ユネスコおよびユネスコスクールとは 1.ユネスコスクールへの加盟 2014 年度、本校はユネスコスクールへの加盟が認定されました。ユネスコスクールとはユネスコの理念を実現するため、世界各国・各地で 10,000 校近く（日本では 800 校近く）が参加している、平和についての共通テーマを学ぶ国際的な学校（ネットワーク）です。ユネスコスクールは、持続可能な開発のための教育＝ESD の拠点校となっています。ユネスコスクールのネットワークを利用して、環境・平和活動を世界中へ広げていきます。 2.ユネスコ（UNESCO）とは 1945 年 11 月に設立された、国連の専門機関です。第二次世界大戦への反省から、教育・科学・文化の国際協力を通じて平和をつくる努力をしています。世界遺産を登録している組織、として知っている人も多いかもしれませんね。（右は日本ユネスコ国内委員会のマーク）ユネスコ憲章戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなくてはならない。（中略）政府の政治的及び経済的取極のみに基づく平和は、世界の諸人民の一致した、しかも永続する誠実な支持を確保できる平和ではない。よって平和は、失われないためには、人類の知的及び精神的連帯の上に築かなくてはならない。 3.ESD とは世界には、環境、貧困、人権、平和、開発といった様々な問題があります。 ESD （Education for Sustainable Development:持続発展可能な開発のための教育）とは、これらの現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取組むことによりそれらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そしてそれによって持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動です。春日丘高校での授業や活動のひとつひとつがこれにあたります。