 提案書 提案書の評価は、提案者から提出された提案書をもとに、プレゼンテーシ ョン及びデモンストレーションを通じて評価を行うこととする。提案書の採 点方法は、プロポーザル実施要項に記載の目次７（プロポーザルの提案課題）、 提案書の構成それぞれに割り当てられた配点に以下の評価結果の係数を乗 じて採点結果とする。 評価 評価基準 係数 ○ 優れた提案である。 １．０ △ 概ね妥当な提案である。 ０. ５ × 記載が無い又は不十分な提案である。 ０. ０ - 1 - イ 機能要件 機能要件の評価は、機能要件定義書で示す要件に対する提案者の提案を書 類評価することとする。なお各要件に対する回答は以下のようにすること。 対応 基準 係数 ○ 要件を満たす。 １．０ △ カスタマイズ（無償）またはそれ以外の条件付き で要件を満たす。 ０. ５ × 要件を満たさない。 ０. ０ ３ 評価項目の設定 次のとおり、評価項目及び評価配点を設定する。 （１）提案書 評価項目 信頼性 業務の実施体制 評価基準 配点 システムの規模、開発期間等を考慮した実施体制・人員 であるか。 基本姿勢（業務の理解 仕様書等で示している本業務内容を良く理解し、具体的 度、説明力） な提案があり、十分な内容説明ができているか。 会社概要（企業信頼度） 会社規模が大きく、アピールポイントも高く、信頼性が 高いか。 導入実績（稼働中に限 電子納品保管管理、ＣＡＤの導入実績は豊富か。 る） システム システムの運用面 ５ ３ ３ ３ 機能要件定義書に示している内容を満たしているか。ま た、満たしえない場合でも、その理由や代替案が示され ６ ているか。 システムの機能性 機能要件定義書に示している内容を満たしているか。ま た、満たしえない場合でも、その理由や代替案が示され ８ ているか。 セキュリティ面 仕様書で示しているセキュリティ要件に関する基本的考 え方を良く理解し、堅牢な対策を講じているか。また新 ５ たな工夫があり、それは効果が高いか。 将来性・拡張性 将来の基準等の改定に対応できる拡張性はあるか。シス テム内容の変更に柔軟に対応できるか。 サポート 操作研修・業者説明会 操作研修・説明会について、十分な内容・回数であるか。 支援 ４ ３ 保守体制（緊急時含む） 仕様書で示している運用・保守要件に関する基本的考え 方を良く理解し、保守・サポートに対する体制は万全で ５ あるか。 小計① - 2 - ４５ （２）機能要件 評価項目 管理情報登録 評価基準 管理情報は案件番号 ,案件名称,など案件を識別で きる最低限の項目で登録できる。 任意管理情報の登録 ・任意管理情報は、リストから選択するなどの方法 処理 １ ・管理情報には INDEX_*.XML で管理 している情報以 外にも登録できる。 情報登録 配点 １ でも登録できる。 関連書類の登録 職員が作成した電子ファイルを電子納品成果の案件 として関連して登録できる。関連書籍に登録する電 子ファイルは一度の操作で複数のファイルを登録で １ きる。関連書類はフォルダ単位に管理できる。 地図上への登録 地図上にマウスで図形をプロットし納品データを関 連付け登録できる。 管理情報表示 電子納品成果の INDEX_*.XML の各管理ファイルの情 報を表形式等で分かりやすく表示できる。 サムネイル表示 表示処理 サーバーに登録された図面、写真データをサムネイ ル表示できる。 複数ファイルの表示 図面や写真及び報告書等、同時に複数枚を表示がで きる。 チェック・コメントの ファイル毎にチェックやコメントを付けることがで 表示 き、表示することができる。 複数指定したファイル 複数指定したファイルをまとめてダウンロードでき ダウンロ のダウンロード る。 ード処理 ファイル、フォルダの ファイル単位、フォルダ単位でダウンロードできる。 ダウンロード 電子納品 削除処理 削除候補一覧からの案 保管管理期限切れ等で抽出された削除案件一覧を表 件削除 示し、削除できる。 保管管理機関の設定 保管管理期間を設定できる。 管理項目検索 管理項目で検索し、対象案件一覧を表示できる。 １ １ １ １ １ １ １ １ １ 電子納品の管理項目で AND 検索、絞込み検索できる。 １ 案件一覧の CSV 出力 案件一覧を CSV 形式で出力できる。 １ ファイル検索 管理項目及びファイル名で案件内のファイルを検索 し一覧表示できる。 検索処理 キーワード検索と併用して検索できる。 地図検索 １ 地図上から納品（登録）データを検索できる。 １ - 3 - 評価項目 ログイン ID、パスワー 認証管理 設定 評価基準 ログイン ID、パスワードの登録・変更できる。 ドの登録・変更 ログイン ID、パスワー 組織別のログイン ID、パスワードを登録できる。 ドの組織別管理 システム 管理 配点 １ １ 管理項目の修正 管理項目情報を修正できる。 １ ログイン履歴表示 ログイン履歴を一覧表示できる。 １ ログイン ID、パスワー 組織別のログイン ID、パスワードを認証できる。 ドの組織別認証 システム管理者ログイ システム管理者用のログイン ID、パスワードを認証 ン ID、パスワード認証 できる。 日本語メニュー 日本語メニューによる表示で、容易に操作を行うこ とができる。 Excel 連携 １ １ １ 普段から使い慣れている EXCEL との連携を強化。 EXCEL で作成した表を CAD 化して取り込む、逆に CAD 図面上の表や計算書も EXCEL に変換出力し書類作成 １ などに活用が可能。 各種ファイル互換 SXF(P21,SFC)/DXF/DWG/JWW/JWC/JPG/TIF/BMP などの 各種データフォーマット形式に対応。古いバージョ ンのデータとの互換性が高いため、古いデータを確 １ 実に変換できる。 レイヤ管理 各レイヤごとのプレビュー一覧表示で確認や管理が 可能。また CAD 製図基準にあった CAD ファイル取込 時に自動で日本語レイヤ名をセットできる。また、 ＣＡＤ製図基準に沿ったレイヤ振分けができる。将 来 ＣＡＤ １ 各自治体でオリジナル CAD 製図基準を作られた 際にも短期間に対応できる開発・メンテナンス体制 システム を取っている。 チェック機能 作成された図面がＣＡＤ製図基準に適しているかチ ェックし、結果を表示及び出力することができる。 自動修正 １ 既存の図面において、ＣＡＤ製図基準に適合してい ない要素（線種、線色、文字等）を自動で修正する １ ことができる。 発注図面作成 旗上げや引き出し、着色及び工区切り出し等を容易 に行うことができる。 構造物の作図及び数量 構造物の寸法値を選択することにより、容易に作図 計算 することができ、併せて数量計算表も作成すること １ １ ができる。 自動計算 土量計算や面積計算を自動で行うことができ、図面 上に帳票を作成することができる。 - 4 - １ 評価項目 各種データのＣＡＤ化 評価基準 配点 ＰＤＦやラスタデータ等をＣＡＤデータとして変換 することができる。 朱書き機能 力・訂正が可能。 ＣＡＤ システム 変更図面など一目でわかるように朱書きでの数値入 車両軌跡図 道路幅と車両の大きさを考慮したシミュレーション が可能。 拡大図作成 詳細部分など一部を拡大して表示・作成する事が可 能。 小計② 見積額 最も低い額を満点とし、その額との比率を用いて（少 数点第２位を四捨五入）算出 小計③ １ １ １ １ ３５ ２０ ２０ 合計①＋②＋③ １００ ４ 最優秀提案者の選定 この選定評価基準に基づく評価の結果、総合評価点が最も高い一者を本業務の契約 を締結する候補となる事業者として選定する。 ただし、最高点の者が複数いる場合は、提案金額の安価な者を最優秀候補者として 選定する。なお、評価点が同点で提案金額が同額である者が複数いる場合は、評価委 員会委員長の評価で最高点の者を最優秀提案者として選定する。 ５ 提案者が１者または参加申し込みがない場合等の取扱い 提案者が１者のみの場合であっても評価は実施し、評価の結果において基準点を満 たすときは当該応募者を最優秀提案者とする。また、基準点に満たない場合、又は提 案者の参加がない場合は再度公募を検討する。 - 5 -
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